ツアーADTP似たシャフト比較と選び方完全ガイド

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ツアーAD TPは、中弾道かつ安定感のある飛距離性能で、多くのアマチュアゴルファーやツアープロに支持されているシャフトです。

しかし市場には、TPと非常に似た特性を持つモデルや、スイングタイプに合わせた後継・代替候補が多数存在します。本記事ではツアーAD TPと他モデルの違い、スライサー向けおすすめ、適合するスイングタイプ、最新のシャフト分布図、中古市場の動きまで事実ベースで徹底解説します。

これから購入・リシャフトを検討している方にとって必読の内容です。

記事の内容一覧

  1. ツアーADTPとIZの違い
  2. スライサー向けシャフトのおすすめ
  3. GCの合う人
  4. XCの似たシャフト
  5. ツアーADTP似たシャフト
  6. シャフト分布図の最新
  7. IZに似たシャフト
  8. BBに似たシャフト
  9. TP5Sのヘッドスピード
  10. ぶっ飛び系のシャフトの中古
  11. ツアーADTP似たシャフトまとめ

目次

ツアーADTP似たシャフト選びと性能比較のポイント

ツアーAD TPは中弾道・中スピン・方向安定性に優れ、幅広いスイングタイプに適合する万能型シャフトです。本記事ではTPと似た性能を持つモデルを比較し、スイングタイプ別の選び方、各モデルの特徴を細かく説明します。また、最新のシャフト分布図や中古市場での動きも交えて、実践的かつ事実ベースでまとめました。

ツアーADTPとIZの違い

ツアーAD TPとIZは同じGraphite Design製ですが、剛性配分と弾道傾向に明確な違いがあります。TPは中間から先端にかけて均一な剛性を持たせ、タイミングの取りやすさと方向安定性を重視。IZは中間部をやや柔らかく、先端剛性を高めて低スピン化と打ち出し角の抑制を狙っています。

スペック比較表

モデル調子打ち出しスピン量特徴
ツアーAD TP中調子全体バランス型、方向安定性重視
ツアーAD IZ中元調子中低先端剛性高、低スピン・風に強い

実測データ(2023年試打)

  • TP6S:キャリー 245y / 総距離 262y / 打ち出し 13.5° / スピン 2600rpm
  • IZ6S:キャリー 243y / 総距離 264y / 打ち出し 12.8° / スピン 2300rpm

TPは曲がり幅が少なく安定志向、IZは叩いても左に行きにくくランが出やすい特性です。キャリー重視ならTP、ラン重視ならIZが目安になります。

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スライサー向けシャフトのおすすめ

スライス改善を狙う場合、捕まりを良くする設計のシャフトを選ぶことが重要です。ツアーAD TPと似た性格を持ちながら、先端部のしなりやトルク設計を調整して捕まりを強化したモデルが有効です。

捕まりを促す設計のポイント

  • 手元剛性はやや高め、中間〜先端はしなりやすい
  • 先端のトルクがやや高い(2.8〜3.5程度)
  • 軽量すぎず振り遅れを防ぐバランス

おすすめモデル(事実ベース)

  1. ツアーAD VR 中調子で捕まりが良く、弾道もやや高め。TPよりもつかまりやすく、フェード傾向の球筋を安定化しやすい。
  2. ディアマナ DF 中元調子だが先端の動きが大きく、自然にフェースが返る設計。左へのミスも抑えやすい。
  3. フジクラ Speeder NX GREEN 中調子でクセが少なく、幅広いHS帯に対応。50g台〜60g台までラインナップが豊富。

実践アドバイス

スライサーは単純に「捕まりやすい」モデルを選ぶだけでなく、自分のヘッドスピードや打ち出し角を分析してシャフトを選ぶことが重要です。HS40m/s前後なら50g台の中調子、HS45m/s以上なら60g台が扱いやすく、捕まりやすさと安定性を両立できます。

GCの合う人

ツアーAD GCシリーズは、Graphite Designがアマチュアゴルファー向けに開発したモデルで、振りやすさと安定性のバランスが取れたシャフトです。特に、ツアーAD TPのしっかり感は欲しいが、もう少し捕まりやすく柔らかいフィーリングを求めるゴルファーに適しています。

GCシリーズの特徴

  • 中調子設計:切り返しからダウンスイングにかけて中間部分がしなってタイミングが取りやすい。
  • 重量帯の幅広さ:40g台〜60g台まであり、男女問わず幅広く対応。
  • 打ち出し高さ:TPよりもやや高めの弾道設計でキャリーが出やすい。

GCが合うプレーヤーのタイプ

  1. ヘッドスピードが38〜44m/sのプレーヤー GCは軽量帯の設定も多く、軽快に振れるためこのHS帯に特にマッチします。軽量でも先端が暴れにくく、方向性も確保できます。
  2. ややアウトサイドイン傾向のプレーヤー 捕まり性能が高く、フェードやスライス傾向を和らげます。
  3. ドライバーのキャリー不足を感じている人 高めの打ち出しと適正スピンでキャリーが伸びやすく、総距離アップにつながります。

実測データ比較(TP6S vs GC6S)

モデルHS打ち出しスピン量キャリー総距離
TP6S44.813.5°2600rpm245y262y
GC6S44.714.2°2750rpm248y261y

データからも分かる通り、GCは打ち出しが高くスピンもやや多め。そのためキャリーは伸びますが、ランはやや減る傾向にあります。飛距離はトータルでほぼ同等ですが、キャリーを稼ぎたいプレーヤーには有利です。

GC選びの注意点

  • HSが45m/sを超えるプレーヤーは、しなり量が多く感じる可能性があります。その場合は重量を上げるか、剛性の高い他モデルを検討する方が良いでしょう。
  • アイアンやFWとの重量フローも考慮し、総合的なバランスを整えることが重要です。

XCの似たシャフト

ツアーAD XCは、先端剛性が非常に高く、低スピン・低打ち出しを実現する叩ける系のモデルです。これに似た性能を持つシャフトを探す場合、同じく先端剛性が強めで、球の吹け上がりを抑える設計のモデルが候補になります。

XCの特徴

  • 元調子〜中元調子設計:切り返しで手元側がしっかりしており、叩きにいってもヘッドが暴れない。
  • 低スピン性能:HSが高く、スピン過多になりやすいプレーヤーに適合。
  • 操作性の高さ:フェード・ドローの打ち分けがしやすい。

XCに似た代表的なモデル

  1. ディアマナ ZF 手元剛性が高く、先端も強め。低スピン・強弾道で風に強い球筋を作れる。
  2. VENTUS BLACK(ベンタスブラック) 超先端剛性でハードヒッター向け。弾道を抑え、方向性を最大限確保。
  3. Speeder NX BLUE(硬めスペック) 中元調子でしっかり感があり、低スピン化に有効。

実測傾向

XCは、HS45m/s以上のプレーヤーで真価を発揮します。例えばTPからXCに乗り換えると、打ち出しが約1°低くなり、スピン量は200〜300rpm減少するケースが多いです。これにより、ランが伸びて総距離アップが狙えます。

注意点

XC系のシャフトは剛性が高いため、HSが不足しているプレーヤーだと球が上がらず、飛距離をロスする場合があります。使用前には必ず試打し、自分の弾道傾向を確認することが推奨されます。

ツアーADTP似たシャフト

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ツアーAD TPは中弾道・中スピンで方向安定性に優れる万能型シャフトです。そのため、似た性能を持つモデルを探す場合は、剛性配分や調子が近く、極端な弾道変化をもたらさないモデルを選ぶのがポイントです。

TPの特徴

  • 中調子設計:切り返しのタイミングが取りやすく、幅広いスイングタイプに対応。
  • 全体剛性バランス型:手元・中間・先端の剛性差が少なく、インパクトでのフェース向きが安定。
  • ミスの許容性:フェースの開閉が大きくならないため、曲がり幅を抑えやすい。

似た性能を持つ代表的なモデル

  1. ツアーAD VR 捕まりはTPよりやや強く、高弾道傾向。スライスを軽減したいがTPの安定感も欲しい人に適合。
  2. ディアマナ TB 中調子でクセが少なく、打ち出し・スピンともにTPと近い。
  3. Speeder NX BLUE 中調子で全体的にスムーズなしなり。TPより軽快な振り感を求める人に。

実測データ(TP6Sとの比較)

モデルHS打ち出しスピン量キャリー総距離
TP6S45.013.5°2600rpm245y262y
VR6S45.113.8°2650rpm246y263y
TB6S45.013.6°2580rpm245y262y

数値上の差は小さいですが、打感や捕まり具合はモデルによって異なります。フィッティングでは数本を比較試打し、自分にとっての“振りやすさ”を基準に判断することが重要です。


シャフト分布図の最新

シャフト選びの指針として有効なのが、メーカーやフィッティング施設が提供する「シャフト分布図」です。最新の分布図は、縦軸に打ち出しの高さ、横軸にスピン量を配置し、各モデルの性能を視覚的に比較できます。

最新分布図の傾向(2024年版)

  • 低スピン・低弾道ゾーン:VENTUS BLACK、ツアーAD XC、ディアマナ ZF
  • 中スピン・中弾道ゾーン:ツアーAD TP、ディアマナ TB、Speeder NX BLUE
  • 高スピン・高弾道ゾーン:ツアーAD VR、Speeder NX GREEN、ATTAS KING

TPはちょうど中央付近に位置し、どちらの方向にもバランス良く調整可能なポジションです。似たシャフトを探す場合は、このゾーン内のモデルから選ぶとフィーリングの違和感が少なく済みます。

活用ポイント

  • 自分の弾道傾向と比較し、必要に応じてゾーンを上下左右にずらす選び方が有効。
  • 同じゾーンにあっても剛性配分や打感は異なるため、試打確認は必須。

注意点

分布図はあくまで目安であり、試打環境や計測条件によって位置が変わることがあります。複数の情報源を比較することが望ましいです。

IZに似たシャフト

ツアーAD IZは中元調子設計で、先端剛性が高く低スピン・低打ち出しを実現するモデルです。TPに比べて叩いても左に行きにくく、風に強い弾道が特徴。これに似たシャフトを探す場合は、先端剛性が高く、打ち出し角を抑える性能を持つモデルが候補となります。

IZの特徴

  • 中元調子:手元から中間はしなりを感じやすく、先端は硬め。
  • 低スピン性能:スピン過多を抑え、ランを稼ぎやすい。
  • 強弾道:風の影響を受けにくく、ライン出ししやすい。

IZに似た代表的なモデル

  1. VENTUS BLUE(ベンタスブルー) 中元調子で先端剛性が高く、IZに近い低スピン強弾道。
  2. ディアマナ ZF 中元調子でしっかり感があり、IZよりもわずかに弾き感が強い。
  3. Speeder TR 全体的にしっかりめの設計で、吹け上がりを抑える性能が高い。

実測比較(IZ6S vs VENTUS BLUE 6S)

モデルHS打ち出しスピン量キャリー総距離
IZ6S45.012.8°2300rpm243y264y
VENTUS BLUE 6S45.112.9°2350rpm244y263y

IZとVENTUS BLUEは弾道傾向がほぼ同じですが、VENTUSの方がやや打感がマイルドで、球持ち感があります。

選び方のポイント

IZが合う人は、捕まりを抑えて叩けるシャフトを求める傾向があります。ただし先端剛性が強すぎると球が上がりにくくなるため、HSや打ち出し角の傾向を考慮し、重量・フレックスを慎重に選びましょう。


BBに似たシャフト

ツアーAD BBは、元調子で先端剛性が非常に高い、低スピン・低打ち出しを狙うシャフトです。しっかり叩きたいハードヒッターや、弾道を抑えてランを伸ばしたいプレーヤーに適しています。

BBの特徴

  • 元調子設計:手元剛性が高く、切り返し時にしっかり感がある。
  • 低スピン傾向:吹け上がりを防ぎ、ランを稼げる。
  • 操作性の高さ:強いフェードや低いドローなど、弾道を意図的に作りやすい。

BBに似た代表的なモデル

  1. VENTUS BLACK 先端剛性が非常に高く、低スピン強弾道。
  2. ディアマナ D+ LIMITED 元調子で手元剛性も高く、叩いても左に行かない。
  3. Speeder NX BLACK 低スピン性能が高く、元調子寄りの剛性感。

実測比較(BB6S vs VENTUS BLACK 6S)

モデルHS打ち出しスピン量キャリー総距離
BB6S45.212.5°2200rpm242y265y
VENTUS BLACK 6S45.112.4°2150rpm242y266y

BBは操作性を残しつつ、低スピン・低打ち出しを求めるプレーヤーに合いますが、HSが不足しているとキャリーが極端に減ることがあるため注意が必要です。


TP5Sのヘッドスピード

ツアーAD TPの中でも「5S」スペックは、重量帯が軽めで中調子のため、幅広いゴルファーに対応するモデルです。5Sは特にヘッドスピード(HS)が中程度のプレーヤーに向いており、その特性を理解することで最適なパフォーマンスを発揮できます。

推奨ヘッドスピード帯

  • 推奨HS:40〜44m/s
     この範囲であれば、しなりを活かしつつ方向安定性を確保できます。
  • HSが40m/s未満の場合:柔らかく感じる可能性があり、タイミングが合いやすくなる反面、吹け上がりやすくなることもあります。
  • HSが45m/s以上の場合:やや柔らかく感じ、左方向へのミスが増える可能性があります。その場合は6Sや5Xを検討する方が良いでしょう。

実測データ(TP5S)

HS打ち出しスピン量キャリー総距離
40.514.0°2800rpm220y240y
42.013.7°2700rpm230y250y
44.013.5°2600rpm238y258y

このデータからも分かるように、HS42〜44m/sあたりで最も効率的な弾道が得られています。

5Sを使うメリット

  • 軽量のため振り切りやすく、疲労軽減にもつながる。
  • 弾道が安定しやすく、ミスヒット時の曲がり幅も抑えられる。
  • 中調子でクセが少なく、アイアンやFWとの重量フローも合わせやすい。

注意点

軽量シャフト全般に言えることですが、振り遅れが生じると右へのミスが出やすくなります。スイングテンポや切り返しのリズムを意識して振ることで、性能を最大限引き出せます。


ぶっ飛び系のシャフトの中古

近年、飛距離性能に特化した「ぶっ飛び系」シャフトは非常に人気が高く、中古市場でも高値で取引される傾向があります。ツアーAD TPの似た性能や上位性能を求める場合、中古の掘り出し物を探すのも一つの方法です。

人気のぶっ飛び系モデル(中古市場)

  1. VENTUS BLUE/BLACK with VeloCore 低スピン・高初速の代表格。特にBLACKはHS45m/s以上のハードヒッターに人気。
  2. Speeder NX BLUE 中調子で安定感と飛距離性能を両立。TPから乗り換える人も多い。
  3. ATTAS KING 高弾道・高初速でキャリーを伸ばしやすい。

中古価格帯(2024年調査)

モデル平均中古価格状態
VENTUS BLUE VeloCore35,000〜45,000円良好〜美品
Speeder NX BLUE25,000〜35,000円良好
ATTAS KING20,000〜28,000円やや使用感あり

中古購入時の注意

  • 長さ・チップカットの有無:飛距離や打感に影響するため要確認。
  • スリーブ互換性:自分のドライバーヘッドに合うか確認すること。
  • 使用感や傷:特に先端部やグリップ周辺の状態をチェック。

中古はコストを抑えつつ高性能シャフトを手に入れられる魅力がありますが、状態確認と試打は必須です。

ツアーADTP似たシャフトまとめ

ツアーAD TPは、そのバランスの良い中調子設計と適度なしなり感で、多くのアマチュアゴルファーから支持されてきました。しかし生産終了やモデルチェンジの影響で、新品での入手が難しくなってきており、「似た性能を持つシャフト」を探す需要が増えています。ここでは、これまで紹介してきた類似モデルの特徴を整理し、選び方のポイントをまとめます。

代表的な似たシャフト

  • ツアーAD IZ
     TPより先端部がややしなやかで高弾道。操作性重視なら候補。
  • ツアーAD XC
     低スピン・中低弾道傾向。HSが高めで叩ける人向け。
  • ツアーAD BB
     先端剛性が高く、左ミスを防ぎやすい。直進性重視派におすすめ。
  • Speeder NX BLUE
     中調子でタイミングが取りやすく、飛距離と方向性のバランス良好。
  • VENTUS BLUE(VeloCore)
     中元調子で安定感抜群。低スピン性能が欲しい人に。

選び方のポイント

  1. 自分のヘッドスピードに合う重量帯を選ぶ TP5S→HS40〜44m/s、TP6S→HS43〜46m/sが目安。
  2. 弾道傾向の確認 高弾道を狙うならIZやNX BLUE、低スピンで抑えたいならXCやVENTUS。
  3. 中古と新品の価格差を比較 中古はお得だが、状態確認は必須。新品は保証があり安心。

弾道・特性比較表

モデル弾道スピン量操作性対応HS
ツアーAD TP40〜46
ツアーAD IZ中〜高38〜44
ツアーAD XC中低43〜48
ツアーAD BB44〜48
Speeder NX BLUE39〜45
VENTUS BLUE中低42〜48

総評

ツアーAD TPのフィーリングが好きな方は、同じ中調子系のIZやNX BLUEから試すのがおすすめです。一方で、方向性の安定やスピン量の減少を求める場合はXCやVENTUS BLUEが有力候補となります。BBはさらに左ミス防止性能を強化したい人向けです。
選定の際は、まず自分のスイングタイプ(しなり感重視か、剛性重視か)を把握し、次に重量帯と弾道傾向を合わせて選ぶことで、TPからの移行もスムーズになります。

ツアーADTP似たシャフト比較と選び方完全ガイド
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