
ゴルフクラブの性能を最大限に活かすために欠かせないのが、シャフトの交換です。
しかし実際には、交換費用や方法、自分でできるのか、お店に依頼した場合の違いなど、疑問が多く存在します。
本記事では、「ゴルフ シャフト 交換」に関するあらゆる情報を網羅し、初めて交換を考えている方でもスムーズに行動できるよう、丁寧に解説していきます。シャフト交換の全体像をしっかり把握しましょう。
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記事の内容一覧
- ゴルフシャフト交換の費用
- 自分でシャフト交換
- ゴルフ5での費用
- 工具
- ドライバーのカチャカチャシャフト交換
- ゴルフ5持ち込みの場合のシャフト交換
- 二木ゴルフでの工賃
- アイアンの交換方法
- ゴルフシャフトの交換まとめ
ゴルフシャフト交換費用と交換方法まとめ

ゴルフシャフト交換には、費用や方法に幅があり、どこで、どう交換するかで総額や仕上がりに大きな差が出ます。自分で交換する場合の必要な工具や、店舗で依頼する場合の費用相場、さらにドライバー特有の「カチャカチャ式」交換や、持ち込み時の注意点まで幅広く紹介。ゴルファーにとって失敗しない選択ができるよう、徹底的に解説します。
ゴルフシャフト交換の費用
ゴルフシャフトの交換には、一般的にどれくらいの費用がかかるのでしょうか。基本的な工賃は、店舗によって異なりますが、1本あたり2,000円〜5,000円程度が相場とされています。この工賃に加え、交換するシャフト本体の代金、グリップ代金も発生します。新品シャフトは5,000円〜30,000円以上、グリップは1,000円〜3,000円程度が目安です。
特に注意したいのは、持ち込みシャフトの場合、追加工賃がかかる場合があることです。例えば、持ち込み料が1,000円〜2,000円ほど追加される店舗もあります。また、カチャカチャ式(可変式スリーブ)の交換は通常の接着タイプに比べて作業が簡単なため、工賃が若干安くなるケースもあります。
シャフト交換費用例
項目 | 費用の目安 |
---|---|
工賃(1本) | 2,000〜5,000円 |
シャフト代 | 5,000〜30,000円 |
グリップ代 | 1,000〜3,000円 |
持ち込み追加工賃 | 1,000〜2,000円 |
一方、アイアンセット(6〜9本まとめて)を交換する場合、セット割引が適用される店舗もあり、総工賃が1〜2万円台に収まることもあります。交換を検討しているクラブの本数とあわせて、費用全体を見積もることが大切です。
自分でシャフト交換
自分でゴルフシャフトを交換する方法もあります。正しく行えば工賃を節約できる反面、専門的な知識と道具、作業の慎重さが求められます。必要な基本工具は、ヒートガン(接着部分を加熱する)、シャフト抜き機(ヘッドからシャフトを抜く専用器具)、エポキシ接着剤(強力な接着)、バイス(シャフト固定用)、保護パッド(傷防止)などです。
自分でシャフト交換する手順
- 古いシャフトを取り外す ヒートガンを使って接着部分を加熱し、シャフト抜き機で慎重に引き抜きます。
- 新しいシャフトの準備 シャフトのチップ径や長さを正確に合わせ、必要に応じてカットします。
- 接着作業 専用エポキシ接着剤を使い、慎重にヘッドへ装着します。ズレがないか確認しましょう。
- 乾燥・硬化 24時間以上しっかりと自然乾燥させて、接着が確実になるのを待ちます。
注意点
- 加熱しすぎるとヘッドを傷めるリスクあり
- 接着剤が均一でないと打感に影響が出る
- 作業ミスによるシャフト破損のリスクもある
初めて自分で作業する場合は、予備のシャフトを用意するか、失敗リスクを覚悟したうえで慎重に進めることをおすすめします。
ゴルフ5での費用
ゴルフ5は全国に店舗を展開している大型ゴルフショップで、シャフト交換のサービスも充実しています。基本的なシャフト交換の工賃は、**1本あたり約3,300円(税込)**が目安です。ただし、店舗によって若干の差があり、キャンペーン期間中であれば工賃が無料になったり、割引されることもあります。
ゴルフ5でシャフト交換を行う場合、主に以下のパターンがあります。
- ゴルフ5でシャフトを購入し、そのまま交換依頼する
- 持ち込みシャフトを持参して交換依頼する
前者の場合、特別な追加料金はかからないケースが多いですが、後者の場合には「持ち込み工賃」として**プラス1,100円(税込)**程度追加されることが一般的です。
ゴルフ5での交換費用例
内容 | 費用 |
---|---|
シャフト購入+交換 | 工賃 約3,300円 |
持ち込みシャフト交換 | 工賃 約4,400円(+1,100円) |
グリップ交換(同時作業) | 約1,100円〜 |
また、ゴルフ5ではカチャカチャ式(スリーブ付き)シャフトの交換にも対応しており、こちらは作業時間も短いため、当日中に作業が完了するケースが多いです。ただし、スリーブ交換やシャフトカットなど、追加加工が必要な場合は別途料金が発生することもあるため、事前にスタッフへ確認することをおすすめします。
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ゴルフ5を利用するメリット
- 店舗数が多くアクセスしやすい
- 工賃が比較的明瞭
- キャンペーン時の割引あり
- 作業のクオリティが安定している
一方で、混雑時には数日待たされることもあるため、急ぎの場合は事前予約が無難です。費用だけでなく、納期やサービス内容を事前にしっかり確認しておくことが、満足度の高い交換に繋がります。
工具
自分でシャフト交換を行うためには、専門的な工具が必須です。ここでは、交換作業に必要な基本工具と、それぞれの役割について解説します。
シャフト交換に必要な主な工具
- ヒートガン:ヘッドとシャフトの接着部を加熱して、接着剤を柔らかくするための工具。ドライヤーでは温度が不足するため、専用のヒートガンが必要。
- シャフト抜き機:加熱後にヘッドをシャフトから引き抜く専用装置。力加減を調整できるため、ヘッドやシャフトを破損しにくい。
- エポキシ接着剤:新しいシャフトとヘッドを固定するための強力接着剤。2液混合型が一般的。
- バイスとゴムパッド:シャフトを固定して作業するための道具。ゴムパッドを使うことで、傷を防ぎながら強く固定できる。
その他あると便利な道具
- トルクレンチ(スリーブ式の場合)
- メジャー・カッター(長さ調整用)
- マスキングテープ(仮固定や位置合わせ用)
これらの工具一式を揃えると、初期投資で約2万円〜3万円程度かかるのが一般的です。しかし、何度もシャフト交換を行う予定がある場合は、工賃を考えれば十分に元が取れるでしょう。
工具選びの注意点
工具は安価なものからプロ用まで幅広く販売されていますが、精度が低い工具は作業ミスやクラブ破損の原因になります。できる限り信頼できるゴルフ用品専門店や、有名メーカー製の工具を選ぶことが重要です。特にヒートガンとシャフト抜き機の品質にはこだわりましょう。
ドライバーのカチャカチャシャフト交換
近年のドライバーには、ヘッドとシャフトを簡単に脱着できる「カチャカチャ式(スリーブ式)」が普及しています。これにより、自分でシャフト交換が容易にできるようになりました。ここでは、カチャカチャシャフト交換の手順と注意点を詳しく解説します。
カチャカチャ交換に必要な道具
- 専用トルクレンチ:メーカー純正品を使用することが推奨されています。
- スリーブ付きシャフト:各メーカー対応のスリーブが装着されたシャフトが必要です。
通常、ドライバーを購入した際にトルクレンチが付属しているため、特別な工具を揃える必要はありません。トルクレンチが手元にない場合は、メーカー公式サイトやゴルフショップで購入可能です。
カチャカチャ交換手順
- トルクレンチでスリーブ部のビスを緩める
- シャフトを引き抜く
- 交換したいシャフトを挿し込み、ビスを締める
- トルクレンチの「カチッ」という音まで締める
作業自体は非常にシンプルで、慣れれば数分で交換できます。重要なのはトルクレンチを正しく使うことで、締めすぎや緩すぎを防ぐことです。
注意点
- スリーブはメーカーやモデルによって形状・規格が異なります。
- 互換性がないスリーブを無理に使うとヘッド破損の原因になります。
- シャフトの長さやバランスも変わるため、交換後に試打して微調整が必要です。
カチャカチャ式のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
気軽に交換できる | スリーブ購入コストがかかる |
状況に応じたシャフト選びが可能 | スリーブの互換性問題がある |
クラブセッティングが柔軟になる | バランス調整が必要になる場合がある |
このカチャカチャ式を活用すれば、ドライバーのフィーリングや弾道特性を自分好みにチューニングできるため、ゴルフをさらに楽しめるでしょう。
ゴルフ5持ち込みの場合のシャフト交換
ゴルフ5でシャフト交換を依頼する際、自前のシャフトを持ち込むケースも多いですが、持ち込みの場合は通常の工賃とは異なる点に注意が必要です。
ゴルフ5持ち込み工賃の目安
持ち込みの場合、通常のシャフト交換工賃に**追加料金(約1,100円税込)**が発生します。つまり、標準工賃3,300円+持ち込み追加1,100円=合計4,400円程度が目安です。
また、持ち込みシャフトについては、以下の点を事前にチェックする必要があります。
- シャフトに傷や不具合がないか
- スリーブの有無や状態
- シャフトカットやバランス調整が必要かどうか
持ち込み交換の流れ
- 事前に店舗に連絡して作業可否を確認
- シャフトとクラブヘッドを持参
- 工賃・納期・作業内容の確認
- 交換作業開始(通常は数日以内に完了)
注意点
- 持ち込み品に対する保証は基本的に対象外です。
- 持ち込み部品の不備により作業ができない場合もあります。
- グリップ交換が必要な場合、追加費用が発生します。
持ち込みシャフトを利用するメリットは、すでに手元にお気に入りのシャフトがある場合や、ネットで安価に購入した場合など、コストを抑えられる点にあります。しかし、持ち込みに伴うリスクや追加費用をしっかり理解しておくことが大切です。
二木ゴルフでの工賃
二木ゴルフは関東を中心に展開している老舗ゴルフショップチェーンで、シャフト交換サービスにも定評があります。ここでは、二木ゴルフにおけるシャフト交換工賃の目安や特徴について詳しく解説していきます。
二木ゴルフのシャフト交換工賃
基本的なシャフト交換工賃は**1本あたり3,300円(税込)**が標準です。これはゴルフ5とほぼ同水準ですが、二木ゴルフではサービス内容や取り扱いメーカーによって若干の違いが出ることがあります。
持ち込みシャフトの場合、追加工賃が必要になるケースがあり、持ち込み工賃はプラス1,100円程度が一般的です。また、グリップ交換が必要な場合には、グリップ代金+グリップ装着工賃(約550円〜1,100円)も別途必要となります。
二木ゴルフの工賃一覧表(目安)
サービス内容 | 費用 |
---|---|
通常シャフト交換 | 約3,300円(税込) |
持ち込みシャフト交換 | 約4,400円(税込) |
グリップ交換同時作業 | 約550円〜1,100円(税込) |
スリーブ交換(モデルにより異なる) | 約2,200円〜3,300円(税込) |
二木ゴルフを利用するメリット
- 経験豊富なフィッターが在籍しているため、相談しやすい
- スリーブ交換やシャフトカットも柔軟に対応
- 定期的に無料フィッティングイベントを開催している
特にフィッティングに力を入れているため、単なる交換作業だけでなく、ゴルファー一人ひとりに合った提案をしてもらえるのが魅力です。希望すれば、交換後のバランス調整(クラブの総重量、スイングバランス調整)も有料で対応してくれます。
注意点
- 工賃は店舗によって若干異なる場合があるため、事前確認必須
- 持ち込み品に対する保証は対象外
- 作業完了までに数日かかる場合もある
まとめると、二木ゴルフは費用は標準的、作業クオリティは高水準という印象です。初めてのシャフト交換でも安心して任せられる店舗といえるでしょう。
アイアンの交換方法
アイアンのシャフト交換はドライバーとは異なり、作業の難易度が高くなります。ここでは、アイアンのシャフト交換方法について、必要な工程や注意点を詳細に解説していきます。
アイアン交換に必要な道具
- ヒートガンまたはガスバーナー:接着剤を溶かすために使用
- シャフト抜き機(アイアン対応)
- エポキシ接着剤
- バイスとゴムパッド
- フェルール(必要に応じて)
特にアイアンはソケット(フェルール)部分の見た目も重視されるため、仕上がりにこだわる場合はフェルール交換も同時に行います。
アイアン交換の手順
- ヒートガンまたはバーナーでホーゼル(シャフト接合部)を加熱する
- シャフト抜き機を使用して、ヘッドからシャフトを取り外す
- ホーゼル内をクリーニングし、古い接着剤を完全に除去する
- 新しいシャフトを適切な長さにカットする
- エポキシ接着剤を使用してシャフトをヘッドに圧着する
- フェルールをセットし、仕上げる
加熱温度や力加減を誤ると、アイアンヘッド自体を破損してしまうリスクがあるため、慎重な作業が求められます。
注意点
- スチールシャフトの場合、カットやバランス調整が非常に重要
- ヘッドのホーゼル径とシャフト径が適合しているか確認する
- エポキシ硬化には24時間以上の時間を確保する
アイアン交換の難易度
ドライバーやウッドよりも、アイアンのシャフト交換は技術を要します。ミスをすると打感や弾道に大きな影響が出るため、自信がない場合はプロショップへの依頼を検討するのが無難です。正確に作業できれば、長年使い慣れたアイアンセットを生まれ変わらせることが可能です。
ゴルフシャフトの交換まとめ
ゴルフシャフト交換は、クラブ性能を最大限に引き出すために非常に重要なカスタマイズ作業です。ここではこれまで解説してきた内容をまとめ、交換にあたってのポイントを再確認していきます。
シャフト交換費用の相場
ゴルフシャフト交換の費用は、一般的に1本3,000円〜5,000円程度が目安です。持ち込みの場合は追加工賃が発生し、店舗によっては合計で5,000円〜6,000円前後になることもあります。店舗ごとの工賃体系を事前に把握しておくことが大切です。
自分で交換する場合
工具を揃えれば自分でシャフト交換は可能ですが、初めての作業にはリスクが伴います。ヒートガンやエポキシ接着剤、シャフト抜き機など必要な道具が多く、正確な作業が求められます。特にアイアン交換は難易度が高いため、慎重に判断しましょう。
ゴルフショップ利用のポイント
- ゴルフ5や二木ゴルフなど大手店舗では安心して依頼可能
- スリーブ付きドライバーなら「カチャカチャ交換」が簡単
- 持ち込みシャフトの場合、追加工賃に注意
- グリップ交換も合わせて検討すると効率的
各店舗によって工賃や作業内容が異なるため、事前に見積もりを取り、納期も含めて確認することをおすすめします。
工具を揃えてDIYする場合
シャフト交換に必要な基本工具は以下です。
- ヒートガン
- シャフト抜き機
- エポキシ接着剤
- バイスとゴムパッド これらを揃える初期投資は約2万円〜3万円程度ですが、複数本交換すれば費用回収も可能です。
まとめ
ゴルフシャフトの交換は「費用」「精度」「仕上がり」のバランスを考慮して選ぶべきです。初めての場合や大切なクラブの場合はプロショップに依頼し、経験を積んだらDIYにもチャレンジするのがおすすめです。正しい方法でシャフト交換すれば、あなたのゴルフパフォーマンスは確実に向上します。