
ゴルフクラブのシャフトを交換する際、スリーブ付きシャフトは非常に便利です。
しかし、「どのように交換するのか?」「自分でできるのか?」と疑問を持つ人も多いでしょう。この記事では、スリーブ付きシャフトの交換方法について詳しく解説し、自分で交換する方法やショップでの工賃なども紹介します。
さらに、メーカーごとのシャフト交換方法やヘッドスピードに合ったシャフト選びについても掘り下げます。
記事の内容一覧
- 自分でスリーブシャフト交換
- 自分でドライバーのシャフト交換
- テーラーメイドのシャフト交換方法
- シャフトスリーブ交換は何回まで
- ゴルフパートナーのシャフトのスリーブ交換工賃
- ゴルフ5のスリーブ付きシャフト交換方法と工賃
- ヘッドスピード40に合うシャフト
- テーラーメイドのシャフトの再利用
- キャロウェイのシャフト交換方法
- PINGのシャフト交換方法
- スリーブ付きシャフト交換方法まとめ
目次
スリーブ付きシャフトの交換方法と工賃を解説

スリーブ付きシャフトは、ヘッドに簡単に装着できるため、多くのゴルファーに利用されています。しかし、交換方法や工賃について正しく理解していないと、余計なコストがかかることも。ここでは、自分で交換する方法、ショップでの交換工賃、メーカーごとの違い、さらにはシャフトの再利用や交換の限度について詳しく解説します。
自分でスリーブシャフト交換
スリーブ付きシャフトを自分で交換することは可能ですが、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。適切な工具を用意し、手順を守ることで、安全かつ確実に交換できます。
必要な工具
- ヒートガンまたはトーチ
- ゴムバイス
- 六角レンチ(クラブによってサイズが異なる)
- エポキシ接着剤(スリーブを新たに取り付ける場合)
交換手順
- ヘッドを取り外す シャフトの先端にあるスリーブの固定ネジを六角レンチで緩め、ヘッドを外します。
- スリーブを加熱する スリーブは接着剤で固定されているため、ヒートガンやトーチで軽く加熱して接着剤を柔らかくします。
- スリーブを取り外す ゴムバイスを使ってシャフトを固定し、スリーブを慎重に引き抜きます。
- 新しいシャフトにスリーブを装着 スリーブの内部とシャフトの先端をきれいにし、エポキシ接着剤を塗布して装着。24時間以上しっかり乾燥させます。
- ヘッドを装着し調整する 乾燥後、ヘッドをスリーブに差し込み、適切な角度に調整してネジを締めます。
注意点
- 加熱しすぎるとスリーブが変形する可能性があるため、適度な温度で慎重に行う。
- シャフトの長さやフレックスを変更する場合は、スイングバランスも考慮する。
自分でドライバーのシャフト交換

ドライバーのシャフトを自分で交換することは可能ですが、適切な手順を踏まないとクラブ性能が損なわれることがあります。ここでは、自分で交換する際の注意点や具体的な手順について詳しく解説します。
自分で交換するメリット
- コストを抑えられる:ショップで依頼する場合、工賃がかかるが、自分で行えば費用は不要。
- 試行錯誤できる:異なるシャフトを試しながら、自分に合う最適な組み合わせを見つけやすい。
- 急な調整が可能:ラウンド直前の調整や、練習場での変更が容易。
交換に必要な工具
ドライバーのシャフト交換には、以下の工具が必要になります。
- 六角レンチ(一般的にはトルクレンチが推奨)
- ヒートガンまたはトーチ(スリーブを外す場合)
- ゴムバイス(シャフトを固定するため)
- エポキシ接着剤(スリーブの再利用時に必要)
交換手順
- ヘッドを取り外す ドライバーのスリーブ付きシャフトは、基本的に六角レンチでネジを緩めるだけでヘッドを外せます。
- シャフトの確認 交換するシャフトが、現在使用しているスリーブと適合するかをチェック。
- スリーブの交換(必要な場合) 既存のスリーブを加熱して取り外す。新しいシャフトにエポキシ接着剤を使って装着し、24時間乾燥。
- ヘッドを装着して締める スリーブがしっかり固定されたら、ヘッドを差し込み、レンチで締め付ける。
- 試打と調整 練習場で打ってみて、ロフト角やフェースアングルを微調整する。
注意点
- スリーブの形状やサイズはメーカーごとに異なるため、互換性を確認する。
- シャフトの長さが変わるとバランスも変わるため、スイングへの影響を考慮する。
テーラーメイドのシャフト交換方法
テーラーメイドのドライバーやフェアウェイウッドには、独自のスリーブシステムが採用されています。交換の際には、このシステムを理解しておくことが重要です。
テーラーメイドのスリーブの特徴
- 調整機能が豊富:ロフト角やフェースアングルを細かく調整可能。
- 互換性に注意:同じメーカーでもシリーズによってスリーブ形状が異なる。
交換手順
- ヘッドを外す トルクレンチを使い、スリーブのネジを反時計回りに回してヘッドを取り外す。
- スリーブを交換(必要な場合) 既存のスリーブを加熱して外し、新しいシャフトに装着。
- スリーブの向きを調整 テーラーメイドのスリーブには、ロフト調整機能があるため、設定を確認。
- ヘッドを装着し締める ネジを締める際には、トルクレンチを使用し、規定のトルクで締める。
互換性のポイント
- SIMシリーズとステルスシリーズではスリーブ形状が同じため互換性あり。
- Mシリーズ以前のモデルとは互換性がないため注意。
シャフトスリーブ交換は何回まで
スリーブの交換回数には限度があります。何度も脱着を繰り返すと、スリーブやシャフト自体の劣化を招くため、注意が必要です。
スリーブ交換の限界
- ネジの摩耗:頻繁に脱着するとネジが摩耗し、固定力が低下。
- 接着剤の劣化:スリーブの再接着を繰り返すと、強度が落ちる。
- シャフトのダメージ:加熱や圧力による影響で、シャフトが劣化する可能性あり。
交換可能な回数の目安
- ネジの脱着回数:10回程度なら問題なし。20回以上で摩耗リスク増大。
- スリーブの再利用回数:1〜2回までが推奨。3回以上は固定力が低下する可能性あり。
長持ちさせるポイント
- 適切な工具を使う:トルクレンチを使用し、規定トルクで締める。
- 加熱しすぎない:スリーブを外す際、高温を避ける。
- スリーブを消耗品と考える:劣化したら新品に交換。
ゴルフパートナーのシャフトのスリーブ交換工賃
ゴルフパートナーでは、スリーブ交換を依頼することができます。工賃は店舗によって若干の違いがありますが、一般的な相場を紹介します。
工賃の目安
- スリーブ交換(持ち込みシャフト):1,500円〜3,000円
- スリーブ交換(シャフト購入時):無料または1,000円程度
- シャフト脱着のみ:1,000円〜1,500円
依頼時の注意点
- スリーブ持ち込みは可能か確認:一部店舗では、持ち込みスリーブの取り付けを断られる場合あり。
- 納期を確認:店舗の混雑状況によって、即日対応か数日かかる場合がある。
- シャフトカットやバランス調整も相談:シャフトの長さを調整したい場合は追加工賃がかかる可能性あり。
ゴルフ5のスリーブ付きシャフト交換方法と工賃
ゴルフ5でもスリーブ付きシャフトの交換サービスを提供しており、工賃や納期は店舗ごとに異なります。
工賃の目安
- スリーブ取り付け(持ち込みシャフト):2,000円〜3,500円
- スリーブ交換(シャフト購入時):無料または1,500円程度
- ネジ締め調整のみ:500円〜1,000円
交換の流れ
- 店舗にシャフトとスリーブを持ち込む
- スリーブの種類を確認し、取り付け作業を依頼
- 接着剤が乾燥するまでの時間を確認(通常24時間)
- 完成後、店頭で受け取り・ヘッド装着
ゴルフ5の特徴
- 専門スタッフによる丁寧な作業:フィッティング相談も可能。
- スリーブの在庫が豊富:主要メーカーのスリーブを取り扱い。
- 会員特典がある場合も:ゴルフ5メンバーは工賃割引が適用されることも。
ヘッドスピード40に合うシャフト
ヘッドスピード40m/sのゴルファーに適したシャフトを選ぶことで、飛距離や方向性が安定します。適正なシャフトの硬さや重量を知り、自分に合ったものを選びましょう。
適したシャフトフレックス
- SR(スティフ・レギュラー):ヘッドスピード38〜42m/s向け。しなりを活かしたスイングが可能。
- S(スティフ):ヘッドスピード40〜45m/s向け。強めのスイングに適応。
重量の目安
- 50g台:振り抜きやすく、スピン量を抑えやすい。
- 60g台:安定感が増し、インパクト時のブレを抑える。
おすすめシャフト
- フジクラ Speeder NX 50-SR:適度なしなりと直進性のバランスが良い。
- 三菱ケミカル TENSEI Blue 60-S:安定感があり、方向性を重視したい方におすすめ。
- USTマミヤ ATTAS KING 5S:軽量ながら弾道をコントロールしやすい。
シャフト選びのポイント
- スイングタイプを考慮:しなりを活かすならSR、力強く打つならSが最適。
- 試打してフィーリングを確認:スペックだけでなく、実際に打って感触を確かめる。
- クラブ全体のバランスを調整:グリップやヘッドとの組み合わせも重要。
テーラーメイドのシャフトの再利用
テーラーメイドのスリーブ付きシャフトは、異なるヘッドに流用できる場合があります。ただし、シリーズ間の互換性や注意点を理解しておくことが大切です。
互換性のあるシリーズ
- SIM・SIM2・ステルスシリーズ:スリーブ形状が同じで互換性あり。
- Mシリーズ(M1・M2・M3・M4など):Mシリーズ同士なら互換性あり。
再利用時の注意点
- ロフト角調整機能の違い:モデルごとにスリーブの調整範囲が異なるため、再利用時に弾道が変わることがある。
- 接着剤の劣化チェック:長年使用したスリーブは接着剤が弱くなっている可能性があるため、新しく装着する際はしっかり固定する。
- スリーブの摩耗確認:ネジ部分が摩耗している場合は交換が必要。
再利用の手順
- 古いシャフトからスリーブを取り外す(ヒートガン使用)
- 新しいシャフトに装着(エポキシ接着剤を使用)
- 24時間以上乾燥させた後、ヘッドに装着し調整する
キャロウェイのシャフト交換方法
キャロウェイのドライバーやフェアウェイウッドには、独自のアジャスタブルホーゼル(OptiFitスリーブ)が採用されています。交換の際は、正しい手順と互換性を確認しましょう。
キャロウェイのスリーブの特徴
- ロフト・ライ角調整が可能:スリーブの向きを変えることで、弾道調整ができる。
- シリーズ間の互換性が広い:多くのキャロウェイドライバーで同じスリーブが使用可能。
交換手順
- トルクレンチでヘッドを取り外す
- スリーブの設定を確認し、適切なポジションに調整
- 新しいシャフトに装着し、トルクレンチで締める
- 試打して最適な設定を探る
互換性のあるモデル
- EPIC・ROGUE・MAVRIKシリーズ:スリーブの形状が共通で互換性あり。
- BIG BERTHAシリーズ:一部モデルでスリーブの仕様が異なるため要確認。
PINGのシャフト交換方法
PINGのドライバーやフェアウェイウッドは、独自の「トルクスリーブ」を採用しており、シャフト交換の際に互換性や調整機能を理解しておくことが重要です。
PINGスリーブの特徴
- 8段階のロフト調整機能:ロフト角を±1.5°の範囲で調整可能。
- シリーズ間の互換性が限られる:G400以降のモデルではスリーブ形状が異なるため、注意が必要。
交換手順
- トルクレンチでヘッドを取り外す
- 新しいシャフトをスリーブに装着し、調整ポジションを確認
- トルクレンチで適切なトルク(約4Nm)で締め付ける
- 試打してロフト・ライ角を調整する
互換性のあるモデル
- G400・G410・G425・G430シリーズ:スリーブ形状が同じで互換性あり。
- Gシリーズ(G・G30など):旧モデル同士で互換性ありだが、最新モデルとは非互換。
注意点
- 締めすぎに注意:トルクレンチを使い、規定のトルクで締める。
- シャフトの長さ調整を考慮:PINGの標準シャフト長と異なる場合、スイングバランスに影響が出る。
スリーブ付きシャフト交換方法まとめ
スリーブ付きシャフトの交換は、正しい知識を持つことで簡単に行えますが、メーカーごとの違いや注意点を押さえておくことが重要です。
基本的な交換手順
- トルクレンチでヘッドを取り外す
- 交換するシャフトのスリーブ互換性を確認
- 新しいシャフトを装着し、適切なトルクで締め付ける
- 試打して弾道やフィーリングを確認する
メーカーごとのスリーブ互換性
- テーラーメイド:SIM・ステルスシリーズ間は互換性あり。Mシリーズとは非互換。
- キャロウェイ:EPIC・ROGUE・MAVRIKシリーズ間は互換性あり。
- PING:G400以降のモデルは互換性あり。旧Gシリーズとは非互換。
交換時のポイント
- スリーブの摩耗に注意:ネジの摩耗や接着剤の劣化をチェック。
- 工具を正しく使用:トルクレンチを使い、適切な締め付けトルクを守る。
- 試打で最適な設定を探る:ロフト・ライ角を調整し、最適な弾道を見つける。
スリーブ付きシャフトの交換を適切に行うことで、クラブの性能を最大限に引き出せます。自分に合ったシャフトを選び、スイングに最適なセッティングを見つけましょう!