
近年、シャフトの選択がゴルフのパフォーマンスに大きく影響すると認識される中で、三菱ケミカルの「ディアマナ BB」シリーズは多くのゴルファーに支持されています。
本記事では、ディアマナ BBの振動数にフォーカスし、シャフトの硬さや性能を数値的に解明。さらに、振動数から見たヘッドスピード、スピン量、相性の良いゴルファーのタイプなども徹底的に掘り下げて解説していきます。
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記事の内容一覧
- ディアマナBBの振動数は?
- ヘッドスピード
- スピン量
- BBに合うのはどんな人
- BBの特徴
- ディアマナのシャフトの分布図
- ディアマナBB53SRの振動数
- TitleistDiamana50の振動数
- BBとWBの振動の違い
- TB、PD、WBの違い
- ディアマナBB振動数まとめ
目次
ディアマナBB振動数を正しく理解して最適な一本を選ぶ

本記事ではディアマナ BB 振動数に関するあらゆる情報を網羅。まずはBBシャフトの振動数特性から入り、ヘッドスピードとの関係やスピン性能、さらにどんなゴルファーにマッチするのかを紹介します。
BB特有の設計思想と性能、他のディアマナシリーズとの比較も踏まえながら、最後にまとめとして適正選びの指針を提供します。
ディアマナBBの振動数は?
ディアマナBBシリーズは、シャフトのしなり戻りをコントロールする中元調子系であり、安定した飛距離と方向性を求めるプレーヤーに人気です。振動数(C.P.M.:Cycle Per Minute)は、シャフトの硬さや挙動を数値化する有効な指標であり、具体的なデータを把握することがクラブセッティングに大きく役立ちます。

ディアマナBBシリーズの代表的な振動数例(長さ45.25インチ、D2、60g台)
モデル名 | フレックス | 振動数(C.P.M.) |
---|---|---|
Diamana BB60 S | S | 約262〜265 |
Diamana BB60 X | X | 約270〜274 |
Diamana BB70 S | S | 約266〜269 |
Diamana BB70 X | X | 約275〜278 |
これらの振動数から分かるように、BBシリーズは比較的高振動数の設計となっており、しなり戻りを抑えてしっかり叩けるシャフト特性を持っています。つまり、スイング中に余分な動きをせず、プレーヤーの入力通りにボールを押し出せる構造です。
なぜ振動数が重要なのか?
振動数が高いということはシャフトが硬めであることを意味し、ヘッドスピードの速いプレーヤーでもしっかり振り切れる仕様になります。一方で、ヘッドスピードが不足していると、球が上がらず、飛距離ロスや方向性の不安定さが生じるリスクもあるため、適正な選択が重要です。
測定条件によって異なる
振動数はシャフト単体の状態(グリップありorなし)、ヘッド重量、計測器の種類などによっても若干変動します。したがって、メーカー公表値やショップでのデータを参照する際には、計測条件を確認することが望ましいです。
ヘッドスピード
ディアマナBBシリーズのシャフト特性を最大限に活かすためには、自分のヘッドスピードとのマッチングが不可欠です。BBシリーズは比較的高振動数、つまり硬めのシャフト設計となっているため、ヘッドスピードがある程度ないとシャフトがしならず、打ち出し角やスピン量が適正から外れる可能性があります。

適正ヘッドスピードの目安
一般的に、以下のようなヘッドスピードがBBシリーズの各フレックスにマッチするとされています。
シャフトフレックス | 推奨ヘッドスピード(m/s) |
---|---|
SR | 40〜43 |
S | 43〜46 |
X | 46以上 |
これらの数値はあくまで目安であり、スイングテンポやダウンスイングの加速具合、シャフトのしなり戻りに対するフィーリングによっても適性は変わります。
BBシリーズとスイングタイプの関係
BBは中元調子であるため、インパクトゾーンでしっかり叩きに行くタイプや、切り返しが強めのスイングに適しています。逆にスイングテンポが非常にゆっくりで、シャフトに頼って球を上げたいタイプにはやや難易度が高いかもしれません。ヘッドスピードだけでなく、スイングの特徴も考慮する必要があります。
シャフト挙動とヘッドスピードのバランス
ヘッドスピードに対してシャフトが硬すぎると、以下のような問題が生じます:
- ボールが捕まらない(右に出やすい)
- 打ち出し角が低すぎる
- 飛距離が伸びない
反対に、柔らかすぎるシャフトを使うとタイミングが合いにくく、スピン過多や方向性のばらつきが出ることもあります。ディアマナBBのような高振動数シャフトは、自分のスイング強度と照らし合わせて慎重に選ぶ必要があります。
スピン量
スピン量は、ボールが飛ぶ方向性と飛距離に直結する重要な要素です。ディアマナBBシリーズはスピンを抑えた中低スピン設計が特徴で、特に強い球を打ちたいプレーヤーに支持されています。
BBシャフトのスピン特性
ディアマナBBは先端剛性が高く、しなり戻りのタイミングも中間寄りであるため、インパクトで余計なスピンがかかりにくい構造です。そのため、ボールが吹き上がらず、低めの弾道で風に強いショットを実現できます。
シャフト名 | 一般的なスピン傾向(ドライバー) |
---|---|
Diamana BB60 S | 中〜低スピン |
Diamana BB70 X | 低スピン |
この特性により、吹け上がりを抑え、直進性のある弾道を求める競技志向のゴルファーや、風の強いコンディションでも安定したボールを打ちたい方に最適です。
過剰なスピンはなぜ避けるべきか
ドライバーにおいてスピン量が多すぎると、以下のようなマイナス効果があります:
- 弾道が高すぎて風に流される
- キャリーとランのバランスが悪くなる
- 飛距離のロスが生じる
BBシリーズはそのような無駄なスピンを抑える意味でも有効です。
スピン量の最適化にはフィッティングも重要
スピン量はシャフトだけでなく、ロフト角、フェースアングル、ボールの種類など複数の要素が関わります。BBを使ってもスピンが多すぎる場合は、ロフトやヘッドの相性も確認するべきです。逆にスピンが少なすぎると感じる場合は、シャフトのフレックスを柔らかくしたり、ロフトを増やすことで調整が可能です。
BBに合うのはどんな人
ディアマナBBシリーズはその設計特性から、適応するゴルファーのタイプがある程度明確です。ここではBBに合うゴルファーの特徴を、スイング傾向や目的別に詳しく解説します。
推奨されるゴルファーの特徴
以下のようなプレーヤーにBBシリーズは適しています:
- ヘッドスピードが43m/s以上ある
- 弾道を抑えて風に強い球を打ちたい
- 左へのミス(フック)を減らしたい
- シャフトの挙動を抑えて叩きに行きたい
- フェード系の弾道を安定させたい
特に、フッカー(左へのミスが出やすいプレーヤー)には、BBのしっかりした先端剛性が有効です。
合わない可能性があるゴルファー
反対に、以下のような方にはBBシリーズはやや難しいとされます:
- ヘッドスピードが40m/s未満
- 球が上がらずに苦労している
- 弾道が常に右に出やすい
- シャフトにしなりを求めてタイミングを合わせるタイプ
このようなプレーヤーには、より先調子で柔らかめのモデル(例:ディアマナTBやPD)の方が合うケースが多くなります。
フィーリングの好みも考慮すべき
BBシリーズはインパクト時に「しっかり感」があり、振っていて安心感のあるフィーリングが特徴ですが、この感覚を「硬すぎる」と感じる方もいます。打感やシャフト挙動のフィーリングもシャフト選びの重要な要素であるため、試打を通じて感覚面でも確認することが望ましいです。
BBの特徴
ディアマナBBシリーズのシャフトは、三菱ケミカルが展開する「ディアマナ」ブランドの中でも、中元調子に位置付けられるモデルです。中〜上級者をターゲットとし、特に競技志向の強いプレーヤーから高い評価を受けています。ここではBBの構造的な特徴と、その設計思想について詳しく解説します。
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中元調子の設計思想
BBは「中元調子」と呼ばれるシャフトのしなり位置を採用しています。これは、シャフトの中央からグリップ側にかけてしなる設計であり、先端は非常に硬く作られています。これにより以下のような恩恵が得られます:
- 強い叩きに対しても暴れにくい
- スピン量が少なく抑えられる
- 左への引っかけミスが出にくい
- 高弾道よりも中低弾道を出しやすい
この設計は、しっかり振ってもフェースが開いたり閉じたりせず、スイング通りにボールが飛ぶという安定性を生み出します。
マトリックス構造と素材設計
BBシリーズには「DIALEAD(ダイアリード)」と呼ばれる高弾性カーボンが使用されており、これがシャフト全体の剛性を高めています。また、トルクはやや抑え気味の設計になっており、ヘッド挙動の安定性に寄与しています。
シャフト名 | トルク値(例) |
---|---|
BB60 S | 約3.1 |
BB70 X | 約2.9 |
このトルクの小ささは、方向性を重視するプレーヤーにとって大きなメリットとなります。
デザインとフィーリング
BBは視覚的にも鮮やかなブルーのデザインで知られており、ディアマナシリーズの中でも象徴的な存在です。スイング中の「しっかり感」と、インパクト時の手元の安定性が高く、「自分で振っている」感覚を得やすいシャフトです。
ディアマナのシャフトの分布図
ディアマナシリーズには複数のモデルが存在し、それぞれ異なる調子(シャフトのしなり位置)や特性を持っています。BBの特性をより深く理解するには、ディアマナ全体のシャフトマトリックス(分布図)を俯瞰することが重要です。
ディアマナシリーズの基本マッピング
以下は、代表的なディアマナシリーズの特性を調子とスピン性能の観点からマッピングした例です。
モデル | 調子 | 弾道 | スピン量 |
---|---|---|---|
TB | 手元調子 | 高 | 多 |
PD | 中元調子 | 中 | 少 |
BB | 中元調子 | 低 | 少 |
WB | 元調子 | 低 | 最少 |
この分布図からも分かるように、BBはPDと同様に中元調子に属しつつも、よりスピンを抑えた設計がなされています。WBはさらに先端剛性が高く、スピンを極限まで抑えたモデルです。
しなり位置とプレーヤー特性
- 手元調子(TB):シャフトの手元側がしなり、タイミングを取りやすい。ヘッドスピードがやや遅めのプレーヤー向き。
- 中元調子(BB・PD):切り返しでシャフトが暴れず、叩きに行きやすい。中〜上級者に適す。
- 元調子(WB):極めて硬質な設計で、シャフトのたわみを最小限に。操作性と直進性重視のモデル。
このように、BBは全体の中でもバランスが取れており、スイングが完成しているプレーヤーがさらなる安定感を求めるときに選ばれる傾向があります。
ディアマナBB53SRの振動数

ディアマナBBシリーズの中でも、特に注目されるのが「BB53SR」という軽量モデルです。重量帯としては50g台前半で、フレックスはSR。ヘッドスピードが中程度のプレーヤーに人気があります。
BB53SRのスペック概要
項目 | 内容 |
---|---|
重量 | 約54g |
フレックス | SR |
トルク | 約3.9 |
調子 | 中元調子 |
振動数(45.25インチ装着時) | 約250〜253 CPM |
この振動数はSフレックスよりも柔らかめであり、SRとしては標準的。しなりが適度にありながらも、先端の安定性が高く、叩きに行っても暴れにくいのが特徴です。
BB53SRが向いているプレーヤー
- ヘッドスピードが41〜43m/s程度
- 弾道を中低めに抑えたいが、Sフレックスはやや硬いと感じる
- 操作性と飛距離のバランスを取りたい中級者
BB53SRは中元調子でありながら、軽量でしなりも感じやすいため、BBの特性を体感しやすい入門的なモデルとも言えます。ただし、しなりが強い分、叩きすぎるとフェースの開閉が強調される可能性もあるため、スイングの安定性が求められます。
TitleistDiamana50の振動数
Titleist(タイトリスト)純正装着のDiamana 50シリーズは、多くのゴルファーが初めて手にすることの多いカスタムシャフトの1つです。その中でも「Diamana 50」は、軽量で扱いやすく、スイングテンポが安定しやすいことから高い人気を誇ります。ここでは、その振動数に注目し、同カテゴリ内の比較も交えて詳しく解説します。
Titleist純正Diamana 50の概要
このシャフトは、三菱ケミカルが製造し、Titleistのドライバーに装着される「カスタム専用モデル」です。例えば、Titleist TSi1やTSi2に装着されるケースが多く、標準装備のため試打クラブにも採用されやすい傾向があります。
モデル名称 | 重量(g) | トルク | 調子 | 振動数(45.25インチ時) |
---|---|---|---|---|
Diamana 50 SR | 約53 | 4.4 | 中調子 | 約240〜245 CPM |
Diamana 50 S | 約55 | 4.3 | 中調子 | 約250〜255 CPM |
純正モデルの注意点
純正シャフトとアフターマーケット(市販)モデルでは、同じ名称でも設計や素材、剛性が異なる場合があります。Titleist純正のDiamana 50は、操作性重視でやや柔らかめに設定されており、万人受けする設計です。
この設計によって、以下のような特性が得られます:
- 初心者でもタイミングが取りやすい
- ボールが高く上がりやすい
- 適度にしなることで振りやすい感覚
BBシリーズとの比較
BBシリーズ(特にBB60 Sなど)と比較すると、振動数はDiamana 50 Sが約250〜255 CPMに対し、BB60 Sは260〜265 CPM程度と、明確な硬さの差があります。この違いは、以下のような性能差を生みます:
- Diamana 50:高弾道、スピン多め、柔らかめ
- Diamana BB:低弾道、スピン少なめ、硬めで叩ける
つまり、TitleistのDiamana 50はフィーリングや操作性を優先した設計で、BBシリーズは操作性よりも弾道制御やインパクト時の強さを求めるゴルファーに向いているのです。
BBとWBの振動の違い
ディアマナBBとWBはともに中元〜元調子のシャフトですが、その設計思想と振動数の違いは明確です。両者を比較することで、それぞれが持つ振動特性とプレーヤーへの適応性が見えてきます。
基本スペック比較(60g台 Sフレックスでの一例)
モデル | 振動数(45.25インチ) | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
BB60 S | 約260〜265 CPM | 3.1 | 中元調子 |
WB60 S | 約270〜275 CPM | 3.0 | 元調子 |
この表からも分かるように、WBの方が全体的に硬く、特に手元側に強い剛性を持つ構造です。振動数で見ると、BBよりもWBの方が約10CPMほど高い傾向があります。
振動数の違いが生むフィーリング差
- BBのフィーリング:シャフトの中間から手元がしなるため、タイミングが取りやすく、自然に「振れる」印象。程よい硬さで叩いても暴れにくい。
- WBのフィーリング:極端に硬く、手元主導のシャフト挙動。タイミングを自分で作りに行く必要があり、スイングの再現性が高い人向き。
WBは完全に叩きに行くプレーヤー、ツアーレベルの競技者向けとも言える設計です。一方、BBはそこまでのスイング精度を要求せずとも、低スピン・直進性を実現できる点で使いやすさに優れます。
振動数だけで選んではいけない理由
振動数が高いからといって自分に合うとは限りません。例えば、WBのように振動数が高すぎると、自分のヘッドスピードやテンポではしならせられず、球が右へ出たり、飛距離をロスする可能性があります。重要なのは、振動数+スイング特性+フィーリングの総合的なマッチングです。
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TB、PD、WBの違い
ディアマナシリーズの中でも、TB、PD、WBはそれぞれ異なるスイングタイプやプレースタイルに合わせて設計されたモデルです。この3つのシャフトの違いを理解することで、BBとの相対的位置づけも明確になります。
スペック比較
モデル | 調子 | 特徴 | 推奨プレーヤー |
---|---|---|---|
TB | 手元調子 | 弾道高め、つかまり良好 | ヘッドスピード遅め〜中 |
PD | 中元調子 | 弾道中、直進性高め | 中級者以上 |
WB | 元調子 | 弾道低め、スピン最少 | 上級〜競技者向け |
各モデルの設計思想
- TB(手元調子)
手元が柔らかく設計されており、スイングテンポを取りやすい。高弾道で球を上げやすい。初心者〜中級者にも扱いやすい。 - PD(中元調子)
BBに近い設計ながら、BBよりもやや寛容性が高く、しなりを感じやすい。方向性と飛距離のバランスを求めるゴルファーに適す。 - WB(元調子)
手元側が非常に硬く、しなり戻りが最小限。スピンが極端に少なく、操作性よりも直進性と風への強さを重視する設計。
BBとの相対比較
比較対象 | BBとの違い |
---|---|
TB | より柔らかく、球が上がりやすい |
PD | 振動数や設計が似ているが柔らかめ |
WB | より硬く、スピンが少ない分ピーキー |
BBはPDと非常に近いポジションにありますが、より引き締まった挙動と低スピン性能を重視したモデルです。つまり、「PDで物足りないけど、WBは硬すぎる」と感じるゴルファーにとって、BBはちょうど良い中間点となる存在です。
ディアマナBB振動数まとめ
ディアマナBBシリーズの振動数について詳細に見てきた中で、最も重要なのは「自分のスイングテンポやフィーリングに合った剛性かどうか」を見極めることです。BBシリーズは、振動数だけを見るとやや高めの設計になっており、いわゆる「叩いていける中元調子シャフト」として高評価を得ています。
ディアマナBB振動数の基準
振動数(CPM:cycles per minute)はシャフトの硬さを数値で表したもので、BBシリーズでは以下のような傾向があります。
モデル | 振動数(45.25インチ) | 対象レベル |
---|---|---|
BB53 SR | 約245〜250 CPM | 初〜中級者向け |
BB60 S | 約260〜265 CPM | 中〜上級者向け |
BB70 X | 約275〜280 CPM | 上級者・競技者向け |
これらの数値は、スイングテンポが速く、インパクトをしっかり叩けるプレーヤーにとっては理想的なスペックと言えます。一方、しなりを多く感じたいプレーヤーにとっては、やや硬く感じられる可能性もあります。
振動数とヘッドスピードの関係
振動数とヘッドスピードの関係は密接です。例えば、ヘッドスピードが42m/s前後であればBB53SR(約245CPM)前後の振動数が合うケースが多く、45m/sを超えるようなプレーヤーであればBB60S(約260〜265CPM)やそれ以上でも問題ありません。ただし、スイングタイプ(テンポ、リズム、リリースポイント)によっても相性が大きく異なるため、単に数値だけで判断するのは危険です。
他モデルとの違い
BBは、TBやPDよりも剛性バランスが全体的に引き締まっており、打ち出しを抑えてスピン量を低減させる設計がされています。WBよりはわずかにマイルドな挙動を示すため、「振動数は高めでも、ある程度しなりを感じたい」というゴルファーには非常に適しています。
ディアマナBBが合うプレーヤー像
- 振動数260CPM前後でもしっかりしならせられる
- シャフトが暴れるのを嫌い、挙動を一定に保ちたい
- インパクトで叩いてスピン量を抑えたい
- 弾道を中〜低めに抑え、風に強い球を打ちたい
こういったゴルファーにとって、ディアマナBBシリーズは非常に高い満足度を得られるシャフトとなるでしょう。
最終的な判断材料
振動数はあくまで「目安」であり、実際に自分のスイングに合っているかは打ってみないと分からない部分もあります。できるだけ試打やフィッティングを行い、自分にとって最適な「しなり感」や「球の挙動」を確かめることが重要です。
また、同じBBシリーズでも重量帯(53g、60g、70g)やフレックス(SR、S、X)で振動数は大きく変わるため、自分のヘッドスピードやスイングテンポに合ったものを選ぶことが成功への近道です。