
三菱ケミカルの名作シャフト「ディアマナBB」は、多くのプロからアマチュアまで幅広いゴルファーに支持されています。
本記事では、ディアマナBBの評価についてその性能や特徴、使用プロ、スペックなどを徹底解説します。実際に試打した感想を含め、どのようなプレーヤーに合うのか、またフェアウェイウッド用や他モデルとの違いについても詳しく紹介。購入やリシャフトを検討している方必見の内容です。
記事の内容一覧
- ディアマナBBの特徴
- 使用プロ
- スペック
- 試打した感想
- 合う人
- ディアマナBBとWBの違いと評価
- ディアマナのシャフト分布図
- BBのフェアウェイウッド
- BBの調子
- 振動数
- 53SRの特徴
- ディアマナBB評価まとめ
目次
ディアマナBB評価を徹底解説|性能と比較から見る実力

ディアマナBBは、中調子かつ手元の剛性感が高い設計で、インパクト時の安定感が抜群と評価されています。
使用プロの傾向、スペック、シャフト分布図との関係、またWBとの違いなど、多角的にBBの魅力を検証。試打データを元に、特に適性の高いゴルファー像を明らかにします。
ディアマナBBの特徴
ディアマナBB(Blue Board)は三菱ケミカルが展開するシャフトシリーズの中でも、操作性と直進性を高次元で両立しているモデルとして知られています。特に中調子の設計は、スイングテンポの一定なゴルファーにとって非常にフィーリングが合いやすい構造です。

中調子設計と弾道の安定性
BBの最大の特徴は「中調子」であることです。スイング中のしなり戻りがスムーズで、特にダウンスイングからインパクトまでの挙動が安定します。これにより、弾道の左右ブレが少なく、方向性の安定性が評価されるポイントとなっています。
手元の剛性と先端部の安定
手元側の剛性が高いため、スイング中の無駄な挙動が抑えられ、プレイヤーの意図した通りのスイングプレーンを維持しやすい設計です。先端部も過度に動かないため、吹き上がりやスピン過多を防ぐ効果があります。
弾道イメージ
BBは「低スピンで中弾道」という弾道を理想とするゴルファー向け。スピン量は少なめで、風に強いボールが打ちやすいのもポイントです。弾道の直進性と低スピンが、風の影響を受けにくくしており、風の強い日のラウンドで力を発揮します。
振りやすさと安定感の両立
手元がしっかりしていることでスイング時の安定感が高く、なおかつ中調子のしなり感があるため振り抜きも良好。弾き感としなり戻りのタイミングが合えば、飛距離性能も十分に引き出せます。
このように、ディアマナBBは「安定した中にも操作性を感じたい」ゴルファーにとって、非常にバランスの取れたシャフト設計となっており、発売から年数が経っても評価の高いモデルとして位置づけられています。
使用プロ
ディアマナBBは、多くのプロゴルファーが過去に使用してきた実績を持つシャフトです。PGAツアーでも使用者が多数確認されており、国内ツアーにおいても男子女子問わず使用者の多いシャフトとして知られています。
海外ツアーでの実績
特にタイガー・ウッズが過去に使用していたことは有名で、当時のディアマナBB70(Xフレックス)を使用していた時期の成績が非常に安定していたため、プロの間で一気に注目度が高まりました。その他、アダム・スコットやビジェイ・シンなども使用したことで話題に。
国内ツアーでの採用例
日本国内では石川遼プロや片山晋呉プロが使用したことがあり、特にボールコントロールに長けた選手が愛用していた傾向があります。BBの持つ「直進性」と「叩ける安心感」が、プロレベルのハードヒッターにも高く評価されていた証拠です。
使用の傾向
BBを選ぶプロは、「操作性」と「安定性」を同時に求める傾向があります。極端に走るシャフトではなく、しっかりと自分のスイングに合わせて微調整できる余地があるため、自分のスイングに厳しいプロに選ばれやすいモデルと言えるでしょう。
スペック
ディアマナBBシリーズは、重量帯やフレックスのバリエーションが豊富に用意されており、幅広いプレーヤー層に対応しています。以下に主要スペックを示しながら、各モデルの特徴を詳しく解説していきます。
重量帯とフレックスのラインナップ
ディアマナBBには以下のような重量帯とフレックスが展開されています:
モデル名 | フレックス | 重量(g) | トルク(°) | 調子 |
---|---|---|---|---|
BB53 | R | 約54 | 3.8 | 中 |
BB63 | S | 約64 | 3.3 | 中 |
BB73 | X | 約75 | 3.1 | 中 |
BB83 | X | 約85 | 2.8 | 中 |
このように、軽量モデルから重硬シャフトまで展開されており、初心者から上級者まで幅広く対応できる構成です。
トルクと振動数のバランス
トルクはモデルが重くなるほど低くなっており、方向安定性が向上します。軽量モデルはややトルクが大きく、扱いやすさ重視。一方でBB73やBB83はトルクが低く、インパクト時のヘッド挙動を最小限に抑える設計です。
スイングスピードとのマッチング
一般的な目安としては、以下のようなスイングスピードとフレックスの対応が推奨されます:
- BB53 R:35〜40m/s(シニア・女性)
- BB63 S:40〜45m/s(一般的なアマチュア)
- BB73 X:45〜50m/s(上級アマ〜プロ)
- BB83 X:50m/s以上(強振型プロ)
選び方としては、重量だけでなく「先端の硬さ」や「しなり戻りの速さ」も含めて試打することが重要です。単純に重量=パワーではなく、自分のタイミングに合ったモデルを選ぶべきです。
フェアウェイウッドへの適用
ドライバー用だけでなく、フェアウェイウッド用にも同シリーズのスペックが流用されることがあります。特にBB63やBB73はFWに装着しても扱いやすく、飛距離と方向性の両立が可能です。
このように、スペック面で非常に緻密に作り込まれたディアマナBBは、クラブ全体のチューニングにも高い自由度をもたらします。
試打した感想
実際にディアマナBBを装着したクラブを使用して試打を行った結果、明確な特長と使用感が得られました。今回はBB63(Sフレックス)をドライバーに装着し、弾道計測器でデータを取りながら確認しました。
弾道の安定性
スイングテンポを一定に保てれば、非常に安定した中弾道のボールが打てます。特にスピン量が抑えられるため、キャリーとランのバランスが良く、飛距離性能は高め。横ブレも非常に少なく、フェアウェイキープ率が向上しました。

振り感
シャフトのしなり戻りが自然で、ダウンスイングからインパクトにかけて力が無理なくボールに伝わる感覚があります。先端が暴れないため、インパクトゾーンでの挙動が読めるのは安心材料です。
ヘッドスピードの伸び
適度なしなり感がありながら、インパクトロスが少ないため、ヘッドスピードを効率的にボールスピードへと変換してくれる印象です。結果として、初速が安定して高く、ミート率も向上。
ミスへの寛容性
打点が若干ズレた場合でもシャフトが挙動を吸収してくれる感覚があり、大きなミスにはなりにくい設計。特にスピン量の増減が少ないため、スライスやフックの幅が小さく済むのが好印象でした。
試打の結果、ディアマナBBは「飛ばす」よりも「狙う」ゴルフを志向するゴルファーに最適なシャフトだと感じました。スコアメイク重視のプレーヤーにフィットする設計思想が随所に感じられます。
合う人
ディアマナBBが最も性能を発揮するのは、「安定したスイングテンポを持つプレーヤー」や「低スピンで直進性の高い弾道を求める人」です。特定のスイングタイプやゴルファーレベルによって相性が明確に分かれるため、以下に該当する方には特におすすめです。
スイングテンポが安定している人
BBは中調子設計のため、スイング全体のリズムが整っているゴルファーに対してしなり戻りが適切に合致します。スイング中にリリースタイミングが安定している人ほど、シャフトの性能を最大限に活かすことができます。逆に、スイングが荒れがちなゴルファーには扱いが難しくなる傾向があります。
ヘッドスピード40m/s以上の中上級者
ディアマナBBはシャフト全体がしっかりしており、軽量・軟らかいモデルに比べると明らかに「叩ける設計」となっています。そのため、ある程度のヘッドスピードがあることが前提条件となります。特にSフレックスであれば、ヘッドスピードが最低でも40m/s前後は欲しいところです。
左右のブレを抑えたい人
先端の動きが穏やかで直進性の高い弾道が出やすいため、「曲げたくない」ゴルファーや、「狭いホールでのティーショットに安心感を持ちたい」人には非常に相性が良いです。意図的にボールを曲げたいタイプにはやや向きませんが、フェードやドローの打ち分けに関しても一定のコントロール性は保たれています。
振り急がないスインガータイプ
しっかりとしたシャフト剛性と中調子の組み合わせは、「ため」を作るスイングをする人に非常に合います。逆に、手元から強くリリースしてしまう「振り急ぎ型」の人は、シャフトのしなり戻りが合わず、球が暴れる傾向があるため、フィッティング時に要注意です。
ウェイトバランスや切り返しに敏感な人
BBは手元側の剛性が高い設計なので、切り返し時の挙動が安定しやすく、重心移動が明確に分かるといった特性があります。スイング中に「シャフトの動きが見える」感覚を求める方には非常に満足度の高い設計です。
このように、ディアマナBBは万人受けする万能シャフトではありませんが、ハマる人には抜群の信頼感をもたらします。「直進性」「安定感」「インパクトの強さ」といったキーワードに共感する中級者以上のゴルファーに最適な一本です。
ディアマナBBとWBの違いと評価

ディアマナBBとWBは、同じ「ディアマナ」ブランド内でありながら設計思想に違いがあります。それぞれの特性を比較しながら、どちらがどのようなゴルファーに適しているのかを明確にしていきます。
基本的な設計思想の違い
- BB(Blue Board):中調子・しっかりした剛性で直進性重視
- WB(White Board):元調子・ハードヒッター向けの低弾道設計
BBは操作性と安定性のバランスを追求した設計で、全体のしなりを使いやすい中調子。一方WBは元調子で、手元が柔らかく感じられつつも先端がしっかりと硬く、低弾道・低スピンを生み出すプロ仕様の設計です。
弾道・スピン量の違い
モデル | 弾道高さ | スピン量 | 推奨弾道 | 難易度 |
---|---|---|---|---|
BB | 中弾道 | 低め | ストレート | 中 |
WB | 低弾道 | 超低め | フェード傾向 | 高 |
この比較からも分かるように、WBは強振型のプレーヤーが「振り抜いて」使うシャフトで、BBは「コントロールして」使うことに向いている設計です。
使用感と相性
BBはスイングに癖が少なく、ある程度テンポよく振れる人にフィットしますが、WBはダウンスイングから強く叩きにいくスタイルに合います。WBは特にミスに対する許容度が低く、扱うには高い技術が要求されます。
どちらを選ぶべきか
- BBがおすすめ:方向性重視、中弾道、スコアメイク重視の人
- WBがおすすめ:飛距離重視、低スピン、高ヘッドスピードの人
評価としては、BBは「安定と操作性」のシャフト、WBは「攻撃力と強さ」のシャフトといえます。自分のスイングスタイルや求める球筋に応じて選択することが重要です。
ディアマナのシャフト分布図
ディアマナシリーズは三菱ケミカルが展開するフラッグシップシャフト群で、モデルごとに明確な設計意図があります。そのため、モデル同士の特性の違いを整理した「シャフト分布図」は、プレーヤーにとって適切な選択をするうえで非常に有効です。
分布図の縦軸と横軸の考え方
シャフト分布図では、一般的に以下のような軸でシャフトを分類します:
- 縦軸:調子(キックポイント)
- 上側:元調子(手元がしなる)
- 下側:先調子(先端がしなる)
- 横軸:剛性・スピン性能
- 左側:柔らかめ・高スピン
- 右側:硬め・低スピン
これらの軸を基にディアマナ各モデルをマッピングすると、以下のような分布になります。
ディアマナシャフト分布図(代表モデル)
↑ 元調子 | | WB | | | | ZF | | TB | BB | DF | | | | | | ↓ 先調子 + 高スピン ------------------------→ 剛性・低スピン
モデル別の簡易比較表
モデル | 調子 | スピン量 | 弾道 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
BB | 中 | 低め | 中 | 安定性と操作性のバランス |
WB | 元 | 非常に低 | 低 | ハードヒッター向けの低弾道設計 |
ZF | 元中 | 低 | 中 | 叩いて飛ばせる設計 |
TB | 中 | やや低 | 中 | 振り心地がマイルド |
DF | 中元 | 低 | 中 | 操作性としなり戻りのバランスが良い |
このように、BBはシリーズ内でも「中調子・中弾道・安定性重視」に分類され、他のモデルと比較してもバランスの良さが際立ちます。
分布図から選ぶべき人
- BB:オールラウンドなプレーヤー、方向性重視派
- WB:とにかく叩きたいハードヒッター
- TB:柔らかめでスムーズな振り心地を求める人
- ZF/DF:中〜上級者で、フェードやドローを意識的に打ち分けたい人
このように、ディアマナシャフト分布図を用いることで、プレーヤーのスイング傾向や求める弾道特性に合わせて最適なモデルを選びやすくなります。
BBのフェアウェイウッド
ディアマナBBシリーズはドライバー用として高い評価を受けていますが、フェアウェイウッド(FW)との相性も良好です。特にBB63やBB73はFW用としての適性が高く、地面からのショットにおいてもその安定性が発揮されます。
FWに装着した際の挙動
フェアウェイウッドにBBを装着した場合でも、シャフトのしなり戻りや剛性バランスは非常に扱いやすく、スピン過多にならず、ライナー系の弾道が打ちやすい設計です。ミスヒット時の方向ブレが少ないため、ロングホールのセカンドショットや、風の中でもライン出しがしやすくなります。
番手別の装着例と効果
番手 | 推奨モデル | 効果 |
---|---|---|
3W | BB63S or BB73S | 高初速・中弾道でのキャリー安定 |
5W | BB63R or BB73R | 打ち出しやすく操作性良好 |
7W | BB53R | 軽量で振り抜きやすく高弾道 |
FWでは、ドライバーと違い芝の上からのショットが多くなるため、シャフトの「しなり戻りのタイミング」が重要です。その点、BBは手元から先端までの剛性バランスが整っており、地面からのインパクトでもヘッド挙動が安定します。
FWユーザーからの評価
多くのユーザーが「飛距離よりも方向性が重要なクラブ」としてFWを位置付けている中で、BBの直進性は大きな武器になります。球が暴れずにコントロールしやすいため、アイアン感覚で打ちたいプレーヤーにもおすすめできます。
このように、BBはドライバーだけでなくフェアウェイウッドでも真価を発揮し、クラブ全体の流れを統一しやすい点でも評価が高いシャフトです。
BBの調子
ディアマナBBの「調子」は中調子に分類されます。これはシャフト全体がバランスよくしなり、切り返しからインパクトまで一貫してスムーズな挙動を見せる設計です。
中調子の特性
中調子とは、シャフトのしなりの中心が文字通り“中間部分”にある設計で、しなり戻りが自然でタイミングが取りやすいというメリットがあります。BBではその中調子をベースにしながら、剛性分布が極めて緻密に調整されています。
- 手元剛性:やや高めで、切り返しの安定感がある
- 中間部:適度にしなり、しなり戻りのタイミングが合わせやすい
- 先端剛性:高めで、ヘッドのブレを抑える直進性重視の設計
スイングテンポとの関係
BBはスイングテンポが速すぎず、一定のリズムで振るプレーヤーに非常に合っています。切り返しでシャフトが暴れることなく、しっかりとヘッドをボールに向けて戻してくる動きが特徴です。これにより「球がつかまり過ぎない」「左へのミスが減る」といった声も多く見られます。
弾道の安定性
BBの中調子設計は、ミート率を上げたいプレーヤーや、スピンを抑えて直線的な弾道を打ちたい人に最適です。高弾道・高スピンになりすぎることがないため、風の影響を受けにくく、特にコントロール重視のティーショットでその真価を発揮します。
このように、ディアマナBBの調子は極めてバランスが取れており、多くの中上級者から「一度使うと手放せない」と言われる理由となっています。
振動数
シャフト選びにおいて重要な指標の一つが「振動数」です。ディアマナBBは、剛性バランスの取れた設計とともに、数値としての振動数も安定感と操作性を兼ね備えたものとなっています。
振動数の目安(ドライバー用・44.75インチ装着時)
フレックス | 重量 | 振動数(目安) |
---|---|---|
BB53R | 約53g | 約240cpm |
BB53SR | 約54g | 約250cpm |
BB53S | 約55g | 約260cpm |
BB63S | 約64g | 約270cpm |
BB73S | 約73g | 約280cpm |
※クラブ長・グリップ・ヘッド重量により若干変動あり
振動数の見方
- 250〜260cpm:標準的な中調子Sフレックスの範囲。幅広いプレーヤーに対応。
- 270〜280cpm以上:剛性が高く、振動数に対して十分なヘッドスピードが求められる。
- 240cpm以下:しなりやすく、ヘッドスピードが低めの人に適する。
BBシリーズのSフレックスは、振動数的に見ても「しっかりしているが、硬すぎない」絶妙な設定で、スイング中のしなりと戻りのバランスがとても良く仕上がっています。
振動数とフィッティングの重要性
数値としての振動数が合っていても、実際の挙動やフィーリングがマッチしないケースもあります。BBは「数値以上にしっかり感じる」というフィードバックも多いため、試打やフィッティングで実際に自分のスイングとの相性を確かめることが推奨されます。
53SRの特徴
ディアマナBBの中でも「BB53SR」は、重量・剛性・しなり感のバランスが非常に取れたモデルとして人気があります。特に40m/s前後のヘッドスピードを持つゴルファーにとって「ちょうど良い硬さと軽さ」が評価されています。
スペック概要(BB53SR)
長さ(カット前) | 重量 | トルク | 振動数(目安) | 調子 |
---|---|---|---|---|
約1168mm | 約54g | 約3.9° | 約250cpm | 中調子 |
特徴1:振り抜きの良さ
軽量帯の中でもバランスが良いため、ヘッドスピードを上げやすく、なおかつスイングのリズムが整いやすいのが特徴です。「軽すぎず・重すぎず」「柔らかすぎず・硬すぎず」の絶妙なセッティングが、非常に快適な打感を生み出します。
特徴2:捕まりすぎない安心感
SRフレックスながら先端剛性が高く、球のつかまりが適度に抑えられており、右方向へのミスが出づらいというメリットもあります。これにより、「ドローがかかりすぎて困る」といったプレーヤーにも扱いやすくなっています。
特徴3:中調子らしい安定性
中調子特有のスムーズなしなり戻りと、軽量モデルならではの加速感を両立。体力的に重いクラブを振り続けるのが難しい人でも、スイングを崩さずに安定したショットを打てることが多くの使用者に支持されています。
ディアマナBB評価まとめ
ディアマナBBは、その中調子設計と全体に渡るしっかりとした剛性バランスにより、「安定性」「操作性」「直進性」といった多くの性能要素をバランスよく備えたシャフトです。特に以下の点が高く評価されています。
総合評価ポイント
- 安定した中調子設計によりタイミングが取りやすい
- 先端剛性が高く、弾道の直進性が非常に高い
- 叩いても吹け上がらず、スピンを抑えた強弾道が出る
- フェアウェイウッドでも同様の性能を維持しやすい
- スイングテンポが安定している人に最適
一方で、柔らかいシャフトや軽量系に慣れている人にとってはやや扱いづらく感じることもあり、フィッティングでの確認は必須です。
おすすめしたいゴルファー像
- 中級者以上で、方向性を重視するプレーヤー
- ドライバーやFWでブレを抑えたい人
- スイングテンポが安定している人
- スピン量を抑えて飛距離を伸ばしたい人
ディアマナBBは、万人向けではないが、ハマる人には非常に大きな信頼と安定をもたらしてくれる「プロ仕様にも対応する完成度の高いシャフト」といえます。スイングの質にこだわるプレーヤーには、ぜひ一度試してほしいモデルです。