NS PRO MODUS3 TOUR105の特徴と性能を徹底解析|推奨ヘッドスピードと選び方

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趣味でゴルフをするプレーヤーにとって、アイアンシャフト選びはスコアを左右する大きなポイントです。特に「NS PRO MODUS3 TOUR105(通称:モーダス105)」は、プロや競技ゴルファーだけでなく、アマチュアからの評価も非常に高いシャフトです。

しかし、105という重量帯がどのヘッドスピードに適しているのか、また実際どんな人が使っているのか、本当に自分に合うのか疑問に思っている人も多いはずです。

本記事では、事実に基づき、重量、性能、特徴、プロの使用状況などを徹底解説します。

記事の内容一覧

  1. モーダス105の推奨ヘッドスピード
  2. どんなシャフトか
  3. どのような人に向いているか
  4. HYBRID
  5. NSPROMODUS3TOUR105
  6. スチールシャフト
  7. 105と110と115の比較
  8. プロとモーダスの違い
  9. NSPROMODUS3TOUR105まとめ

NS PRO MODUS3 TOUR105の性能と選び方のポイントを解説

NS PRO MODUS3 TOUR105は、日本シャフト製のスチールシャフトで、重量105g前後と軽量で、適正ヘッドスピードはおおむね 38〜44m/s が目安とされています。振り抜きやすさと方向性の安定性を両立したことで、軽量スチールでは物足りないがダイナミックゴールドの重さには抵抗があるゴルファーに非常に人気があります。この記事では推奨ヘッドスピード、特徴、向いているプレーヤー、他重量帯との比較まで、事実に基づき1000字以上で徹底的に解説します。

モーダス105の推奨ヘッドスピード

モーダス105の推奨ヘッドスピードは、一般的に 38〜44m/s(アイアン6番基準) とされています。これは日本シャフト株式会社が公開している公式データおよび、クラブフィッティング現場での試打データに基づいています。特に6番アイアンでヘッドスピード40m/s前後のゴルファーから高い評価を得ている理由は、以下の特徴にあります。

■ 振り抜けの良さと方向安定性のバランス

モーダス105は軽量帯(105g)に分類されますが、トルクとキックポイントの設定により、軽くてもへたりにくく、左に巻きにくい設計 になっています。軽量シャフトはトルクが多く、左に出やすいものもありますが、モーダス105はこの点が抑えられているため、ヘッドスピードが速めのゴルファーでも安心して振り抜けます。

■ ミート率が安定しやすい

ヘッドスピードが38〜44m/sのゴルファーは、ダイナミックゴールド120やNS PRO 950GHなど軽量シャフトから重量アップを考えているケースが多いですが、モーダス105は重量の「ちょうど良さ」により、 スイングテンポが安定しやすい という特徴があります。

■ 実際の推奨ヘッドスピード範囲

モーダス105 フレックス推奨ヘッドスピード(6番基準)
R36〜41 m/s
S39〜44 m/s
X42〜46 m/s

ヘッドスピードが 45m/s以上 になってくると、モーダス120や125が安定するケースが増えます。

■ 結論:40m/s前後なら最もフィットしやすい

モーダス105は、軽すぎず重すぎない絶妙な重量帯により、ヘッドスピードが40m/s前後のアマチュアゴルファーに最もフィットしやすいシャフト と言えます。

どんなシャフトか

モーダス105は、日本シャフトの「MODUS3」シリーズに属するスチールシャフトです。モーダスシリーズは、プロの要求に応えるべく開発された競技志向のスチールシャフトで、安定した方向性とコントロール性能を最重要視して設計されています。105はその中でも「軽量 × 安定」を両立したモデルとして位置づけられています。

■ 設計コンセプト

  • 「振りやすい軽さ」と「強い弾道」を両立
  • 左への巻き込みを抑える
  • タイミングが取りやすいEI分布(硬さ分布)

軽量シャフトは一般的にトルクが大きく、球が散りやすいという弱点がありますが、モーダス105はトルク値を抑えつつ、先端剛性と中間剛性を最適化することで、方向性を犠牲にしません。

■ モーダス105のスペック(日本シャフト公式)

フレックス重量(約)トルク調子
R103.0g1.9元調子
S106.5g1.7元調子
X112.0g1.6元調子

■ 特徴まとめ

  • 振り抜きが軽いが、球が暴れない
  • 左への引っかけが少ない設計
  • 高弾道でキャリーが出やすい

モーダス105は、軽量シャフトの振りやすさを求めつつ、安定感を求めるゴルファーに最適な選択肢 です。

どのような人に向いているか

NS PRO MODUS3 TOUR105が向いている人を理解するには、まずこのシャフトが持つ設計思想と特性を知る必要があります。このシャフトは、軽量で振り抜きやすいにも関わらず、打点や方向性が安定しやすいという特徴があります。そのため、単に軽量シャフトを振りたいという目的だけではなく、「軽さ + 安定性 + コントロール」の3つを求めているプレーヤーに特に適しています。

まず前提となるのは、モーダス105は競技志向・スコアを狙いたいゴルファー向けのシャフトであるという点です。軽量シャフトの中には操作性が低いものや、ボールが左右に散ってしまいやすいものもありますが、105は元調子でしっかりとした中間〜先端剛性により、方向性のコントロール性が高いことが大きな強みです。

具体的にどんなタイプのプレーヤーが向いているのか、以下にまとめます。

飛距離よりも「安定」や「再現性」を重視したい人

モーダス105はヘッドスピードが38〜44m/sのゴルファーに対して、振り抜きやすさと方向性のバランスを提供します。ヘッドスピードが十分あるにも関わらず、軽いシャフト(たとえばNS PRO 950GHなど)では球が散ってスコアが安定しない、という悩みを持っている場合、105はヘッド挙動を抑えてミート率を上げてくれます。特にアイアンのライン出しショットがしやすくなるため、パーオン率を上げたい競技志向のアマチュアから高評価です。

ダイナミックゴールドは重くて扱いづらいと感じている人

ダイナミックゴールド120やS200など120〜130g帯のスチールシャフトは、安定性が高いものの、重さがあるため体力やスイングテンポが合わず、振り遅れや疲労の原因になることがあります。モーダス105は重量が約106g(Sフレックス)で、重さによる負担を軽減しつつ、安定した弾道を維持できる点が魅力です。

軽量スチールやカーボンからステップアップしたい人

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NS PRO 950GHや850GH neoなどの軽量スチールシャフトを使ってきて、キャリー不足やスピン量の多さ、球が散るといった課題を感じている人には、モーダス105が非常に向いています。この重量帯のステップアップは、スコア管理やグリーンを狙う精度に影響します。

スイングテンポが速い人

モーダス105は元調子で中間〜先端がしっかりしているので、スイングテンポが速めのプレーヤーでもタイミングが取りやすく、引っかけが出にくい設計です。

まとめると、以下の条件に当てはまる人に最適です。

該当条件モーダス105が合う理由
ヘッドスピード 38〜44m/sこの速度帯で最も効率的に性能を発揮するよう設計されている
ダイナミックゴールドが重い105g帯のため振り抜けが軽い
950GHで球が散る元調子+方向性が安定
スコアメイクしたい操作性と再現性が高い

結論として、以下のような人に最も向いています。

「軽すぎず、重すぎず、方向性も安定するシャフトを求める競技志向のアマチュアゴルファー」

モーダス105は、まさにこのニーズに応えるシャフトです。

HYBRID

モーダス105には、アイアン用だけでなく**ユーティリティ用(HYBRIDモデル)**もラインナップされています。正式名称は 「NS PRO MODUS3 HYBRID」 で、ユーティリティ専用に設計されたスチールシャフトです。アイアンとユーティリティの重量や挙動を揃えることで、全番手のスイングテンポが揃いやすくなることが最大の利点です。

ユーティリティは飛距離も出るクラブなため、アイアンよりもシャフトの違いによるブレがスコアに影響しやすく、「アイアンが安定しているのにユーティリティだけ暴れる」と悩むゴルファーも多いですが、モーダスHYBRIDはその問題を解決します。

モーダス HYBRID の特徴

  • アイアンと同じフィーリングで振れる
  • ユーティリティ特有の左への引っかけを抑える
  • ボールの高さを出しやすい設計(高弾道)

スペック概要

(※日本シャフト公式データより)

フレックス重量トルク調子
S約98.5g1.9元調子
X約104.0g1.7元調子

アイアン用のモーダス105は約105〜112gですが、HYBRIDモデルは振りやすさを確保するためにやや軽量化されています。しかし、軽量化しつつも元調子で方向性を保ち、ユーティリティでも操作性と安定性が両立しています。

アイアンとの流れが良くなる理由

アイアン用がモーダス105で、ユーティリティだけカーボンシャフトという組み合わせだと、重量差やタイミングの違いによりスイングリズムが崩れやすくなります。HYBRIDを使うことで、

  • 同じ振り心地でスイングできる
  • 振り遅れや引っかけが減る
  • 番手間の距離と方向のバラつきが減る

という効果が期待できます。

このシャフトが向いている人

  • ユーティリティショットで引っかける傾向がある
  • アイアンがモーダス105で、流れを揃えたい
  • ユーティリティでもラインをしっかり出したい

特に、競技ゴルファーやアイアン中心でスコアを作るタイプに支持されています。

結論として:

モーダス105ユーザーは、ユーティリティもHYBRIDモデルで揃えることでクラブの挙動が統一され、スコアが安定する。

NS PRO MODUS3TOUR105

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NS PRO MODUS3 TOUR105(以下 モーダス105)は、日本シャフトが開発した「MODUS3」シリーズの代表的なスチールシャフトであり、現在多くのプロ・トップアマ・競技ゴルファーが使用しています。モーダスシリーズはツアープロからの要望に応じて作られた「ツアー向けスチールシャフト」という位置づけですが、105はその中でも 軽量 + 安定 + コントロール性能 を両立させたモデルとして高い人気があります。

まず、モーダス105はアイアン用スチールシャフトの中では中量帯(105グラム前後)に属します。軽量すぎず、過度に重すぎない絶妙な重量設定により、幅広いゴルファーにフィットしやすいことが支持される理由です。特に、日本人ゴルファーの一般的なヘッドスピード(38〜44m/s)に合わせて設計されているため、この重量帯のシャフトの中でも、最も扱いやすい重量設計 とされています。

モーダス105の最大の特徴は、「軽くてもボールが暴れない」という点です。軽量シャフトはトルクが大きく、インパクトの安定性に欠け、引っかけやすい傾向があります。しかし、モーダス105はEI分布(シャフトの硬さ分布)の最適化により、中間剛性と先端剛性を高め、左に巻きにくく方向性が安定する ように設計されています。

モーダス105の公式スペック(日本シャフト)

フレックス重量(約)トルク調子
R103.0g1.9元調子
S106.5g1.7元調子
X112.0g1.6元調子

調子は 元調子。先端だけでなく中間部分も適度に硬い構造です。

この設計がもたらすメリットは以下です。

  • 振り抜きが軽くリズムが整う
  • ミート率が安定し、方向性が良くなる
  • 左に巻きにくく、インテンショナルなショットも打ちやすい

特に評価されているのは 方向性と操作性の高さ です。プロが好む要素として、「ラインを出しやすい」「操作しやすい」という点が挙げられます。モーダス105は、軽量スチールながらダイナミックゴールドなどの重いシャフトに近い安定性を持っているため、スコアを作るゴルファー向けです。

また、モーダス105は非常に打感が良いシャフトとしても知られています。先端部の剛性が高いため芯に当たる感覚が明確で、フェースコントロールがしやすくなります。方向性の良さ、フェースコントロール、ラインが出しやすいという点は、特に競技ゴルファーにとって大きな魅力です。

結論として、モーダス105は、

「軽すぎると不安定、重すぎると疲れる、その中間で結果が出るシャフト」

という、アイアンシャフトの最適解とも言える存在です。

スチールシャフト

アイアン用シャフトには大きく分けて、スチールシャフト と カーボンシャフト の2つがあります。モーダス105はスチールシャフトです。スチールシャフトにする意味や特性を理解することで、モーダス105のメリットがさらに見えてきます。

スチールシャフトの最大の特徴は、安定性と操作性 にあります。スチールはカーボンに比べて素材が硬いため、スイング中にシャフトのしなりが一定になりやすく、方向性が安定しやすいメリットがあります。特に、ショットの精度が求められるアイアンにおいて「飛距離より精度」を重視するゴルファーに適しています。

スチールシャフトが支持される理由は以下です。

スチールシャフトのメリット

  • 重量があるためスイングの軌道が安定する
  • シャフトが暴れにくく 左右のミスが減る
  • 打点が安定しミート率が上がる
  • ショットの再現性が高い

つまり、飛距離や軽さよりも、ショットの精度や方向性を重視するプレーヤーに向いている のがスチールシャフトです。

一方でデメリットは重量です。スチールはカーボンに比べて重いため、ヘッドスピードが遅い人や体力が少ない人は振りにくさを感じる場合があります。その点、モーダス105は、従来のスチールよりも軽量であるため、

「スチールの安定性」と「カーボンの振りやすさ」の両方を持つ

という絶妙なバランスを実現しています。

スチールシャフト vs カーボンシャフト

項目スチールシャフトカーボンシャフト
安定性◎ 高い△ やや不安定
飛距離◎ 出やすい
操作性◎ コントロールしやすい△ やや難しい
振りやすさ△ 重さで疲れることあり◎ 軽くて振りやすい

スチールは安定性が強み、カーボンは飛距離や振りやすさが強みです。

しかし近年のプレーヤーは、アイアンに対して「安定性 + 操作性」を求める傾向が強く、スチールシャフトの需要は根強いものがあります。その中でもモーダス105は、重量・剛性・安定性が高いレベルでバランスしているため、

「スチールシャフトを使いたいけど、重すぎるのは嫌だ」

というニーズに完璧にマッチします。

結論として、

スチールシャフトを使うべき人は、「方向性と精度を優先するゴルファー」

そして、モーダス105はその中でも「無理なく使えるスチールシャフトの最適解」です。

105と110と115の比較

NS PRO MODUS3シリーズは重量違いで105(約106.5g:S)、110(約112g:S)、115(約118.5g:S)とラインナップがあり、振り心地や弾道が変化します。同じ「モーダス」の設計思想でありながら、重量が増えるごとにスイング全体の安定度が変わるため、フィッティングではこの重量差が大きな判断基準になります。一般的に軽いシャフト(105)はヘッドスピードが45m/s以下や楽に振りたい人に向き、110は中間層で安定性と飛距離のバランスが両立し、115はしっかり振りたい強いプレーヤー向きです。重量増では球が低く、スピン量も減る傾向があります。数字ごとの特徴をクラブフィッターの観点から説明すると、105は切り返しでしなりを感じやすく、ヘッドスピードを上げやすく、弾道が高くなる傾向。110はしなり量が抑えられスイングテンポが一定になりやすく、115はインパクトで押し込める感触が強く、方向性が安定します。打点が散りやすい人や、軽いシャフトで左に引っかかるミスがある人には110または115が合います。逆に、しなりを感じたい、アイアンで飛距離を出したい、ユーティリティとの重量フローを揃えたいという場合、105を選ぶメリットがあります。同じシリーズでも、重量によってフィーリングが大きく変わるため、単純に「重い=上級者」ではありません。普段のアイアンの総重量、スイングテンポ、ミスの傾向から選ぶことが大切です。

プロとモーダスの違い

「NS PRO(日本シャフト プロ)」という名前はシリーズ全体のブランド名称であり、その中に MODUS3(モーダス)が含まれます。両者の違いを理解するには、まず歴史を知る必要があります。NS PRO は 1960 年代から続く日本シャフトのスチールシャフトブランドで、軽量スチールの先駆けとして世界中のツアープロに採用されてきました。一方、MODUS3 は“ツアープロの要望から生まれた”シリーズです。日本シャフトが世界中のツアープロにヒアリングを行い、「切り返しでのしなり感」「インパクトの安定感」「方向性」を満たすために開発されたのが MODUS3 です。そのため、同じ「NS PRO」でも MODUS3=ツアープロ向けの最適化モデル という位置づけになります。従来の NS PRO(950GH など)は軽量で扱いやすくアマチュアに人気がありますが、ヘッドスピードが速いと球が高く上がりすぎたり方向性が安定しない場合があります。一方 MODUS3(105 / 120 / 125 / 130 など)は重量帯も細かく、 EI 分布(硬さの分布)に特徴があり、トゥダウン量を抑え、操作性を重視しています。まとめると、

  • NS PRO → 軽くて扱いやすい、アマチュア向け
  • MODUS3 → ツアープロの声から生まれた、操作性・安定性モデル
    という違いになります。

NS PRO MODUS3TOUR105まとめ

NS PRO MODUS3 TOUR105 は、軽量スチールの中でも「振りやすさ」と「方向性」を両立したモデルとして高く評価されています。ヘッドスピード 40〜45m/s のゴルファーに最適で、切り返しでしなりを感じたい人、軽量すぎるシャフトで左に出るミスがある人に合います。従来の軽量スチール(950GHなど)よりも挙動が安定し、重いスチール(120/125/130)よりも楽に振れる、ちょうど中間でバランスの良い位置づけです。同シリーズの 105 / 110 / 115 の比較では、105 は最も振りやすく、110 は安定性と飛距離の中間、115 はしっかり押し込める重さが特徴。さらに NS PRO(950GH/1050GHなど)との違いは “アマチュア向けではなく、ツアープロの声によって設計されたシャフト” という点です。結果として、MODUS3 TOUR105 は「軽さ」「安定性」「操作性」を求めるゴルファーにとって最も扱いやすいモデルのひとつといえます。

NS PRO MODUS3 TOUR105の特徴と性能を徹底解析|推奨ヘッドスピードと選び方
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