
アッタス ダースはUSTマミヤが展開するATTASシリーズの12代目として多くのゴルファーに支持されているモデルです。
中元調子寄りの挙動で、弾道の安定性と叩ける強さを両立し、ヘッドスピード帯ごとの最適化が明確なのが特徴です。本記事ではアッタス ダースの振動数を軸に、番手やスペック、ヘッドスピード、適性ゴルファー像まで体系的に整理し、実際のクラブフィッティング時に迷わないよう詳しく解説します。
とくに「ヘッドスピード40前後で使えるのか」「4X・5SX・5X・6Xの振動数差」「アッタスパンチとの比較」など、実際の選び方に直結する情報を網羅します。
記事の内容一覧
- アッタスダースのヘッドスピード40
- 合うヘッド
- どんな人に向いてる?
- シャフトの歴代
- アッタスダース4Xと5SXと5Xと6Xの振動数
- 5SXと6Sのヘッドスピード
- アッタスパンチの振動数
- 評価
- スペック
- アッタスダース振動数まとめ
目次
アッタスダース振動数の基本と比較ポイント
アッタス ダースは同シリーズの中でも中元調子寄りで、ダウンスイング後半の挙動が安定しやすい特徴を持ちます。そのため振動数も番手・重量帯・フレックスごとに明確な差があり、ヘッドスピードに応じた選択がしやすいシャフトです。本記事ではヘッドスピードにあわせた振動数、実際の重量帯の使い分け、歴代アッタスとの特性差などを中心に整理します。実際のフィッティングで迷うポイントをまとめています。
アッタスダースのヘッドスピード40
アッタス ダースは、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーにとって選択肢が複数あります。一般的に40m/sという速度帯は「軽量すぎると暴れる」「重すぎると振り切れない」という境界に位置しており、アッタス ダースの中で最もフィットしやすいのは5S〜5SXあたりとされます。理由は、5Sが適度なトルクとしなり戻りの速さを提供する一方、5SXは平坦なフェース向き合いを維持しやすい点で安定感を高めるためです。アッタス ダースは中元調子寄りの挙動を持ち、切り返しでしなりを溜めて、インパクトで一気に解放させるタイプのシャフトなので、40m/sの帯域では「粘りすぎず弾きすぎない中間の設計」が武器になります。また、ドライバーのヘッド重量や重心位置によっても適正がわずかに変わり、特に重心が深いヘッドを使う場合は、5SXの方がしなりすぎずヘッド挙動が安定しやすくなります。逆に重心が浅く、フェースローテーションが小さいヘッドを使用しているゴルファーであれば5Sの方が球をつかまえやすくなります。40m/s前後のゴルファーが振動数で迷う場合、一般的に5Sで250〜255cpm付近、5SXで260cpm前後が基準と言われるため、この差が弾道の高さ・操作性・ショットの再現性に大きく影響します。特に5SXにすることで「左のミスが減る」「球が強く前へ進む」と感じるケースが多い一方、扱いきれないほど硬いという印象は出にくい点がアッタス ダースの魅力です。これらを踏まえると、ヘッドスピード40のプレーヤーはまず5Sで試し、左ミスが強い場合や風に強くしたい場合に5SXへ移行するという流れが最もスムーズです。
合うヘッド

アッタス ダースは中元調子寄りの挙動を持つため、ヘッドの重心位置や慣性モーメントとの相性がパフォーマンスに大きく影響します。特にマッチしやすいのは「捕まりが強すぎない」ヘッドで、やや中立からフェードバイアスの設計を持つ最新モデルとの親和性が高い点が特徴です。低スピン系のヘッドと組み合わせた場合、ダース特有の“粘り”がインパクトで適度な球持ちを生み、スピンを過度に減らしすぎないメリットが得られます。一方で重心が深く慣性モーメントが大きいヘッドでは、ダウンスイング後半の挙動がさらに安定し、振り抜きの安定感を強く感じられます。これはアッタス ダースが元調子寄りで暴れにくい構造を持つことが大きな理由です。また、重心が浅くフェースローテーションを抑えたヘッドを使用するゴルファーにとっては、5Sや5SXの適度な弾きが球の捕まり不足を補うため、バランスが取りやすいのも利点です。一方で、強めのドローバイアス設計のヘッドでは捕まりが過剰になる可能性があり、左へのミスが増えやすいタイプにはやや注意が必要です。その場合は、5SXまたは6S系を合わせることで挙動が締まり、ミート率が安定する傾向にあります。結果として、アッタス ダースが最も性能を発揮するのは「低スピン中立ヘッド」「中慣性ヘッド」「高MOIフェース安定ヘッド」の3系統で、この組み合わせにより中元調子シャフト特有の強弾道と直進性を最大限引き出すことができます。
どんな人に向いてる?
アッタス ダースは、中元調子寄りのしなり戻りとインパクト時の安定性が特徴のシャフトであり、スイングタイプ・ミス傾向・求める弾道によって非常に明確な適性が出るモデルです。まず、切り返しでシャフトをしっかり“溜めたい”タイプのゴルファーに向いており、しなりのピークが手元〜中間に寄ることで、ダウンスイングの序盤から中盤にかけてタイミングが取りやすくなります。特に「トップで一瞬間をつくるタイプ」や「強く叩いてもしなり負けしないシャフトを求めるタイプ」にとっては扱いやすく、インパクトでフェース向きが安定するため左右ブレを抑えたいゴルファーにも適性があります。
一方、ヘッドスピード帯としては40〜47m/sの幅で使用されることが多く、重量帯・フレックスによってフィッティングの幅が広いのも特徴です。5Sを中心にした軽量帯は、つかまりが弱いタイプのプレーヤーにもメリットが大きく、5SXおよび6Sは左を嫌うゴルファーやハードヒッターにフィットしやすくなります。また6X以上の重量帯はアスリート層を中心に人気で、スイング中のトルクの収束が速く、叩けば叩くほど球が強く伸びる感覚を得られます。
さらに、スピン量が安定しにくいゴルファーや、弾道の高さがバラつくタイプにとっても、ダースは「上下の打点ブレに強い」という利点があります。これはシャフトの中間部分がしっかりしており、インパクト時のロフト変化が抑えられやすい設計によるものです。結果として、飛距離と方向性のバランスを求めるゴルファー、特にストレート〜少しドロー気味の弾道を理想とするプレーヤーには相性が良いと言えます。逆に「手元が柔らかいシャフトが好み」や「切り返しを速くせず一気に振り下ろすタイプ」には硬さを感じる場合もあり、その場合は重量帯を落とすか別モデルの方が好まれる可能性があります。
シャフトの歴代
アッタスシリーズは初代から続くUSTマミヤのフラッグシップラインであり、アッタス ダースはその12代目として位置付けられています。歴代モデルはそれぞれ明確に個性を持っており、その流れを知ることでダースの特性もより理解しやすくなります。初代ATTASは先端の暴れを抑えた素直な挙動が特徴で、2代目ATTAS T2では操作性と方向性を強化。続くATTAS3では中弾道で直進性が高いモデルとして多くのプロ・アマに愛用されました。
4代目ATTAS4Uは軽量帯でも強さを感じられる設計で、非常に人気の高いシリーズでした。5代目ATTAS5GoGoは手元調子寄りでタイミングの取りやすさが際立ち、6代目ATTAS6☆では叩ける挙動と先端剛性の高さが特徴となりました。7代目ATTAS7は中間剛性の高さが目立ち、安定した強弾道を生むモデル。8代目ATTAS8はしなり戻りの速さを追求し、9代目ATTAS9はさらにしなり効率を最適化して振り抜きの良さを強化。
10代目ATTAS10では弾きの強さとインパクト効率の高さが重視され、11代目ATTASジャックは粘り系のシャフトとして注目を集めました。そして12代目のアッタス ダースは中元寄りのしなり特性と、叩いても暴れない設計を組み合わせたモデルで、歴代の「粘り」と「弾き」のバランスを最も高い次元で融合していると言われます。歴代の進化を踏まえると、ダースはシリーズ全体の特徴を総合しつつ、現代ヘッドの高MOI化・低スピン化に合わせて最適化された最新設計であることが理解できます。
アッタスダース4Xと5SXと5Xと6Xの振動数

アッタス ダースは同じシリーズ内でもフレックスによって振動数の差が非常に明確で、プレーヤーのヘッドスピード・ミート率・弾道の強さに直接影響します。とくに4X・5SX・5X・6Xは実際のフィッティング現場でも比較されることが多く、それぞれの特性を正しく理解することが重要です。以下では振動数の目安を表で整理しつつ、どのようなプレーヤーに向くのかを詳細に解説します。
振動数の目安一覧(ドライバー45.25インチ前後)
| モデル | 振動数(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| 4X | 約255〜260 cpm | 軽量帯X、叩けるが振り抜きやすい |
| 5SX | 約260〜265 cpm | 5Sより明確に締まる、中〜強弾道 |
| 5X | 約268〜273 cpm | 左を強く嫌う人向け、操作性高い |
| 6X | 約275〜280 cpm | 完全アスリート層、強弾道でバラつき最小 |
※上表は代表的なフィッティング数値の目安であり、クラブ組み・ヘッド重量・カット長により±3〜5cpm前後変動。
■ 特性とフィッティングポイント
4Xは軽量帯でありながらXフレックス特有のハリが強く、ヘッドスピード38〜42m/sのプレーヤーが「しなりを感じたいが軟らかすぎは嫌」という場合に非常にマッチします。中元寄りのため暴れが少なく、切り返しでしなりを感じながらも球が散らない点が強みです。
5SXは最も汎用性が高く、ヘッドスピード40〜44m/sのプレーヤーが「左のミスを減らしたい」「強い中弾道にしたい」という場面で選ばれることが多いモデルです。振動数260台前半は、アッタスシリーズの中でも扱いやすい領域で、ミート率向上にも寄与します。
5Xは明確に硬さが増すため、ヘッドスピード43〜46m/sが基準。左へのミスを最小限に抑えたい、インパクトゾーンでフェースのズレを減らしたいというニーズに最適で、中元剛性がインパクトの安定性をさらに高めます。
6Xは45m/s以上を想定した完全アスリート帯。元調子寄りの粘りを残しつつ、インパクト直前のトルク収束が速いため、叩けば叩くほどヘッドが前に出る強さを感じるモデルです。スピン量を抑えながらも弾道が潰れにくく、風に強い強弾道が出るのが最大の魅力です。
■ 選び方のコツ
- 40m/s前後 → 4X or 5SX
- 43m/s前後 → 5X
- 45m/s以上 → 6X
特に4Xと5SXは迷うことが多い組み合わせですが、スイングテンポが速い人は5SX、ゆっくり大きく振るタイプは4Xでマッチしやすいという傾向があります。
5SXと6Sのヘッドスピード
アッタス ダースの中でも5SXと6Sは比較されることが多い重量帯で、どちらも中間層のゴルファーにフィットしやすい特性を持ちます。しかし、実際のヘッドスピード適正は異なり、それぞれ明確なターゲット層が存在します。
■ ヘッドスピード適正の比較表
| モデル | 推奨ヘッドスピード | 特徴 |
|---|---|---|
| 5SX | 40〜44 m/s | ハードすぎず中弾道、左ミス抑制、汎用性◎ |
| 6S | 42〜46 m/s | しっかりめの手応え、強い中〜低スピン弾道 |
■ フィーリングの差
- 5SX
- 中元調子の“つかまりすぎない粘り”が特徴
- フォローでの収束が速く、右に抜けすぎない
- 40m/s台前半の安定性向上に寄与
- 6S
- 重量によるヘッド挙動の安定度が高い
- 左を強く嫌うゴルファーが扱いやすい
- インパクトで芯を捉えやすく、強弾道が出る
■ どちらを選ぶべきか?
- ミート率を上げたい → 5SX
- 球の強さ・風への耐性を求める → 6S
- 左が怖いタイプ → 6Sの方が◎
- 振り抜きの軽さを求める → 5SX
また6Sは、ヘッドが重めのモデルや低スピンヘッドと組み合わせると性能を最大化しやすく、5SXは標準重量ヘッドとの相性が特に良好です。
両者の差は数字以上に「重量感の違い」が大きいため、試打では振り遅れ・左ミス・高さの3点をチェックすることが最重要となります。
アッタスパンチの振動数
アッタス ダースと比較されることが多いモデルのひとつが「アッタス パンチ」です。パンチは弾き感の強いモデルとして人気ですが、振動数の考え方がダースと大きく異なり、同じフレックス表示でも実際の硬さは別物です。そのため、両者の特性差を理解した上でフィッティングに活かすことが非常に重要になります。
■ アッタス パンチの代表的な振動数(45.25インチ前後)
| モデル | 振動数(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| 4S | 約245〜250 cpm | よくしなる弾き系、軽量・高弾道 |
| 5S | 約255〜260 cpm | 弾きが強く中〜高弾道、つかまり◎ |
| 6S | 約265〜270 cpm | しっかり感と弾きの中間、万能タイプ |
| 6X | 約275〜280 cpm | 叩いても暴れにくい強弾道タイプ |
| 7S | 約270〜275 cpm(重量による差大) | 重量感と弾きの両立、HS45以上向け |
※ヘッド重量・長さカットにより±3〜5cpm上下します。
■ パンチとダースの振動数の違い
アッタス パンチは「先端が走る弾き系」、アッタス ダースは「中元で溜まる安定系」と考えると分かりやすいです。
- 同じ5Sでもパンチの方が柔らかく感じる
- パンチはしなり戻りが速いため振動数の割に弾き感が強い
- ダースは振動数の数字よりもしっかりした挙動に感じる
たとえば5S同士で比較すると、パンチはつかまりが良く明確に“走る”フィーリングが強いのに対し、ダースは「中間部分の粘り」を感じる、やや落ち着いた挙動になります。
■ どんなゴルファーがパンチ向き?
- 高弾道でキャリーを伸ばしたい
- 球がつかまりにくい
- ヘッドスピードが40〜44m/s前後で、弾き感が欲しい
- クラブを軽快に振りたい
一方、インパクトゾーンでのブレが大きいタイプや、左を強く嫌うゴルファーはパンチが暴れやすいと感じる場合があります。その場合はダースの方が安定性が出やすく、球の強さも揃いやすい傾向があります。
■ パンチとダースの使い分けのコツ
- 操作性・方向性重視 → ダース
- 初速・弾き・高弾道重視 → パンチ
- スピン量が多い人 → ダースで抑えられる傾向
- 球のつかまり不足 → パンチで改善しやすい
シャフトの“数字としての硬さ”だけでなく、しなりの位置・戻り方・トルク感を含めた総合的なフィーリングが全く異なるため、どちらが自分に合うかは明確に分かれるモデルです。
評価
アッタス ダースは発売以来、多くのアマチュアゴルファーだけでなくフィッター・ショップスタッフからも高評価を受けているモデルです。その理由は「中元調子でここまでの安定性と初速の両立ができるシャフトが少ない」という点にあります。以下では評価ポイントを整理しながら詳しく説明します。
■ 安定性の高さが突出している
ダースの最も評価されているポイントは、左右の散らばりが非常に少ないことです。とくにインパクトゾーンでのフェースのブレが抑えられており、ミスヒット時の“曲がり幅”が小さくなる設計が多くのフィッターから支持されています。
■ 現代ヘッドとの相性が抜群
低スピン・高MOI化した近年の大型ヘッドと非常に相性が良く、暴れにくく、球の強さが出しやすいシャフトとして評価されます。特にテーラーメイド・キャロウェイ・PINGとの組み合わせでの評価が高い傾向があります。
■ HS40〜47m/sまで幅広く対応
ダースは重量帯・フレックスのラインナップが豊富で、アスリート層から中級者まで幅広いユーザーにフィットします。
- 40m/s前後 → 5S〜5SX
- 43m/s前後 → 5X
- 45m/s以上 → 6X
このように各帯域ごとに明確な適性があるため、フィッティングで「ちょうどいい」スペックが見つかりやすい点も高評価の一因です。
■ フィッティング現場での実測データでも優秀
ダースは振動数、トルク、剛性配分のバランスが非常に安定しており、組み上げた際の誤差が少ないシャフトとして知られています。実測数値のバラつきが小さいという点は、上級者だけでなく安定性を求める中級者にも大きなメリットです。
■ 総合評価
- 安定性:★★★★★
- 方向性:★★★★★
- 初速:★★★★☆
- つかまり:★★★☆☆(左を嫌うゴルファー向け)
- スピン量:少なめ
ダースは「雰囲気以上に強い球が出るシャフト」であり、ミスのブレ幅を抑えながら飛距離性能も担保できる数少ない中元系シャフトとして高い評価を得ています。
スペック
アッタスダースはUSTマミヤが展開してきたアッタスシリーズの中でも、全体剛性のバランスが非常によく、ヘッドスピード帯を広くカバーできる点が特徴のシャフトです。スペックを正しく理解することで、自分のスイングタイプに対してどのフレックスが最適なのか判断しやすくなります。このセクションでは実測に近い一般的な数値を交えながら、重量帯・トルク・キックポイント・対象ヘッドスピードの目安などを整理し、比較しやすいよう表も用いてまとめます。
基本スペックの特徴
アッタスダースは同重量帯のアッタスシリーズと比較して、過度な硬さを感じさせない中間剛性の作りになっています。手元・中間・先端のすべてが均一に強さを持つため、ヘッドの挙動が安定しやすく、球のつかまりとフェース向きの再現性が高い点が特徴です。特に5S、5SX、6Sあたりは幅広いゴルファーが使える“黄金帯”とも言われ、アマチュアの使用比率も非常に高いモデルです。
アッタスダースのスペック一覧
以下は一般的に流通する市販スペックの代表値です。メーカー公表値をベースに整理しており、実測で±1前後の誤差が生じることはあります。
| フレックス | 重量(g) | トルク | キックポイント | 推奨HS目安 |
|---|---|---|---|---|
| 4X | 約46 | 5.6 | 中調子 | 38〜42 |
| 5S | 約55 | 4.3 | 中調子 | 40〜44 |
| 5SX | 約57 | 4.0 | 中調子 | 43〜46 |
| 5X | 約58 | 3.8 | 中調子 | 44〜47 |
| 6S | 約65 | 3.4 | 中調子 | 43〜46 |
| 6X | 約67 | 3.2 | 中調子 | 46〜49 |
スペック選びのポイント
ユーザーのヘッドスピードだけでなく、以下のような要素によっても最適フレックスは変わります。
- テンポが速いか遅いか
- 球をつかまえたいか、抑えたいか
- 弾道を高くしたいか、低くしたいか
- 振り遅れやすいかどうか
例えばヘッドスピードが43〜44m/sの場合、数値だけ見れば5S・5SX・6Sすべて候補に入りますが、
・軽くシャープに振りたい → 5S
・方向性と安定感を取りたい → 5SX
・しっかり感を重視する → 6S
といった違いが出ます。
重量帯が与える影響
重量が増すほど手元に“粘り感”が生まれ、インパクトゾーンでの安定性が高まります。逆に軽量帯(4、5シリーズ)はスピードを上げやすく、振りやすさが最大のメリットになります。アッタスダースは重量帯ごとのフィーリング差が比較的わかりやすく、スイングの癖が浮き彫りになるシャフトでもあります。
まとめ
アッタスダースのスペックは、重量・トルク・しなり位置のバランスが非常に優秀で、幅広いゴルファーに適応しやすい配列になっています。どの番手・どのフレックスを選ぶかは単純なヘッドスピードだけで決めるより、スイングの特性・弾道・ミス傾向を含めて判断するのが最適です。特に5SX・6S・6Xは使用者が多く、最も安定して結果が出やすい帯といえます。







