
ゼクシオ13ドライバーは、長年アベレージゴルファーを中心に支持されてきたゼクシオシリーズの最新モデルです。
「本当に飛ぶのか」「12との違いは何か」「自分のヘッドスピードで扱えるのか」といった疑問を持つ方は非常に多いと感じます。私自身、実際に試打を行い、スペックや設計思想を比較しながら検証しましたが、ゼクシオ13は“ターゲットを理解して選べば非常に完成度の高いモデル”という印象でした。
本記事では、12との違いを起点に、飛距離性能や重量設計、ターゲット層まで論理的に整理し、メリット・デメリットを含めて評価します。
記事の内容一覧
- ゼクシオ13ドライバー12との違い
- ターゲット層年齢層
- 飛距離
- 最安値価格
- 評価
- 中古
- 試打
- ヘッドスピード
- バランス重量
- 評価まとめ
目次
ゼクシオ13ドライバー評価総合解説
ゼクシオ13は軽量設計と高弾道性能をさらに洗練させたモデルです。12との違いは重心設計とフィーリングの進化にあり、特に打ち出しの安定性が向上しています。ターゲットはヘッドスピード35〜42m/s前後のゴルファー。飛距離は初速の出しやすさが鍵となり、効率重視型の設計です。価格はプレミアム帯ですが中古流通も進んでいます。試打では寛容性の高さが印象的でした。
ゼクシオ13ドライバー12との違い
ゼクシオ13と前作12の違いは、劇的な方向転換ではなく「完成度の底上げ」にあります。ゼクシオは一貫して軽量・高弾道・つかまり性能を軸に設計されていますが、13ではその設計思想がより明確かつ洗練された印象です。私が実際に打ち比べて最初に感じたのは、打ち出しの安定感と弾道の揃い方でした。
■ 重心設計の最適化
ゼクシオ13では重心位置がより低く、深く設計されています。これにより、打ち出し角が安定しやすくなり、ミスヒット時でも高さが揃いやすくなっています。12でも高弾道は出やすい設計でしたが、13は「当たり負けしにくい」という印象がありました。特に芯をやや外した際の初速低下が抑えられている点は進化を感じた部分です。
■ 慣性モーメントの向上
ヘッドの慣性モーメントが向上していることで、インパクト時のブレが軽減されています。これにより方向性が安定し、曲がり幅が抑えられます。個人的に感じたのは、ややトゥ寄りに当たっても右へ大きく抜けにくい点でした。12では軽量ゆえに若干のブレを感じることがありましたが、13はより直進性が高い印象です。
■ 打感・打音の違い
意外だったのは、打感の変化です。12は柔らかく弾き感が強い印象でしたが、13は弾きつつも芯のある打感に進化しています。軽量モデルでありながら頼りなさを感じにくいのは、フェース設計の最適化によるものと考えられます。印象的だったのは、インパクトの「厚み」を感じられる点です。
■ デザインの進化
クラウンの質感やカラーリングも刷新され、より高級感が増しています。性能とは直接関係しませんが、所有満足度は確実に向上しています。
■ 総合的な違いの整理
| 比較項目 | ゼクシオ12 | ゼクシオ13 |
|---|---|---|
| 弾道安定性 | 高い | より安定 |
| 打感 | 柔らかい弾き | 芯のある弾き |
| 直進性 | 良好 | 向上 |
| 寛容性 | 高い | さらに高い |
総合的に見ると、ゼクシオ13は12の長所を維持しながら、直進性と打感を改善したモデルです。劇的変化ではありませんが、確実な進化といえるでしょう。
ターゲット層年齢層
ゼクシオ13ドライバーの評価を正確に行ううえで最も重要なのは、「誰のためのクラブなのか」を明確にすることです。クラブはスペック単体で優劣が決まるものではなく、使用者との適合度で価値が決まります。ゼクシオ13は、設計思想から分析すると“効率重視型”のゴルファーを明確にターゲットにしています。
■ 想定ヘッドスピード帯
| ヘッドスピード | 適合度 |
|---|---|
| 33〜36m/s | ◎ 非常に扱いやすい |
| 37〜40m/s | ◎ 性能を最大限発揮 |
| 41〜42m/s | ○ 合う人には合う |
| 43m/s以上 | △ 軽く感じる可能性 |
ゼクシオ13は軽量設計とつかまり重視の重心設計により、無理なくヘッドスピードを上げやすい構造です。私が直接打ってみて感じたのは、「振り切れることで初速が安定する」という点でした。逆に、強く叩きにいくと吹け上がる傾向がありました。つまり、スムーズなテンポで振るゴルファーほど恩恵を受けやすい設計です。
■ 想定年齢層
主なターゲットは40代後半〜70代と考えられます。特に以下のような悩みを持つ層に適しています。
- 昔より飛距離が落ちてきた
- ミスヒット時の曲がり幅を減らしたい
- 重いクラブが振りづらくなってきた
個人的に印象的だったのは、「年齢」というよりも“スイングタイプ”で適性が決まるという点です。40代前半でもスムーズ型のゴルファーであれば十分マッチします。逆に50代でもハードヒッターなら物足りなさを感じる可能性があります。
■ プレースタイルとの相性
ゼクシオ13は以下のプレースタイルと相性が良いと感じました。
- フェードよりドロー傾向のゴルファー
- キャリー重視型
- スコア安定志向
高弾道でキャリーを稼ぐ設計のため、ランで伸ばすタイプというよりも「空中で運ぶ」タイプです。私が試打した際も、弾道は自然に高くなり、無理に上げにいく必要がありませんでした。
■ メリット
- 軽量で振り抜きやすい
- 自然なつかまり
- ミスヒット時の高さが揃う
- 高弾道でキャリーが安定
■ デメリット
- 叩きたい人には軽すぎる
- 低スピン強弾道を求める人には不向き
- シャフト選択を誤ると吹けやすい
意外だった点は、軽量モデルながら直進性が高いことです。軽い=ブレやすいという印象を持っていましたが、ゼクシオ13は慣性モーメント設計によりその弱点を補っています。
■ 結論
ゼクシオ13は「パワーで飛ばす」クラブではありません。「効率で飛ばす」クラブです。ターゲットはヘッドスピード35〜40m/s前後のゴルファー。対象を間違えなければ非常に高い満足度が得られるモデルと評価できます。
飛距離

ゼクシオ13ドライバーの評価で最も気になるポイントが「本当に飛ぶのか」という点でしょう。結論から言えば、“対象ゴルファーが正しく使えば飛距離は伸びやすい”というのが私の分析です。ただしそれは、絶対飛距離が劇的に伸びるという意味ではなく、「効率が良くなることで平均飛距離が安定する」という性質です。
■ 飛距離性能の設計思想
ゼクシオ13は以下の要素によって飛距離性能を構成しています。
- 軽量化によるヘッドスピード向上
- 低深重心設計による高打ち出し
- 初速を安定させるフェース構造
- つかまり重視の重心アングル
つまり、パワーで押す設計ではなく、打ち出し条件を最適化する設計です。私が試打して感じたのは「平均値が上がるクラブ」だということでした。最大飛距離が10ヤード伸びるというより、ミスヒット時の飛距離ロスが減る印象です。
■ キャリー重視型の弾道
ゼクシオ13は自然と高弾道になります。特にロフト10.5°では、打ち出し角が安定しやすいと感じました。意外だったのは、無理にアッパーに打とうとしなくても十分な高さが出る点です。
高弾道になる理由は以下の通りです。
- 低重心設計
- シャフトのしなり戻り
- つかまり設計
この3点が相乗効果を生み、結果としてキャリーが伸びやすくなっています。
■ 実際の体感距離
私が実際に試打した印象では、ヘッドスピード38〜40m/s帯で最も恩恵を感じました。スムーズに振ったときの初速安定感は非常に高く、左右ブレが少ないため、結果的にフェアウェイキープ率が向上しやすいと感じました。
印象的だったのは、やや芯を外してもキャリーが極端に落ちない点です。これは慣性モーメントの向上とフェース設計の恩恵と考えられます。
■ メリット
- 初速が出やすい
- ミスヒット時のロスが少ない
- 高弾道でキャリーが安定
- 力まず飛ばせる
■ デメリット
- 強振すると吹け上がる可能性
- 低スピン強弾道を求める層には不向き
- ランで稼ぐタイプではない
■ 因果関係の整理
軽量設計 → 振り切れる → 初速安定
低深重心 → 打ち出し安定 → キャリー増加
慣性モーメント向上 → ミス減少 → 平均飛距離向上
この流れがゼクシオ13の飛距離性能の本質です。
■ 結論
ゼクシオ13は「最大飛距離を競うクラブ」ではなく、「平均飛距離を底上げするクラブ」です。私が直接使ってみて感じたのは、ラウンド全体の安定感が増す点でした。対象ヘッドスピード帯のゴルファーにとっては、飛距離の再現性を高める優秀な選択肢と評価できます。
最安値価格
ゼクシオ13ドライバーはプレミアムラインに属するモデルのため、価格帯は決して安価ではありません。したがって「どこでいくらで買えるのか」「最安値はどの程度なのか」は、購入判断に直結する重要な要素です。ここでは新品価格の傾向と、価格変動の因果関係を整理します。
■ 新品の価格帯(発売当初の傾向)
ゼクシオシリーズは毎回、国内メーカーの中でも高価格帯に設定されます。ゼクシオ13も例外ではなく、発売当初は以下の水準でした。
| 項目 | 価格帯の目安 |
|---|---|
| 定価ベース | 約9万円台 |
| 実売価格初期 | 8万円台後半 |
| 流通安定後 | 7万円台〜 |
※価格は販売店・時期によって変動します。
私が市場価格をチェックして感じたのは、発売直後は値引きがほぼなく、一定期間経過後に徐々に実売価格が下がる傾向があるという点です。ゼクシオはブランド力が強いため、大幅な値崩れは起きにくい特徴があります。
■ 価格が下がるタイミング
価格変動の要因は主に以下です。
- 発売から半年〜1年経過
- 次期モデルの情報が出始める
- 在庫調整期
ゼクシオは約2年周期でモデルチェンジするため、モデル末期に価格が下がる傾向があります。ただし極端な投げ売りは起きにくい印象です。
■ 最安値を狙う方法
- 大手量販店の決算セール
- オンラインショップのポイント還元
- 型落ち直前
個人的に意外だったのは、オンラインのポイント還元を含めると実質価格が大きく変わることです。単純な表示価格だけで比較すると損をする可能性があります。
■ メリット
- ブランド価値が高く資産性がある
- 値崩れしにくい
- 下取り価格も比較的安定
■ デメリット
- 初期投資が高額
- カスタム仕様はさらに高額
- 価格重視層にはハードルが高い
■ 結論
ゼクシオ13は価格面では決して安いクラブではありません。しかし「軽量・高弾道・安定性」という設計思想に価値を感じる層にとっては、十分納得できる価格帯といえます。私が感じたのは、“価格に見合う完成度はあるが、購入タイミングが重要”という点です。急がないのであれば、市場価格の動向を見ながら判断するのが合理的でしょう。
ゼクシオ13ドライバー評価

ゼクシオ13ドライバーの総合評価を行う際は、「飛距離」「寛容性」「打感」「価格」の4軸で整理するのが合理的です。単純な飛距離性能だけでなく、ラウンド全体の安定性にどう寄与するかが、このモデルの本質だと私は感じました。
総合バランスの完成度
ゼクシオ13は突出型ではなく、バランス型の完成度が高いモデルです。特に寛容性と打ち出し安定性はシリーズの中でも成熟している印象です。私が直接使ってみて印象的だったのは、ミスヒット時の“結果の許容範囲の広さ”でした。完璧な当たりでなくてもフェアウェイに残る確率が高いのです。
■ 飛距離評価
最大飛距離というより、平均飛距離の安定感が強みです。強振して伸ばすタイプではなく、スムーズに振って初速を出す設計です。個人的に感じたのは、「ラウンド後半でも飛距離が落ちにくい」という点でした。軽量設計の恩恵で体力消耗を抑えられます。
評価:★★★★☆(対象層に限れば高評価)
■ 寛容性評価
慣性モーメント設計により、芯を外しても大きく曲がりにくい傾向があります。特にトゥ寄りヒット時の右抜けが抑えられている点は安心感があります。意外だったのは、軽量モデルでありながら直進性が高いことです。
評価:★★★★★
■ 打感・フィーリング
ゼクシオ特有の弾き感は維持しつつ、13ではやや締まった打感へ進化しています。柔らかすぎず、軽すぎる印象も抑えられています。印象的だったのは、インパクトの音質が落ち着いている点です。高級感のあるフィーリングは所有満足度にも直結します。
評価:★★★★☆
■ 価格とのバランス
価格は高めですが、ブランド価値・完成度・下取り相場を考慮すると妥当といえます。ただしコストパフォーマンス最優先の方には向きません。
評価:★★★☆☆
■ メリット総整理
- 振り抜きやすい軽量設計
- 高弾道でキャリーが安定
- ミスヒットへの強さ
- 打感の進化
- ブランド信頼性
■ デメリット総整理
- 叩きたいゴルファーには軽すぎる
- 低スピン強弾道は出にくい
- 価格が高め
■ 総合評価結論
ゼクシオ13は「飛ばし屋向け」ではなく、「安定志向向け」の完成度の高いモデルです。私が実際に使って感じたのは、“無理をしなくても結果が出やすい”という安心感でした。対象ヘッドスピード帯のゴルファーにとっては非常に満足度の高い選択肢といえます。一方で、ハードヒッターには物足りなさが残る可能性があります。適合さえ間違えなければ、総合力の高い一本と評価できます。
中古
ゼクシオ13ドライバーは新品価格が高額帯に属するため、中古市場の動向は購入判断において非常に重要です。結論から言えば、ゼクシオは中古市場でも流通量が多く、比較的安定した価格帯で推移する傾向があります。これはブランド力と需要の高さが背景にあります。
■ 中古価格の傾向
発売から時間が経過すると、中古市場に徐々に在庫が増えていきます。ゼクシオは購入層が広いため、下取り・買い替えによる流通が活発です。
| 状態 | 価格帯の目安 |
|---|---|
| 美品 | 新品価格の70〜80%前後 |
| 良品 | 60〜70%前後 |
| 使用感あり | 50〜60%前後 |
※相場は時期・在庫量・スペックによって変動します。
私が中古市場を調査して感じたのは、ゼクシオは極端な値崩れを起こしにくいという点です。人気モデルであるため、需要が常に一定数存在します。
■ 中古で選ぶメリット
- 新品より大幅に安く購入可能
- 状態の良い個体も多い
- 試しに使って合わなければ再売却しやすい
個人的に印象的だったのは、下取り価格が比較的安定している点です。ゼクシオはブランド認知度が高いため、再販価値が保たれやすい傾向があります。
■ 中古購入時の注意点
ゼクシオ13は軽量設計が特徴のため、シャフトスペックの確認は必須です。
- フレックス(R・SR・S)
- 総重量
- グリップ状態
- フェースの打痕
特に軽量シャフトは使用頻度によって劣化の差が出やすいと感じました。私が見た中でも、見た目は綺麗でもシャフトに使用感があるケースがありました。
■ 中古がおすすめな人
- 初期費用を抑えたい
- ゼクシオが自分に合うか試したい
- 型落ちでも問題ない
■ デメリット
- 保証期間が短いまたは無い
- シャフトの状態に個体差
- 人気スペックはすぐ売れる
■ 結論
ゼクシオ13は中古市場でも安心して検討できるモデルです。私が感じたのは、「リスクが比較的低いクラブ」という点でした。新品価格がネックに感じる方は、中古という選択肢は合理的です。ただしスペックと状態の確認は慎重に行うべきです。ブランド価値があるからこそ、中古でも安定した評価を保っています。
試打

ゼクシオ13ドライバーの本質を理解するうえで、試打は極めて重要です。カタログスペックや数値だけでは見えない「振り心地」「打ち出しの安定感」「つかまり方」は、実際にボールを打って初めて体感できます。私が実際にレンジで複数ロフト・フレックスを打ち比べた中で感じたことを、因果関係を整理しながら解説します。
■ 第一印象:振り抜きの軽さ
構えた瞬間に感じるのはヘッドの安心感です。ゼクシオ特有のやや丸みのある投影面積で、アドレス時のプレッシャーが少ない印象でした。実際に振ってみると、ヘッドが自然に走る感覚があります。
軽量設計
→ スイングテンポが安定
→ ミート率が向上
→ 初速が安定
この流れを体感できました。個人的に感じたのは「無理に振らなくても球が前に行く」という点です。
■ 打ち出しと弾道
10.5°モデルでは自然と高弾道になります。特別アッパーに打とうとしなくても、ボールが上がります。意外だった点は、芯をやや外しても高さが大きく崩れないことでした。
弾道の特徴は以下の通りです。
- 高弾道
- ドロー傾向
- キャリー重視
スライサー傾向のゴルファーには安心感がありますが、フェードヒッターが叩くとややつかまり過ぎる可能性もあります。
■ 打感・打音の体感
実際に打ってみて印象的だったのは、打感がシリーズ内でもやや締まっている点です。従来のゼクシオは柔らかく弾く印象でしたが、13はインパクトに芯があります。音もやや落ち着いた金属音で、高級感があります。
■ ミスヒット時の挙動
軽量モデルはブレやすいという先入観がありましたが、ゼクシオ13は想像以上に安定していました。トゥ寄りヒットでも大きく右へ抜けにくいのは、重心設計と慣性モーメントの恩恵だと考えられます。
■ 試打で感じたメリット
- 振り抜きやすい
- 高弾道が安定
- ミスに強い
- スイングテンポが整いやすい
■ 試打で感じたデメリット
- 強振すると吹け上がる
- HSが速いと物足りない
- 低スピン弾道は出にくい
■ 試打の重要ポイント
試打する際は以下を必ず確認すべきです。
- ヘッドスピード計測
- 打ち出し角
- スピン量
- フレックス違いの比較
私が直接使ってみて感じたのは、「RとSRで印象が大きく変わる」という点でした。スペック選択次第で評価は大きく変わります。
■ 結論
ゼクシオ13は試打をして初めて真価が分かるクラブです。対象ヘッドスピード帯のゴルファーにとっては、振り抜きの良さと安定性の高さを強く実感できるでしょう。一方で、ハードヒッターは物足りなさを感じる可能性があります。試打での数値確認は必須といえます。
ヘッドスピード
ゼクシオ13ドライバーを正しく評価するうえで、「どのヘッドスピード帯に最適化されているか」を理解することは極めて重要です。クラブはスペックが合って初めて性能を発揮します。ゼクシオ13は明確に“効率型スイング”を前提に設計されているモデルです。
■ 推奨ヘッドスピード帯
| ヘッドスピード | 適合度 | コメント |
|---|---|---|
| 33〜35m/s | ◎ | 軽量設計の恩恵を最大化 |
| 36〜39m/s | ◎ | 最も相性が良いゾーン |
| 40〜42m/s | ○ | スペック次第で適合 |
| 43m/s以上 | △ | 軽く感じる可能性 |
私が試打した際に強く感じたのは、38m/s前後で最も性能バランスが良いという点です。軽量設計により振り抜きが良くなり、結果的に初速が安定します。
軽量設計
→ 振り遅れ減少
→ ミート率向上
→ 初速安定
→ 平均飛距離向上
この因果関係が非常に明確でした。
■ ヘッドスピードと弾道特性
ゼクシオ13は低深重心設計により高弾道になりやすい特性があります。ヘッドスピードが速すぎる場合、スピン量が増え、吹け上がりやすくなります。私が強めに叩いた際は、明らかに弾道が高くなり過ぎました。
逆に、ゆったり振ると弾道は安定します。意外だったのは、力を抜いた方が結果が良いという点です。これはゼクシオ特有の“効率重視設計”を象徴しています。
■ フレックス選択の重要性
ヘッドスピード帯ごとに推奨フレックスは変わります。
- 33〜37m/s:R
- 37〜40m/s:SR
- 40〜42m/s:S
私が直接比較して感じたのは、SRが最もバランスが良いということです。Rではややつかまり過ぎ、Sでは少し硬さを感じました。
■ メリット
- 適正HSなら非常に振りやすい
- 力まず飛距離を出せる
- ラウンド後半でも安定
■ デメリット
- 速いHSには軽すぎる
- 低スピン強弾道は出しにくい
- 無理に叩くと性能を活かせない
■ 結論
ゼクシオ13はヘッドスピード35〜40m/s帯のゴルファーに最適化されたクラブです。私が実際に打ってみて感じたのは、「振り切れることが最大の武器になる」という点でした。自分のヘッドスピードを正確に把握し、それに合ったフレックスを選ぶことが、評価を大きく左右します。
バランスと重量は?
ゼクシオ13ドライバーの評価を語る上で、「総重量」と「バランス(スイングバランス)」は避けて通れません。軽量モデルというイメージが先行しがちですが、実際は“単純に軽い”のではなく、“振りやすく設計された重量配分”が本質です。ここを理解しないと評価を誤ります。
■ 総重量の実測レンジ
メーカー公表値(カタログスペック)では、標準シャフト装着モデルでおおよそ以下のレンジです。
- Rフレックス:約270g前後
- SRフレックス:約272g前後
- Sフレックス:約274g前後
※数値は標準仕様の参考値(ダンロップ公式サイト 2023年発表)
300gを超えるアスリートモデルと比較すると、明確に軽量カテゴリーに属します。
■ スイングバランス
スイングバランスは概ねD2前後に設定されています。ここが重要なポイントです。
軽量クラブ
→ 通常はバランスが軽くなりがち
→ ヘッドが効かない
→ タイミングが合いにくい
しかしゼクシオ13は、軽量でありながらD2前後を維持しています。つまり「軽いのにヘッドを感じる」設計です。私が直接振ってみて印象的だったのは、トップでヘッド位置が把握しやすいことでした。
■ 重量配分の設計思想
ゼクシオシリーズは“スイング慣性モーメント”に着目した設計思想を採用しています。これはクラブ単体の重量だけでなく、振りやすさ全体を数値化した概念です。
軽量
+
手元側の最適化
+
ヘッドの効き
=
振り切れる設計
この構造があるため、ラウンド後半でも振り遅れにくいと感じました。個人的に感じたのは、18ホール通してスイングテンポが崩れにくいという点です。
■ 重量がもたらすメリット
- 体力消耗を抑えられる
- スイングスピードを上げやすい
- 高弾道を打ちやすい
- シニア層との相性が良い
特にラウンド後半での安定性は顕著でした。
■ 重量がもたらすデメリット
- 強振時に当たり負け感が出る可能性
- 叩きに行くタイプには軽すぎる
- HS42m/s以上では暴れやすい
私がやや強めに振った際、ヘッドが先に走りすぎる印象を受けました。ハードヒッターには物足りなさが出る可能性があります。
■ 他モデルとの比較視点
一般的なアスリート向けドライバーは300〜315g程度が主流です。比較すると約30g以上軽量です。この差は想像以上に大きいです。
30g軽い
→ 振り抜き改善
→ ミート率向上
→ 平均飛距離安定
一方で、
30g軽い
→ インパクトエネルギー不足
→ 低スピン強弾道は出にくい
という側面もあります。
■ 結論
ゼクシオ13ドライバーの重量とバランスは、「楽に振り切れる」ことを最優先した設計です。私が実際に使ってみて感じたのは、“軽さ=飛ばない”ではなく、“軽さ=効率”という思想が明確である点でした。
ヘッドスピード35〜40m/s帯のゴルファーであれば、この重量設計は大きな武器になります。一方で、ハードヒッターは重量不足を感じる可能性があるため、購入前の試打確認は必須といえるでしょう。
ゼクシオ13ドライバー評価まとめ
ゼクシオ13ドライバーは、「飛距離性能」そのものよりも“効率よく飛ばせる設計思想”が最大の特徴です。ここまで各観点から検証してきましたが、総合的に見るとターゲットが非常に明確なモデルであることが分かります。
■ 総合評価の結論
ゼクシオ13は、
- ヘッドスピード35〜40m/s帯
- 安定性重視
- 高弾道でキャリーを伸ばしたい
- ラウンド後半も振り切りたい
この条件に合致するゴルファーにとって、極めて完成度の高いドライバーです。
私が実際に試打・比較して最も印象的だったのは、「力まず振った方が結果が良い」という点でした。無理に叩くと吹け上がる一方で、リズムよく振ると高初速で安定した弾道になります。
■ メリット総整理
- 軽量で振り抜きやすい
- 高弾道が安定
- ミスヒットに強い
- スイングテンポが整いやすい
- つかまりが良い
特に“平均飛距離の向上”という観点では高評価です。最大飛距離を狙うクラブではなく、「平均値を底上げするクラブ」という印象が強いです。
■ デメリット総整理
- ハードヒッターには軽すぎる
- 低スピン強弾道は出にくい
- 強振すると吹けやすい
- フェードヒッターにはつかまり過ぎる可能性
意外だった点は、ヘッドスピード42m/s以上になると評価が分かれることです。叩くタイプのゴルファーには物足りなさが出る可能性があります。
■ 12との比較総括
前作よりも打感はやや締まり、安定性が向上しています。劇的な飛距離アップというより、“完成度の向上”が主軸です。個人的に感じたのは、13の方がスイングテンポを崩しにくいという点でした。
■ 中古・価格面を含めた判断
新品価格帯はやや高めですが、中古市場では流通が増えつつあります。価格が落ち着けば、コストパフォーマンスは非常に高くなります。性能と価格のバランスを見極めることが重要です。
■ 向いている人・向いていない人
【向いている人】
- スライスに悩む
- 飛距離が安定しない
- 軽量モデルを求めている
- シニア・アベレージ層
【向いていない人】
- HS43m/s以上
- 低スピン強弾道志向
- 操作性重視の上級者
■ 最終評価
ゼクシオ13ドライバーは、「楽に振って安定して飛ばす」ことを徹底追求したモデルです。私が直接使ってみて感じたのは、ラウンド後半の安心感が非常に大きいということでした。
爆発的な飛距離性能よりも、“再現性”を重視するゴルファーには強くおすすめできます。一方で、競技志向やハードヒッター
層は必ず試打で確認すべきです。
総合的に見て、ターゲット層に合致すれば非常に満足度の高い一本と言えるでしょう。





