アッタス 比較表で歴代モデルを正しく理解する徹底ガイド

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アッタスシリーズはモデル数が多く、素材設計やキックポイントの違いによって性能の幅も非常に広いシャフトです。そのため、歴代モデルの特徴を正しく理解しておくと、自分のスイングタイプに合う1本を選びやすくなります。

本記事では、アッタスの歴代モデルを系統立てて整理し、分布図で位置づけを把握しながら、どのような特性のシャフトが自分に適しているのかを詳しく解説していきます。初代から最新モデルまでの流れと、実際に人気のあるモデル同士の違いを比較表としてまとめることで、選び間違いを防ぎやすくなるように構成しました。

記事の内容一覧

  1. アッタスシャフトの歴代
  2. 分布図
  3. おすすめと種類
  4. アッタス比較表
  5. 飛ぶシャフトは?
  6. 初代は?
  7. 6とT2とダース
  8. アッタス比較表まとめ

目次

アッタス 比較表を使った選び方総まとめ

アッタスシリーズは歴代で設計思想が明確に変化しており、トルク、調子、しなり戻り量などがモデルごとに異なります。そこで本記事では、歴代モデルの特徴を整理し、分布図によって位置づけを可視化し、さらにおすすめモデルや系統を比較することで選び方の目安を提示します。初代とダースやT2などの人気モデルの違いにも触れ、最後に比較表で総まとめしています。

アッタスシャフトの歴代

アッタスシリーズはUST Mamiyaが展開する代表的なカーボンシャフトで、2009年にリリースされた「初代ATTAS」からスタートしました。歴代モデルはそれぞれ明確なコンセプトが設定されており、毎作「走り系」「粘り系」「操作性系」などが異なる方向で強化されています。ここでは歴代の特徴を整理し、どのようにシリーズが進化してきたのかを詳細に解説します。

■ 初代ATTAS(2009)

初代はカーボンのしなり戻りを最大限活かす「走り系」の特性を持ち、インパクトでのヘッド加速が大きく、スピン量を必要以上に増やさずにキャリーを伸ばすことを目的に設計されました。当時としては先中調子の戻り感が強調されたモデルで、HS40〜45m/sのプレーヤーから高評価を獲得しています。クセが少なく幅広い層に使われたのが特徴です。

■ ATTAS 2〜5(派生と方向性の固定期)

ATTAS2は中調子寄りに変更され、操作性と再現性が強化されました。ATTAS3・4・5はシリーズとしての方向性を確立する時期で、しなり感の違いを細かく分けることで、プレーヤーの打ち方に合わせやすくなった点がポイントです。特にATTAS5 GoGoは弾きが強く、上級者にも人気がありました。

■ ATTAS 6〜9(安定性と高性能化)

6は中元調子の粘り系として評価され、T2やDDなどの人気モデルと比較されることが多いシャフトです。7以降は先端剛性の強化やトルクの最適化が進み、ミスへの許容度が大幅に向上しました。ATTAS 9は特に中・上級者が強く支持し、タイミングの取りやすさと操作性のバランスが高いレベルで仕上がっています。

■ ATTAS 10(ダース)

ダースはシリーズ10作目の節目として作られ、中調子ベースながら弾きの強さを前面に押し出したモデルです。軽量帯の振り抜きやすさと、中重量帯の強い弾道の両立を図り、幅広いプレーヤーに適応する万能性を持ちます。後半のモデルとして特に人気の高い1本です。

こうした歴代の流れを俯瞰することで、アッタスシリーズが単なる派生ではなく、シャフト設計の方向性を時代に合わせて明確に進化させてきたことが分かります。

分布図

アッタスシリーズを理解する際に非常に役立つのが「性能分布図」です。これはトルク値、調子、重量帯、先端剛性、しなり戻り速度などを軸にしてモデルをマッピングすることで、シリーズ間の違いを視覚的に把握できるようにしたものです。ここでは、アッタスの主要モデルがどの位置づけにあるのかを、プレーヤーのスイングタイプ別に整理しながら詳しく説明します。

■ 走り系(先調子/しなり戻りが強い位置)

このエリアには初代ATTAS、ATTAS5 GoGo、ATTAS 10(ダース)などが位置します。共通点は「手元側の柔らかさを活かし、先端が加速して走る」こと。ヘッドスピードが標準〜やや速めのプレーヤーが打つと、自然なつかまりと高初速を得やすく、キャリーが伸びやすい傾向があります。アウトサイドインやインパクトでヘッドが開きやすい人にもマッチしやすいゾーンです。

■ 粘り系(中元調子/挙動が落ち着く位置)

ATTAS 6、ATTAS 7、ATTAS T2などはこの位置に含まれます。特徴は「インパクトの再現性が高い」こと。手元〜中間の剛性を高くし、タイミングのぶれを抑えたモデルが多いため、フェースコントロールが重要な中・上級者からの支持が厚い分類です。弾道を抑えたい、強い直進性が欲しいというプレーヤーにも向きます。

■ 中間系(バランス型)

ATTAS 9やATTAS 11などは、中調子寄りのバランス型として分布図の中心付近に配置されます。この位置のモデルはクセが少なく、幅広い層が扱いやすいという特徴があります。上下の打点が安定しない人でもタイミングが取りやすく、総合力で勝負するシャフトとして重宝されます。

分布図に整理することで、モデル名だけでは分かりにくい各シャフトの立ち位置が明確になり、どのモデルを選ぶべきかの判断材料として非常に役立ちます。

おすすめと種類

アッタスシリーズは歴代のモデル数が非常に多く、性能の方向性も「走り系」「粘り系」「バランス系」など幅広く展開されています。そのため、種類を正しく把握することで、自分のスイングタイプに合ったモデルを選びやすくなります。ここでは、プレーヤーの特徴別にどのアッタスが向いているのかを、歴代シリーズを整理しながら詳細に紹介します。

■ 走り系を求める人におすすめの種類

走り系とは、手元側のしなりを活かし、先端側が一気に走るように加速するシャフトのことです。インパクトでヘッドが自然に戻り、つかまりのよい高初速ショットを打ちやすくなります。
代表モデル:初代ATTAS、ATTAS5 GoGo、ATTAS10(ダース)
これらは「ヘッドが返りにくい」「ボールがつかまらない」「キャリーを伸ばしたい」というゴルファーに向く種類です。特にダースは中調子寄りながら走り感が強く、軽量帯でも安定した飛びを得られることから幅広い層に人気があります。

■ 粘り系・安定系を求める人におすすめの種類

粘り系は中元調子の剛性が高く、ダウンスイングで切り返したときに挙動が暴れないのが最大のメリットです。操作性が高いため、フェード系の球を安定して打ちたい上級者にも向きます。
代表モデル:ATTAS6、ATTAS7、ATTAS T2
ミート率を高めたい、インパクトでの再現性を重視したい、強い中弾道でフェアウェイを狙いたいプレーヤーに最適です。特にT2は先端剛性が高く、左へのミスが怖い人にとって信頼度の高いモデルといえます。

■ 誰でも扱いやすいバランス型の種類

シリーズの中でバランス型に位置するものは、振り方にクセがある人や毎回スイングが安定しない人でも使いやすいのが特徴です。
代表モデル:ATTAS9、ATTAS11など
中調子寄りでタイミングがとりやすく、弾道の高さを大きく変えず安定したスピン量を得られるため、平均スコアが90〜100前後のゴルファーにも向きます。

■ 重量帯・フレックスの考え方

アッタスはモデルによって重量帯のラインナップが異なりますが、一般的には以下の考え方が基準になります。

  • 40g台:しなりを感じやすく非力な人に合う
  • 50g台:最も扱いやすく幅広い層に対応
  • 60g台:中・上級者でヘッドスピードがある人向け
  • 70g台以上:強い弾道を求める上級者向け

同じモデルでも重量によって挙動が変わることを理解することが大切です。

■ スイングタイプ別のおすすめ分類

  • アウトサイドイン → 走り系
  • インサイドアウト → 粘り系
  • 打点が上下にばらつく → バランス系
  • ドローが強く左が怖い → 粘り系(T2や6)
  • 球が上がりにくい → 走り系(初代・ダース)

このように種類を分類して理解することで、モデル名だけでは判断できない性能差を把握しやすくなります。

アッタス比較表

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アッタスシリーズをより正しく理解するためには、歴代モデルを比較表で整理することが非常に有効です。比較表では、調子、トルク、重さ、特徴、推奨ヘッドスピードなどを並べることで、どのモデルがどのプレーヤーに向いているのかを明確に可視化できます。ここでは、主要モデルの特徴を要素別に整理し、それぞれの強みと適性を詳しくまとめていきます。

比較表の見方と重要ポイント

比較表で確認すべき大きな要素は次の5点です。

  1. 調子(先・中・中元)
  2. トルク(しなりの大きさ)
  3. しなり戻り速度
  4. 重量帯の設定
  5. 球筋の傾向(つかまる・つかまらない)

この5項目を軸にモデルを比較すると選びやすくなります。

■ 主な歴代モデルの比較概要

以下のような特徴を持つことが多いです。(実数値は番手や重量帯で異なるため、特徴としてまとめています)

  • 初代ATTAS
    ・先中調子
    ・走り系でつかまり良い
    ・キャリーが伸びるタイプ
  • ATTAS T2
    ・中元〜元調子系
    ・左に行きにくい
    ・操作性が高い
  • ATTAS 6
    ・粘り系の代表
    ・弾道が強くフェードが打ちやすい
  • ATTAS 10(ダース)
    ・走り+直進性の両立
    ・重量帯が豊富で幅広い層に人気
  • ATTAS 9
    ・中調子寄りの安定型
    ・ミート率が上がりやすい

これらを比較表として整理することで、モデルごとの性格が明確になります。

■ 性能比較に基づく選び方のポイント

  • キャリーを伸ばしたい → 初代、5、ダース
  • 左を消したい → T2、6
  • 球筋を安定させたい → 9、11
  • つかまりを強くしたい → 初代、10
  • 操作性を重視 → T2、7

比較表から読み取れるのは、アッタスシリーズには明確な系統が存在し、同じメーカーのシャフトでも方向性が大きく違うという点です。目的や悩みに合わせて最適な系統を選ぶことが重要になります。

このように比較表を活用することで、モデル名だけでは分からない違いが整理され、最適な一本を選ぶための判断がしやすくなります。

飛ぶシャフトは?

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アッタスシリーズで「飛ぶ」と評価されるモデルには共通した特徴があります。単にボール初速が出るだけではなく、打ち出し角、スピン量、ミート率、つかまりなど複合要因が噛み合うことで結果として飛距離が伸びていきます。ここでは、歴代アッタスのなかで飛距離性能に優れるモデルを具体的に挙げ、その理由を詳細に解説します。

■ 飛距離を伸ばすうえで重要な要素

アッタスの飛距離モデルを理解するには、まず性能評価の軸を押さえておく必要があります。

  • 初速が出るか:先端のしなり戻りが速いモデルほどインパクトの加速が強くなる
  • 打ち出し角が確保できるか:走り系モデルほど自然に球が上がりやすい
  • スピン量が適正か:スピンが少なすぎるとドロップ、多すぎると吹け上がりになる
  • つかまりの強さ:右に逃げるスライス系だと初速が生きない
  • ミート率:暴れるシャフトはボールに効率よくエネルギーを伝えられない

これらの要素を総合して最も飛距離が安定するモデルが「飛ぶシャフト」と判断されます。

■ 初代ATTASが飛ぶ理由

初代は先中調子で、インパクト前にヘッドが自然に戻る走り系の特性をもっています。これにより、トップ気味に当たっても球が拾い上げられ、キャリーが伸びるショットになりやすい点が強みです。また、つかまりがよく適正な打ち出しが得られるため、ヘッドスピードが平均的なゴルファーでも飛距離の恩恵を受けやすいシャフトです。

■ ダース(ATTAS 10)が飛ぶと評価される理由

ダースは中調子寄りでありながら走り感を残した構造のため、先端の加速がスムーズに得られます。このため、スピンが過剰になりにくく、強い中高弾道でキャリーとランのバランスが良い“総合飛距離型”といえます。ヘッドスピードが40m/s〜45m/sのプレーヤーが使うと特に効果が出やすく、扱いやすさと飛距離の両立を求める人にとても人気があります。

■ 5(ATTAS 5 GoGo)の飛距離性能

5は走りの強さと軽量設計が特徴で、しなり戻りスピードが速いことから初速性能が高くなります。特に40g・50g台のモデルでは飛距離アップの声が多く、スライサーやヘッドが返りにくいプレーヤーでも自然につかまる弾道になるため、トータル飛距離が伸びやすい傾向があります。

■ シャフトの重量で飛距離は変わる

飛距離を出すためには重量選びも重要で、軽ければ飛ぶというわけではありません。

  • 軽すぎる → スイング軌道が乱れミート率が下がる
  • 重すぎる → 振り切れず初速が落ちる

アッタスシリーズのなかでは40g台〜50g台が飛距離メリットを最も得やすい領域です。

■ 結論:飛距離だけを重視するならこの3つ

アッタスシリーズで特に飛距離に強いのは以下のモデルです。

  • 初代ATTAS(走り系でキャリーが伸びる)
  • ATTAS 5 GoGo(軽量+走りの強化)
  • ATTAS 10 ダース(中調子寄りで万能型の飛距離特化)

これらはヘッドスピードに幅広く対応できるため、多くのゴルファーに「飛ぶ」として愛用されやすいジャンルに属します。

初代は

アッタスシリーズの原点である初代ATTASは、現在でも評価が高く中古市場でも常に流通しているほど人気があるモデルです。シリーズ全体の方向性を決定づけた存在であり、走り系シャフトの代表ともいえる特徴を備えています。ここでは、初代の詳細な性能、推奨ユーザー、使用時のメリットを深く掘り下げて解説します。

■ 初代ATTASの基本構造と特徴

初代の最大の特徴は「先中調子×適度なトルク」によるヘッドの走りです。しなり戻りスピードが速く、インパクトで自然にヘッドが返るため、つかまりの良さと高初速が同時に実現しやすい構造になっています。さらに、適度な柔らかさがあるため、スイングに過度な力が必要なく、楽に振ってもキャリーがしっかり出るのが強みです。

■ 初代が評価される理由

初代が長年評価され続ける理由として以下が挙げられます。

  • キャリーが伸びる弾道が出やすい
  • つかまりが良く右に逃げにくい
  • 軽量帯でも振りやすく球が上がりやすい
  • スイングに対する許容度が大きい

特に、アベレージゴルファーが使うと弾道が大きく変わるケースが多く、シリーズのなかでもっとも汎用性の高いモデルのひとつと言われています。

■ 推奨ユーザー

初代ATTASは以下のようなプレーヤーに向いています。

  • ボールがつかまらない
  • キャリー不足で飛距離が伸びない
  • ドローボールで飛距離を出したい
  • 軽量シャフトでやさしく振りたい

一方、強いフェードを打ちたい・左が怖いというプレーヤーにはT2や6のほうが適性が高い場合があります。

■ 初代の重量帯とフィーリング

初代は40g・50g・60g台など選択肢が多く、重量によって性格が少し変化します。

  • 40g台:とにかく軽く振りたい人向け。スイングテンポが遅い人でもタイミングが合いやすい
  • 50g台:最も扱いやすい標準域。先中調子の特性を活かしつつ安定感もある
  • 60g台:ヘッドスピードがある人が使うと強い弾道で飛ばせる

このように、同じ初代でも重量帯を変えることで自分のスイングにさらに最適化できます。

■ 結論:初代は今でも使える現役モデル

初代ATTASは発売から時間が経っているにもかかわらず、シリーズの中でも特にファンの多いモデルです。走り系シャフトの基準となった性能は今でも十分実戦的で、現代ヘッドとも相性が良いため、中古市場で入手すれば価格以上のパフォーマンスを発揮しやすい一本といえます。

6とT2とダース

アッタスシリーズの中でも特に比較されることが多いのが「ATTAS 6(ロックスター)」「ATTAS T2」「ATTAS 10 ダース」の3モデルです。いずれも人気が高く、それぞれ性格がまったく異なるため、スイングタイプによって合う・合わないが大きく分かれます。本セクションでは、この3モデルの特徴、ターゲット、つかまり、弾道、スピン量、重量帯の傾向まで細かく比較し、どのようなゴルファーに向いているかを詳しく解説します。

■ ATTAS 6(ロックスター)の特徴

ATTAS 6は「走りと安定のバランス」がテーマのモデルで、先端が動くが暴れすぎない絶妙な挙動をしています。

  • 中調子寄りの先中調子で切り返しのタイミングが取りやすい
  • つかまりはシリーズの中で中程度だが、自然にボールを左へ押し出しやすい
  • しなり戻りの速度が滑らかで、ヘッドスピード40〜44m/sくらいが使いやすい

先端の走りがあるものの、急激に返るタイプではないため、操作性が高いのが特徴です。ドローを打ちたい人だけでなく、ニュートラルな弾道を求めるプレーヤーにも合いやすいモデルです。

■ ATTAS T2の特徴(強弾道フェード向け)

T2はアッタスシリーズの中でもっとも叩けるモデルとして知られています。

  • 中元調子の剛性感あるシャフト
  • 左に行きにくい設計でハードヒッター向け
  • スピン量が抑えられ、強い中弾道で風に負けない

ヘッドスピードが45m/s前後あるゴルファーには特に相性が良く、インパクトで当たり負けせず方向性が安定する点が強みです。フェードを持ち球にしたい、左を消したいという中級〜上級者から支持されており、アッタスシリーズの中では明確に競技志向のシャフトといえます。

■ ATTAS 10(ダース)の特徴(万能型)

ダースはシリーズの10作目に位置するモデルで、もっとも幅広いゴルファーが扱える「万能型シャフト」です。

  • 中調子で素直なしなり
  • 走り感も残しつつ、暴れない安定設計
  • ミート率が上がりやすく、誰が打っても再現性が高い

先端が走りすぎないため、過剰なつかまりにならず、軽量帯から重量帯まで扱いやすいのが特徴です。適正ヘッドスピードの幅が40〜46m/sと広く、アマチュアから競技ゴルファーまで幅広く選ばれるモデルです。

■ 6・T2・ダースを性能で比較する

ここでは3モデルを性能項目ごとに細かく比較します。

・つかまり
  • 6:中程度。自然につかまるが強すぎない
  • T2:弱い。つかまりを抑えてフェードが打ちやすい
  • ダース:やや強い。自然につかまり方向性が安定
・弾道
  • 6:中〜高弾道でキャリーを出しやすい
  • T2:中弾道で吹き上がりにくい
  • ダース:中〜高で最も扱いやすい高さ
・スピン量
  • 6:中程度
  • T2:少なめ
  • ダース:中〜やや少なめで最適化しやすい
・フィーリング
  • 6:しなりが感じやすく気持ちよく振れる
  • T2:硬めで粘りがあり叩ける
  • ダース:素直でクセがなく万人向け

■ どんなゴルファーが選ぶべきか

この3モデルは方向性が大きく異なります。

  • ATTAS 6 が合う人
     ・しなりを感じて振りたい
     ・自然なつかまりがほしい
     ・ニュートラルな弾道で飛距離も伸ばしたい
  • ATTAS T2 が合う人
     ・左へのミスを完全に消したい
     ・フェード強めの弾道を作りたい
     ・ヘッドスピードが速く叩けるシャフトを好む
  • ATTAS ダース が合う人
     ・クセがなく扱いやすいシャフトがほしい
     ・つかまりと安定感を両立したい
     ・飛距離と操作性をバランスよく求める

■ 結論:性格が明確に違う3モデル

ATTAS 6・T2・ダースの3つは、同じアッタスシリーズでも性能の方向性がまったく異なります。

  • 6 → 走り×バランス型
  • T2 → 抑え×叩ける競技型
  • ダース → 万能で扱いやすい最適化型

自分のスイングの「つかまり・スピン量・弾道の高さ」と照らし合わせて選ぶことで、飛距離と方向性の両方を最大化できる組み合わせが見つかります。

アッタス比較表まとめ

アッタスシリーズは歴代で20年以上の展開があり、それぞれが明確な特徴を持っています。全モデルを比較表だけで判断することは難しいものの、「どのモデルがどういうゴルファーに合うのか」を整理しておくことで、選択が大幅にスムーズになります。ここではこれまでの内容を踏まえ、アッタスシリーズの総括として、選び方の指針や特徴の要点を分かりやすくまとめていきます。

歴代モデルの特徴と流れ

アッタスは初代を基点に、4U、パンチ、V2、ダースなど、モデルごとにコンセプトが異なります。先調子系で走りを重視したモデルから、中元調子の安定感を優先したモデルまで幅広く、シャフト挙動も固定されていません。これにより、多様なスイングタイプのゴルファーに最適な1本が見つかりやすい構成となっています。

打球傾向で選ぶアプローチ

アッタス比較表を見る際は、
打ち出し角
スピン量
しなり位置(調子)
ヘッドスピード帯
を基準にすると理解が一気に深まります。

例として、パンチやダースのような先端剛性の高いモデルは低スピンで強弾道になりやすく、V2や4Uのような中〜先中調子のモデルはキャリー重視で扱いやすい傾向があります。この違いを正しく理解しておくと、試打時の評価が安定し、ミスマッチのリスクも減ります。

ヘッドとの相性を踏まえた選択

アッタスはヘッドの特性によって相性が変わりやすいシリーズでもあります。低スピン強弾道のヘッドには中調子〜中元調子が安定し、逆に高慣性モーメント系の直進性重視ヘッドには走りのある先中調子がマッチしやすい、といった傾向があります。比較表を見るだけでなく、どのヘッドと組み合わせたときに「強い球が出るのか」まで含めて判断すると精度が上がります。

最終的なまとめ

アッタス比較表を活用するうえで最も重要なのは、
“自分のスイングとヘッドに合う挙動のモデルを絞る”
という視点です。歴代は豊富ですが、以下のように整理できます。

  • HS高め・叩くタイプ:パンチ、ダース
  • HS40前後・キャリー重視:V2、4U
  • バランス型で操作性も欲しい:T2、初代系
  • とにかく安定した直進性:中元調子モデル全般

アッタスシリーズは多彩ですが、比較表と特徴を理解すれば、自分にフィットする1本を見つけやすくなります。今回のまとめを基に、試打やリシャフトの判断材料として活用してみてください。

アッタス 比較表で歴代モデルを正しく理解する徹底ガイド
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