SPEEDER NX 35と45の違いを徹底比較するポイント

ゴルフシャフト選びはプレーヤーのスイングに直結する重要な要素です。その中でもフジクラの「SPEEDER NX」は、多くのゴルファーから注目を集めています。

本記事では「SPEEDER NX 35」と「SPEEDER NX 45」の違いに焦点を当て、それぞれのヘッドスピード適性や硬さの傾向、比較による特徴、さらにグリーン周りでのフィーリング、評価や分布図、ユーティリティ用シャフトやレッドのスペックまで幅広く解説します。自分に合うシャフト選びの参考にしてください。

記事の内容一覧

1. SPEEDERNXの35と45のヘッドスピード
2. 硬さ
3. 比較
4. グリーンに合うヘッド
5. 評価
6. SPEEDERNX3545違い
7. 分布図
8. ユーティリティのシャフト
9. レッドのスペック
10. SPEEDERNX3545違いまとめ

SPEEDER NX 35 45 違いの基本解説

SPEEDER NXシリーズの中でも35と45は重量帯と設計思想に違いがあり、ゴルファーのスイングタイプやヘッドスピードによって適性が変わります。35は軽量で初心者やスイングスピードが遅めのプレーヤーに合い、45はやや重量感があり安定性を求めるゴルファーに適します。ここから各H3に分けて詳細に解説します。

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SPEEDERNXの35と45のヘッドスピード

SPEEDER NXシリーズの中でも「35」と「45」は重量帯によって想定されるプレーヤーのヘッドスピードが大きく異なります。SPEEDER NX 35は非常に軽量なシャフトで、一般的にヘッドスピードが35m/s〜40m/s前後のゴルファーをターゲットに設計されています。軽量であることから、スイング全体にかかる負担が少なく、力に自信がない方やシニア、女性ゴルファーにとって扱いやすいモデルです。
一方、SPEEDER NX 45は重量が少し増すことでシャフト全体の剛性バランスが変化し、推奨されるヘッドスピードは40m/s〜43m/s前後とされています。この差はわずか数メートル毎秒に思えますが、スイングに与える影響は大きく、35では物足りなく感じるプレーヤーが45を選ぶことで弾道の安定性や方向性を確保できます。

ヘッドスピードと弾道の関係

軽量シャフトである35は、振り抜きが速くなりやすく、スライス回転を抑えやすい一方で、強く叩きにいくと打点のブレが出やすくなります。対して45は適度な重さと剛性によって、ミート率の向上や弾道の安定性に寄与します。そのため、自分のヘッドスピードだけでなく、スイングの再現性や求める弾道イメージに合わせて選ぶことが重要です。

実測データの例

フィッティング施設のデータでは、ヘッドスピード38m/s前後のゴルファーが35を使用するとキャリーが伸びやすくなる傾向が見られ、同じ条件で45を使用するとバックスピン量が抑えられ、ランが出やすくなるという違いが確認されています。つまり、キャリーを稼ぎたい人は35、方向性と安定性を重視したい人は45が適しているといえます。

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硬さ

SPEEDER NX 35と45を比較すると、重量差だけでなく「硬さ（フレックス感）」にも違いがあります。一般的に同じシリーズで重量が上がると、シャフト全体のしなり感は抑えられ、結果として硬さが増す印象になります。35は軽量で柔らかく感じやすいため、しなり戻りを利用して飛距離を伸ばしたいゴルファーに向いています。特にスイングテンポがゆったりしている人や、インパクトで自然に球をつかまえたい人に相性が良いと言われています。

一方で45は重量が増すことでシャフトの中間剛性が高まり、インパクトでの安定感が向上します。スイングテンポが速めでしっかり振るタイプのゴルファーには、45のほうが合いやすいケースが多いです。柔らかすぎると感じてタイミングが合わない場合、45を選ぶことでスイングのリズムを崩さずに強いボールを打つことができます。

フィッティングにおける硬さの判断

実際のフィッティング現場では、同じヘッドスピード帯でも「35だと頼りなく感じる」という声や、「45にしたらタイミングが取りやすい」という意見が多くあります。硬さはスペック表だけでは判断できず、振ったときの感覚が大きいため、試打での確認が必須です。

硬さと弾道の相関

柔らかいシャフトはボールの捕まりが良く、高弾道を打ちやすい反面、強振時にバラつきやすくなります。逆に硬めのシャフトは打点が安定し、弾道が低めに抑えられるため、風に強い球筋を求めるプレーヤーに有利です。したがって、自分の球筋の傾向を考慮し、最適な硬さを選ぶことが重要となります。

比較

SPEEDER NX 35と45を比較する際に注目すべきポイントは、重量・剛性・スイング適性・弾道傾向の4つです。まず重量面では、35がシリーズ内でも最軽量に位置し、シャフト重量が30g台前半となるため、振り抜きやすさとヘッドスピードの向上を狙うプレーヤーに適しています。対して45は40g台半ばの重量帯で、軽量感を維持しつつも、スイング中の安定感が増す点が特徴です。

剛性の違いについては、35は柔らかめに設計されており、スイングのしなりを大きく感じられます。そのため、自然な捕まりや高弾道を実現しやすいですが、強く振ると挙動が暴れるケースもあります。一方の45は中間部から先端にかけての剛性が高く、弾道の高さを抑えつつ方向性の安定を図れる構造になっています。これにより、適度に振れるゴルファーが力強い中弾道を打つのに向いています。

弾道傾向の比較

35を使うとキャリーが伸びやすく、特に高い弾道でグリーンを狙いたいゴルファーには有効です。しかし、バックスピンが増えやすいため、飛距離よりも高さ重視となりやすい傾向があります。これに対し45は、スピン量が抑えられて直進性のある球筋を打ちやすく、風の影響を受けにくいメリットがあります。ランも出やすいため、総飛距離で差を感じる人も少なくありません。

プレーヤータイプ別比較

• SPEEDER NX 35向き
  ・ヘッドスピードが35〜39m/s程度
  ・軽量シャフトを求めるシニア・女性ゴルファー
  ・自然な捕まりと高さで飛距離を伸ばしたいプレーヤー
• SPEEDER NX 45向き
  ・ヘッドスピードが40〜43m/s程度
  ・方向性と安定感を求める中級者〜上級者
  ・風に負けない中弾道を打ちたいプレーヤー

このように比較すると、35と45は単純な重量違いではなく、求める弾道やプレースタイルによって適性が大きく変わります。フィッティングでは、同じヘッドを装着して両方を試打し、弾道の違いを体感することが最も効果的です。

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グリーンに合うヘッド

SPEEDER NX 35と45を選ぶ際には、使用するヘッドとの相性も重要な判断基準になります。軽量シャフトである35は、主に大型ヘッドや高慣性モーメント設計のドライバーと組み合わせると効果を発揮します。軽いシャフトが大きなヘッドをスムーズに振り切るサポートをしてくれるため、ミスヒットを軽減しやすくなります。特に高打ち出し性能を持つヘッドとの相性が良く、ボールを楽に上げたいゴルファーに最適です。

一方で45は重量感と剛性があるため、操作性の高いヘッドや重心位置が浅めのヘッドと組み合わせることで性能を引き出しやすくなります。適度に抑えられた打ち出し角と低スピン性能が、風に強いライナー系の弾道を実現する助けとなります。また、45は中〜上級者が好むコンパクトなヘッドや、球筋をコントロールしやすいモデルと組み合わせるケースが多く見られます。

実際のフィッティング事例

フィッティングの現場では、SPEEDER NX 35をテーラーメイドやキャロウェイの大型ドライバーヘッドと組み合わせるケースが多く、スライス改善や打ち出し角度の向上に役立っています。逆にSPEEDER NX 45は、スリクソンやタイトリストといった操作性重視のヘッドで使用されることが多く、スピン量を抑えて直進性を高めたいゴルファーに選ばれています。

グリーン周りのアプローチとの関係

ドライバーの選択がグリーンでのパフォーマンスに直結するわけではありませんが、適正シャフトでティーショットが安定すれば、セカンド以降の距離感やマネジメントに余裕が生まれます。その結果、グリーン攻略の安定性にもつながるのです。シャフトの違いは単に飛距離や方向性だけでなく、ラウンド全体のスコアメイクにも影響を及ぼします。

評価

SPEEDER NX 35と45は、フジクラの最新技術を取り入れたシリーズの中でも評価が分かれる部分が多いモデルです。ゴルファーの体格やスイングスタイルによって適性がはっきり分かれるため、口コミや試打レポートでは両モデルそれぞれに高評価が見られます。

SPEEDER NX 35の評価

SPEEDER NX 35は「とにかく振り抜きやすい」「軽量なのにしっかり飛ばせる」といった声が多く見られます。特に女性やシニア層のプレーヤーからの支持が厚く、無理なく振れることで疲労軽減につながる点も好評です。一方で、パワーのあるゴルファーからは「軽すぎてタイミングが合わない」「叩くと暴れる」といった指摘もあり、対象ユーザーが明確に分かれるモデルだといえます。

SPEEDER NX 45の評価

SPEEDER NX 45は「適度な重さで安定感がある」「方向性が揃いやすい」と評価されることが多く、ミドルスピード帯のゴルファーに最適とされています。特に風の強い日のラウンドや、コンペティションで安定感を重視したい場面で有利とされることが多いです。一方で、非力なプレーヤーには「重さを感じる」「振り遅れる」という感想もあり、ある程度の体力やスイングスピードが求められるモデルです。

プロやフィッターの意見

プロやフィッティングの専門家からは「35と45は単なる重量違いではなく、設計の意図が違う」との声が多く聞かれます。35はスイングスピードを補う設計、45は安定感をプラスする設計と解釈され、プレーヤーのタイプごとに最適化された存在と位置づけられています。そのため、単純に「どちらが良いか」ではなく、「自分のスイングに合っているか」が評価の分かれ目となります。

総合的な評価

総じて、SPEEDER NX 35は「軽量・高弾道・易しさ」を求めるプレーヤーに高評価、SPEEDER NX 45は「安定・方向性・強弾道」を求めるプレーヤーに高評価を得ています。どちらも最新のカーボン設計によるしなり戻り性能を持ちながら、狙ったゴルファー層に明確に刺さるスペックを備えている点が、SPEEDER NXシリーズが幅広く評価される理由です。

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SPEEDERNX35と45の違い

「SPEEDER NX 35と45の違い」をまとめて整理すると、主に次の4点に集約されます。

1. 重量差　35：30g台前半で最軽量。振り抜きやすくスイングスピードを補う。45：40g台半ばで適度な重さ。安定感を重視。
2. 推奨ヘッドスピード　35：35〜39m/s  45：40〜43m/s
3. 弾道の傾向　35：高弾道・キャリー重視。スピンが入りやすい。45：中弾道・直進性重視。スピン量を抑えられる。
4. 対象ゴルファー層　35：女性、シニア、非力なゴルファー　45：中級者以上、安定性を求めるゴルファー

違いの活かし方

この違いを活かすためには、自分のスイングテンポと求める弾道を冷静に分析することが必要です。例えば、キャリー不足で悩んでいるなら35を試す価値があり、弾道が高すぎて風に流されるなら45に切り替えるのが効果的です。

試打で確認すべきポイント

• 振り抜きの感覚（軽すぎないか、重すぎないか）
• 弾道の高さ（自分の理想に近いか）
• スピン量（キャリーとランのバランスが取れているか）

両モデルは方向性が明確に違うため、最終的には試打で自分の感覚に合うかどうかを確認することが必須です。シャフトの数字上のスペックだけでなく、実際に振った感触やボールの飛び方を重視することが、正しい選択につながります。

分布図

SPEEDER NX 35と45の位置付けを理解する上で有効なのが「シャフト分布図」です。分布図とは、重量帯とフレックス、剛性バランスを座標軸で示したもので、ゴルファーが自分に合ったモデルを探す際に役立ちます。フジクラやクラブフィッティング施設では、主要シャフトメーカーの代表的モデルを縦軸に重量、横軸に剛性やキックポイントとして整理しており、視覚的に比較できます。

SPEEDER NX 35の分布位置

SPEEDER NX 35は30g台の軽量帯に属し、同カテゴリには三菱ケミカルの「Diamana PD Lite」やUSTマミヤの「ATTAS EZ」なども並びます。これらはいずれも非力なゴルファー向けに設計されており、分布図上でも「軽量・柔らかめ」のエリアに配置されます。つまり、35は軽量帯でありながらSPEEDER特有のしなり戻り性能を持ち、同クラスのシャフトより捕まりやすい点が特長です。

SPEEDER NX 45の分布位置

SPEEDER NX 45は40g台の中軽量帯に分類され、同じゾーンには「VENTUS Red 4」や「Tour AD UB-4」などが存在します。これらはヘッドスピード40m/s前後をターゲットとした設計で、軽量すぎず重すぎない絶妙な立ち位置です。45はその中でも中間剛性を高めることで、直進性と安定性を両立している点が評価され、分布図上では「中軽量・中剛性」のゾーンに配置されます。

分布図を用いたフィッティングの活用

ゴルファーが自分の適性シャフトを見つける際には、この分布図が有効です。例えば、SPEEDER NX 35を使っていて「軽すぎる」と感じるなら、分布図で1ランク上の重量帯を確認することで、45や他の40g台モデルにスムーズに移行できます。また、45を使用して「少し重い」と感じる場合には、分布図を頼りに再度35へ戻るか、同カテゴリの他モデルを検討することが可能です。

分布図で見る違いの明確化

分布図を用いることで、35と45は明確に違うポジションに存在することがわかります。35は軽量・柔らかい帯域に、45は中軽量・ややしっかりした帯域に属しており、単なる「重量違い」ではなく、ターゲットとするゴルファー層が異なる設計思想であることが浮き彫りになります。分布図を活用すれば、自分のスイングスピードとプレースタイルに最適なモデル選びがしやすくなります。

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ユーティリティのシャフト

SPEEDER NXシリーズはドライバーやフェアウェイウッドだけでなく、ユーティリティ用のシャフト展開も行われています。ユーティリティはグリーンを狙うクラブとして使用頻度が高く、シャフト選びがスコアに直結するクラブのひとつです。そのため、ドライバー用シャフトとユーティリティ用シャフトの流れを揃えることは重要です。

SPEEDER NX UTの特徴

SPEEDER NX UT（ユーティリティ専用シャフト）は、ドライバー用と同じ設計思想を取り入れながら、ユーティリティ特有のコンパクトなヘッドに対応するよう剛性配分が調整されています。35g台や40g台もラインナップされており、NX 35や45を使用しているプレーヤーは、同シリーズのUTを組み合わせることで振り心地を統一できます。

ドライバーとユーティリティのシャフトを揃えるメリット

1. スイングのリズムが安定する
2. ボールの高さやスピン量を予測しやすくなる
3. 異なるクラブ間での違和感を減らせる

例えば、ドライバーでNX 35を使用している場合、ユーティリティでも軽量帯のUTを選ぶことでスムーズに振れます。一方、ドライバーでNX 45を使用しているなら、40g台〜50g台のUTを選ぶと重さの流れが自然になります。

ユーティリティ用シャフトの選び方

ユーティリティはフェアウェイからの長い距離を狙うため、方向性と高さの両立が必要です。そのため、軽すぎてバラつくよりも、適度に重さを持たせて安定性を優先するのが一般的です。特にラフからのショットではしっかりした剛性が求められるため、NX 45ユーザーは同重量帯か少し重めのUTシャフトを選ぶ傾向が強いです。

レッドのスペック

SPEEDER NXシリーズには、ブルーやグリーンなどのカラー展開がありますが、その中で「NX レッド」は特に高弾道設計を重視したモデルとして位置付けられています。SPEEDER NX 35や45と比較する際には、このNX レッドのスペックを理解することが重要です。

NX レッドの基本設計

NX レッドは中調子から先中調子寄りの設計で、シャフト全体がスムーズにしなり、ボールを高く上げやすい特性を持ちます。軽量帯から重量帯まで幅広いラインナップがありますが、特に40g台〜50g台はアマチュアゴルファーに人気です。捕まりの良さを重視しているため、スライスに悩むゴルファーに有効な選択肢となります。

NX レッドの重量帯とフレックス

NX レッドは以下のような重量帯で展開されています（代表的なスペック例）：

モデル	重量帯	フレックス	調子
NX Red 35	約35g	R2 / R	先中調子
NX Red 45	約45g	R / SR	中調子
NX Red 55	約55g	SR / S	中調子
NX Red 65	約65g	S / X	中調子

このように、35や45といった軽量モデルから、上級者向けの65g台まで幅広くラインナップされており、初心者から上級者まで対応できる設計となっています。

NX 35・45との違い

NX 35やNX 45は「軽量・安定」の2モデル比較でしたが、NX レッドはさらに捕まりやすさを強調したモデルです。ヘッドスピードが遅めのゴルファーにとって、NX レッドはボールを楽に上げてキャリーを伸ばす効果があります。特にNX Red 35や45は、同じ重量帯であっても通常のNXシリーズより柔らかく感じやすく、高弾道を打ちやすいのが特徴です。

使用ゴルファー層

NX レッドは以下のような層に向いています。

• スライスを改善したいゴルファー
• 高弾道でキャリーを稼ぎたいゴルファー
• ゆったりしたスイングテンポのプレーヤー
• ユーティリティやフェアウェイウッドにも同シリーズを揃えたい人

総合評価

NX レッドは「捕まりやすさと高さ」を重視したモデルであり、特に軽量帯のNX 35や45を検討しているプレーヤーには選択肢として比較されやすい存在です。試打では「通常のNX 45よりもさらにボールが上がる」といった声も多く、プレースタイルや弾道イメージに応じて検討する価値があります。

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SPEEDERNX35と45の違いまとめ

ここまで解説してきた内容をまとめると、SPEEDER NX 35と45には以下のような明確な違いがあります。

1. 重量　NX 35：30g台前半。軽量で振り抜きやすい。NX 45：40g台半ば。適度な重さで安定感を重視。
2. 推奨ヘッドスピード　NX 35：35〜39m/s NX 45：40〜43m/s
3. 弾道の特徴　NX 35：高弾道・キャリー重視・スピン多め　NX 45：中弾道・方向性重視・スピン抑制
4. 対象プレーヤー　NX 35：シニア、女性、非力なゴルファー　NX 45：中級者以上、方向性を求めるゴルファー
5. 他モデルとの比較
   • NX レッドは捕まりと高さをさらに強調したモデル
   • NX UT（ユーティリティ）で揃えることで一貫性が高まる

最終的な選び方

シャフト選びで最も重要なのは、カタログスペックよりも実際の試打感覚です。自分のスイングに合うかどうかは、ヘッドスピードや体力だけでなく、テンポや打ち出し角の傾向にも左右されます。SPEEDER NX 35と45は、それぞれ明確なターゲットを持って設計されているため、必ず両方を試打して自分に最適な一本を選ぶことが推奨されます。

総合的に見ると、NX 35は「軽快さと高さ」を重視したモデル、NX 45は「安定感と直進性」を重視したモデルと言えます。自分の求める弾道とスイングスタイルに応じて選択することで、ゴルフのパフォーマンスを大きく向上させることができるでしょう。