
ディアマナPDシリーズは、三菱ケミカルが展開する高性能シャフトの一つで、ツアープロからアマチュアまで幅広く支持されています。
しかし、その性能を最大限に引き出すには、適切なヘッド選びが欠かせません。本記事では、ヘッドスピードや特性、プロ使用例、さらにはシャフト分布図など、ディアマナPDに合うヘッドを選ぶ上での実践的な情報を網羅的に解説します。

記事の内容一覧
- ディアマナPDのヘッドスピード
- シャフトの特性
- 40に合うシャフトの硬さ
- ディアマナPDに合うヘッド
- 使用プロ
- シャフト分布図
- ステルス
- 50Sのヘッドスピード
- 評価
- 振動数
- フェアウェイウッド
- 似たシャフト
- ディアマナPDに合うヘッドまとめ
目次
ディアマナPDに合うヘッドを選ぶ重要性とポイント
ディアマナPDは中元調子の剛性バランスを持ち、叩ける設計が特徴のシャフトです。適正なヘッドと組み合わせることで、スピン量や打ち出し角を最適化できます。
本記事では、ヘッドスピード帯ごとの適正、プロの使用例、相性の良いヘッドモデルなどを詳細に解説し、実践的なヘッド選びの知識を提供します。
ディアマナPDのヘッドスピード
ディアマナPDシリーズは、中〜高速のヘッドスピード向けに設計されたシャフトです。特に50g台〜70g台のモデルが展開されており、それぞれ推奨ヘッドスピードが異なります。以下に代表的なスペックと推奨ヘッドスピードを示します。
モデル | フレックス | 推奨ヘッドスピード(目安) |
---|---|---|
PD-50 | R〜S | 40〜46m/s |
PD-60 | S〜X | 43〜49m/s |
PD-70 | X〜TX | 46〜52m/s |
ヘッドスピードが不足しているゴルファーがPD-60S以上を使用すると、シャフトのしなりを感じられず、飛距離や方向性のロスにつながります。一方、適正範囲内で使用すると、粘りと弾きが両立され、強弾道を実現しやすくなります。
特に注意すべきは、「体感の硬さ」と「実際の硬さ」のギャップです。ディアマナPDはしっかりとした剛性分布のため、一般的なSフレックスよりも硬く感じる傾向があり、スペック選びは慎重に行う必要があります。
シャフトの特性
ディアマナPDの最大の特性は「叩ける中元調子」にあります。先端剛性がやや低めに設計されており、つかまりすぎず安定したフェード系の弾道が出やすい構造です。
主な特性:
- 剛性感の高い中間部:切り返しでしっかりと手元側が粘るため、スイングテンポが速いゴルファーでもタイミングを取りやすい。
- 先端の適度なしなり:インパクト時の球の乗りが良く、操作性を高める。
- 中低スピン設計:バックスピン量を抑え、風に強い強弾道を生み出す。
これらの特性は、ヘッド側にも影響します。スピン量を補いたい場合は、高弾道・高スピン系ヘッド(例:TSR2、STEALTH2 HD)との組み合わせが有効です。逆に低スピンで前へ運ぶタイプのPDには、捕まりやすいヘッドとのバランス調整も重要になります。
三菱ケミカルが展開する「ディアマナPD」シリーズは、2021年に発売されたプレミアム系シャフトで、アスリート志向のゴルファーを対象に開発されています。PDは「Power & Distance」の略で、その名の通り飛距離性能を重視しながらも、ツアープロレベルのコントロール性と安定性を兼ね備えている点が最大の特徴です。

中元調子設計による操作性と安定感
ディアマナPDは、シャフトのしなり位置が「中元調子」に設定されています。これにより、スイング中の挙動が落ち着いており、切り返しで余計な動きが出にくく、スイング軌道が安定します。特にスイングテンポが速く、力強く叩いていくタイプのゴルファーにとっては、暴れずに思い切り振り抜ける感覚が得られます。
ストレートな挙動と低スピン設計
PDシリーズは、前作ディアマナDF(元調子)と比較しても、より素直な挙動と低スピン性能を重視した設計です。シャフトのねじれを抑えるために、高弾性素材「MR70」や「Tough-QURE樹脂」といった高性能素材をバット部からティップ部まで適所に配置しています。これにより、エネルギー伝達効率が高まり、スピン量が抑えられるため、風に強く、直進性の高いボールが打てるというメリットがあります。
対象ゴルファーと推奨スイング
このシャフトは、ヘッドスピードが43〜50m/s前後のゴルファー、特に強めに叩いてもタイミングを崩さない中上級者向けに設計されています。典型的には、ドローよりもフェードでコントロールしたいプレイヤーや、球が浮きすぎてしまうことに悩むゴルファーに向いています。
重量帯とフレックスのバリエーション
ディアマナPDは以下のように幅広いスペック展開がされており、フィッティングにおいて最適な重量・硬さを選ぶことが可能です。
モデル | 重量(g) | トルク | 調子 | 対応HS(目安) |
---|---|---|---|---|
PD40(R〜X) | 約45〜49g | 5.4〜4.5 | 中元 | 38〜44m/s |
PD50(R〜X) | 約55〜59g | 4.7〜3.8 | 中元 | 40〜46m/s |
PD60(S〜TX) | 約65〜69g | 3.6〜3.2 | 中元 | 43〜48m/s |
PD70(S〜TX) | 約74〜77g | 3.0〜2.8 | 中元 | 45〜50m/s |
※HS:ヘッドスピード(m/s)
他シリーズとの違い
- DFとの比較:PDはDFよりも中間的な挙動。DFはよりシャープで元調子傾向が強め。
- GTとの比較:PDはGTよりも弾道を抑えたいプレイヤーに向く。GTの方がやや高弾道寄り。
- TBとの比較:TBはタイミングが取りやすい中調子。PDはしっかりした操作性と低スピン性能が強み。
40に合うシャフトの硬さ
ヘッドスピードが40m/s前後のプレーヤーにとって、ディアマナPDシリーズはややハードスペックと感じるかもしれません。その中でもPD-50のRフレックス、または柔らかめのSフレックスが適正範囲になります。
フィッティングの観点:
- Rフレックス(PD-50R):トルクも比較的あり、シャフトのしなりを感じやすい。
- Sフレックス(PD-50S):多少のハード感があるが、筋力やタイミング次第で対応可能。
40m/s前後のゴルファーは、ヘッドスピードだけでなく、「スイングテンポ」や「ミート率」も考慮してシャフトの硬さを選ぶことが重要です。トラックマンやGC Quadなどでの試打データに基づいて選定するのが理想です。
ディアマナPDに合うヘッド
ディアマナPDは、しっかり振っても暴れない設計で、ハードヒッターに非常に人気があります。したがって、相性の良いヘッドは「低スピン性能を補完できる」「打ち出し角を確保しやすい」「捕まりすぎない」タイプが基本となります。
代表的な合うヘッド
以下、特に相性が良いと評価されている代表的なヘッドを紹介します。
1. テーラーメイド STEALTH2 Plus ドライバー
- 特徴:浅重心設計でスピン量を抑え、強弾道が打てる。
- 相性理由:ディアマナPDの低スピン性能と組み合わせることで、風に強く飛距離の出る弾道に。
2. タイトリスト TSR3 ドライバー
- 特徴:重心位置が調整可能で、中〜上級者向けの操作性が高いモデル。
- 相性理由:ディアマナPDの粘りある挙動がTSR3の繊細な操作性と好相性。
3. キャロウェイ PARADYM ◆◆◆
- 特徴:捕まりを抑えた上級者向けの重心設計。
- 相性理由:ディアマナPDとの組み合わせで強弾道かつ低スピンの理想的な球筋に。
これらのヘッドはどれも「叩けるシャフト」との組み合わせで、弾道の最適化に貢献します。一方で、球が上がりにくい・捕まりにくいと感じる場合は、やや重心深度のあるヘッドを検討するのも有効です。
テーラーメイドSTEALTH2Plusドライバー
テーラーメイドの「STEALTH2 Plus(ステルス2 プラス)」ドライバーは、2023年に登場したカーボンフェーステクノロジーを搭載した最新モデルで、前作「STEALTH Plus」の後継機です。最大の特徴は「フルカーボンコンポジットボディ」と「60層のカーボンツイストフェース」の継承に加え、新たにフェース裏側にもカーボンを用いた『カーボンフェース・インサイド』構造が導入されていることです。これにより、より効率的なエネルギー伝達とボール初速の向上が図られています。
特徴とポイント
- フルカーボン構造
ソール、クラウン、フェースすべてにカーボン素材を使用。これにより余剰重量を最適に配置し、慣性モーメントの向上に成功。 - 60層カーボンフェース+インナー層カーボン
インパクト時のエネルギーロスを減らし、より強い初速と直進性を実現。 - スライディングウェイト(15g)搭載
ウェイトを前後に動かすことで弾道の調整が可能。フェード・ドローの打ち分けも対応。 - ロースピン・低打ち出しの設計
ヘッドスピードが速い上級者やアスリートゴルファーに向いており、風に強い中低弾道の球が打てる。 - 打感・打音も改善
従来のカーボン特有の「こもった音」ではなく、金属的な心地よさと芯を感じる打感に仕上げられている。
スペック(日本仕様・参考)
ロフト角 | ライ角 | ヘッド体積 | 長さ | バランス |
---|---|---|---|---|
9.0° | 56° | 460cc | 45.25インチ | D3 |
対応シャフト例:TENSEI RED, VENTUS TR, TOUR AD CQなど。純正シャフトでも重量帯やトルクによって飛びやすさ・捕まり・操作性が変化します。
こんなゴルファーにおすすめ
- ヘッドスピードが45m/s以上ある中上級者
- 弾道調整機能を活用したいプレイヤー
- 左右の曲がりを抑えたい人
- 高初速・低スピンの球で飛ばしたい方
使用プロ例(2024年時点)
- ロリー・マキロイ(Rory McIlroy)
- スコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler)
- トミー・フリートウッド(Tommy Fleetwood)
彼らは実戦の中でSTEALTH2 Plusを使い、操作性と安定性の両立に信頼を置いています。
使用プロ
ディアマナPDは、PGAツアーや国内男子ツアーを中心に、ハードヒッターの選手に選ばれる傾向があります。以下、2024年以降に実際にPDを使用しているプロを紹介します(2024年時点での実績に基づく)。
プロ名 | 主な戦績 | 使用モデル |
---|---|---|
松山英樹 | PGAツアー複数勝 | PD-70X |
今平周吾 | 国内ツアー複数回賞金王 | PD-60S |
アダム・スコット | メジャー優勝経験 | PD-70X |
彼らに共通するのは「叩けるけどコントロールしたい」というニーズです。つまり、ディアマナPDは「ただ飛ばす」だけでなく、「狙える弾道」が打ちやすい設計になっており、ヘッド選びもこの特徴を活かせるよう工夫されています。
また、彼らの使用ヘッドは概ね浅重心・低スピン設計であり、ヘッドとのマッチングも非常に重要であることがわかります。
シャフト分布図
ディアマナPDの市場におけるポジションを理解するには、シャフト分布図を用いると効果的です。ここでは、トルク値(ねじれ)×キックポイント(調子)を軸にした分布で説明します。
シャフト分布図(イメージマップ)
ローキック(先調子) | ミッドキック(中調子) | ハイキック(元調子) | |
---|---|---|---|
トルク多め | フジクラSpeeder NX | ツアーAD VR | ATTAS KING |
トルク中間 | ディアマナTB | ディアマナPD | ツアーAD DI |
トルク少なめ | ベンタスブルー | ベンタスブラック | TENSEI Pro White |
ディアマナPDは中元調子に分類され、トルクは中〜やや低め。これにより「方向性の安定」「暴れにくさ」が実現されています。
この分布からも分かるように、PDは競合シャフトの中でも「叩ける・暴れない・中スピン」の絶妙なバランス位置にあることがわかります。そのため、ヘッドのスピン性能や弾道設計によって組み合わせる方向性が変わってくるのです。
ステルス
ディアマナPDと特に相性が良いとされるヘッドの一つが、テーラーメイドの「ステルス」シリーズです。中でも「ステルス2 Plus」は、ツアープロからアマチュアゴルファーまで幅広い層に支持されています。ステルスはカーボンフェースを採用したことでも注目され、ディアマナPDとのマッチングによって飛距離と操作性のバランスが向上するとされています。
ステルス2 Plusの特徴
- カーボンツイストフェース:従来のチタンよりも軽量で強靭。反発性能が高く、ミスヒット時も安定。
- 浅重心設計:スピン量を抑えて、強弾道で飛距離を稼ぐ。
- 調整機能搭載:ソールに可変ウェイトを備え、左右の弾道調整が可能。
このような特徴は、ディアマナPDの「低スピン・粘り・暴れない」という特性と非常に好相性です。ステルス2 Plusに限らず、ステルスHDのような捕まりが強いモデルでも、PDのしなり戻りの穏やかさが過度な捕まりを抑えてくれるため、フッカーにも扱いやすいセットアップになります。
使用例:50Sシャフトとの組み合わせ
多くのゴルファーが「ステルス × ディアマナPD 50S」の組み合わせを試しています。ミート率が上がり、方向性が安定したという声も多く、50Sとの相性については次のセクションで詳しく解説します。
50Sのヘッドスピード
ディアマナPD 50Sは、重量帯の中でも中間に位置する「スタンダードな選択肢」で、幅広いゴルファーに対応します。ここでは、50Sを使いこなすために必要なヘッドスピードと、マッチするプレースタイルについて詳しく見ていきましょう。
ヘッドスピードの目安
シャフト | 推奨ヘッドスピード | 弾道の特徴 |
---|---|---|
PD 50S | 42〜46m/s | 強弾道・低スピン |
PD 50X | 46〜50m/s | 高初速・中弾道 |
50Sは42〜46m/sのヘッドスピード帯におすすめされますが、特に44〜45m/s前後で安定するプレーヤーにとっては非常にバランスの良い選択になります。ディアマナPDの特徴として、振り遅れにくく、しなり戻りもゆっくりなので、ヘッドスピードが少し足りないゴルファーでも扱いやすいという評価があります。
弾道特性とスピン量
- 弾道:強めの中弾道〜高弾道
- スピン:2000〜2400rpm(低スピン設計ヘッドとの組み合わせでさらに下がる)
PD 50Sを使用することで、過度なスピンが抑えられ、飛距離ロスを軽減。ステルスやTSR3のようなヘッドと組み合わせると、風に強く飛ばせる理想的な中弾道が得られます。
評価
ディアマナPDは2021年の発売以降、国内外のクラブフィッターや試打レビューで高い評価を得ています。その理由を、以下にまとめます。
プロ・アマ問わず高評価の理由
- 暴れにくさ:中元調子の粘りがあり、手元の安定感が強い。
- 操作性の高さ:左に行きにくく、フェード・ドローの打ち分けがしやすい。
- スピンコントロール:スピンが暴れず、低スピン弾道を打ちやすい。
口コミや試打評価の傾向
- 「想像以上に叩ける」「捕まりすぎないのに飛ぶ」といったコメントが多い。
- 初速が出しやすいという声もあり、数値以上に「飛んでいる感覚」が得られる。
- 上級者だけでなく、中級者にも扱いやすいというフィードバックも増えている。
このように、ディアマナPDはその完成度の高さから多くの層に受け入れられ、特に「操作性と安定性を両立したいゴルファー」には理想的な選択肢となっています。
振動数
シャフト選びにおいて重要な指標のひとつが「振動数」です。振動数とはシャフトを固定して先端を揺らした際の1分間あたりの振動回数(単位:cpm)で、シャフトの硬さや挙動の特徴を数値化したものです。ディアマナPDシリーズは、設計上しっかりした中元調子でありながら、実際の振動数はやや控えめな傾向にあります。
ディアマナPDの振動数(参考値)
モデル | 振動数(cpm) | コメント |
---|---|---|
PD 50S | 約250〜255 | 中間的な硬さ、扱いやすい |
PD 50X | 約260〜265 | しっかり叩けるが癖は少ない |
PD 60S | 約260〜265 | 操作性と安定感を両立 |
PD 60X | 約270〜275 | 競技志向のプレイヤー向け |
このように、ディアマナPDは「体感よりもやや柔らかめ」と感じるユーザーも多く、実際に手元のしなりを活かしてタイミングを取りやすい設計です。振動数で見ると、60X以上はかなりしっかりしたスペックになりますが、50Sや60Sは適度なしなりで幅広いヘッドスピード帯に対応可能です。
振動数が合わないとどうなる?
- 振動数が高すぎる → タイミングが取りづらく、フェースが開いてスライス傾向に
- 振動数が低すぎる → タメが作れず、フックが出やすくなる
自分のスイングテンポや体格に応じて、無理のない振動数を選ぶことがシャフトフィッティングでは重要です。
フェアウェイウッド
ディアマナPDはドライバーだけでなく、フェアウェイウッドとの相性も高評価を得ています。特に3Wや5Wにおいて、飛距離と方向性のバランスを重視したいプレーヤーに向いています。
PDをFWに挿すメリット
- 方向性重視:暴れにくい中元調子の特性がそのまま活きる。
- タイミングが合う:ドライバーと同一シャフトを使うことでスイングテンポを統一しやすい。
- スピンの安定:FWでも過度なスピン量を抑えて強弾道を維持できる。
代表的なヘッドとの組み合わせ
ヘッドモデル | コメント |
---|---|
ステルス2 Plus FW | 低スピンで強い弾道、相性良好 |
TSR2 FW | ミスに寛容で扱いやすい |
パラダイム FW | 高初速性能がPDと好相性 |
これらのFWヘッドにディアマナPD(特に60Sや70S)を組み合わせると、ティーショットでもセカンドショットでも狙い通りの安定感が得られます。特に左へのミスが怖いプレイヤーにとって、PDの「捕まりすぎない」特性は安心材料となります。
似たシャフト
ディアマナPDと似た性質を持つシャフトを探すことで、別ブランドを試す際の指標になります。特に以下のようなシャフトが挙げられます。
代表的な類似シャフト
シャフト名 | 特性・違い |
---|---|
ベンタスブルー(US) | 中元調子で安定感。PDよりハード寄りのフィーリング |
ツアーAD UB | 低スピン・中元調子・叩ける系統 |
スピーダーNXブルー | 中調子寄り。しなり感ありつつ安定した挙動 |
テンセイCK Proオレンジ | 手元硬めで叩ける設計。PDより挙動はシャープ |
ディアマナPDは「叩けるが、暴れない」を理想とした設計のため、ツアーAD UBやテンセイオレンジなど、操作性と低スピンを重視したシャフトが近い位置づけにあります。ただし、それぞれのシャフトで「しなり感」や「粘り感」は異なるため、可能であれば試打比較を行うことをおすすめします。
ディアマナPDに合うヘッドまとめ
最後に、ディアマナPDに合うドライバーヘッドを特性ごとにまとめておきます。
ヘッド別適合表
ヘッドモデル | 特徴 | 相性の理由 |
---|---|---|
ステルス2 Plus | 強弾道・低スピン | PDの低スピン性能と合致 |
TSR3 | フェード系・操作性重視 | PDの粘りで左を防ぎやすい |
パラダイム トリプルダイヤ | ハードヒッター向け | Xシャフトとの組み合わせが良好 |
G430 LST | 捕まりを抑えたい方向け | PDの素直な挙動が活きる |
このように、ディアマナPDは複数の最新ドライバーヘッドと高い親和性を持ち、ユーザーのスイングタイプや求める弾道に応じて柔軟に組み合わせが可能です。シャフト単体の性能を活かすには、ヘッド選びが非常に重要であり、実際に試打しながら自分に合う最適な組み合わせを見つけることが、ゴルフスコア向上の近道です。