ゴルフプライドのリバーステーパーを徹底評価!パターグリップのサイズや重量・ゴルフ5での取り扱いも解説

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ゴルフのスコアメイクにおいて、パターの重要性は言うまでもありません。しかし、多くのゴルファーが「右手の悪さ」や「無意識な手首のこね」に悩まされているのも事実です。

そんな悩みを物理的な設計で解決しようと登場したのが、ゴルフプライドの最新パターグリップ「リバーステーパー」です。世界シェアNo.1を誇るゴルフプライドが、数年の開発期間を経て世に送り出したこの革新的なグリップは、これまでの「手元が太く、先が細い」という常識を覆す「逆テーパー形状」を採用しています。

本記事では、実際に使用しているプロの動向から、具体的な重量・サイズ展開、そしてゴルフ5での取り扱い状況まで、趣味でゴルフを楽しむ皆様が気になるポイントを徹底的に深掘りして解説します。

記事の内容一覧

  1. ゴルフプライドリバーステーパーの使用プロ
  2. ゴルフプライドのグリップで人気なもの
  3. 重量は?
  4. リバーステーパーの意味
  5. ゴルフプライドリバーステーパー評価
  6. パターグリップの評価 
  7. スモール
  8. サイズ
  9. ゴルフ5での取り扱い 
  10. ゴルフプライドリバーステーパー評価まとめ

目次

ゴルフプライドのリバーステーパー評価とパターグリップの新常識

ゴルフプライドのリバーステーパーは、右手の無駄な動きを抑える「逆テーパー形状」により、ストロークの安定性を劇的に向上させると高く評価されています。DPワールドツアー等のプロも使用を開始しており、ミスに強いピストル、ラウンド、フラットの3形状を展開。軽量ながら手に馴染むポリウレタン素材を採用し、ゴルフ5などの大型店舗でも主力商品として扱われています。サイズや重量の選択肢も豊富で、あらゆるゴルファーの悩みに応える次世代のスタンダードです。

ゴルフプライドリバーステーパーの使用プロ

海外ツアーにおける普及と信頼

ゴルフプライドの「リバーステーパー」は、2024年のリリース直後から、世界のトップツアーにおいてその姿を見かけるようになりました。特にDPワールドツアー(欧州男子ツアー)やLPGA(米女子ツアー)の選手たちの間で導入が進んでいます。プロゴルファーは、ミリ単位の感覚を重視するため、グリップの変更には非常に慎重です。しかし、このリバーステーパーが受け入れられている背景には、データに基づいた確かな優位性があります。

一般的に、プロはプレッシャーがかかる場面で「右手の使いすぎ」による引っかけを最も嫌います。リバーステーパーは右手部分(グリップの下部)が太くなっているため、強く握り込みすぎるのを自然に防ぎ、スムーズなショルダーストロークを促す効果があります。特定の契約プロだけでなく、フリーの選手がテストを経て実戦投入するケースが増えており、その信頼性はツアー現場でも確固たるものになりつつあります。

国内での注目度とインフルエンサーの影響

日本国内においては、ツアープロの使用に加えて、影響力のあるゴルフインフルエンサーやレッスンプロの評価が火付け役となりました。特に、圧倒的な登録者数を誇るYouTuberの「てらゆー」氏が、自身の試打検証において「右手の悪さを消してくれる革新的な形状」として絶賛したことは、アマチュアゴルファーへの普及に大きな影響を与えました。

実際に、てらゆー氏の動画公開後には、多くのショップで品薄状態が続くほどの反響がありました。彼は単に形状を褒めるだけでなく、インパクト時のフェースの向きが安定する点や、ポリウレタン素材のソフトな握り心地がもたらす安心感について、詳細なフィードバックを行っています。このように、理論と実技の両面で信頼を置く専門家たちがこぞって高評価を下していることが、このグリップの価値を証明しています。

なぜプロはリバーステーパーを選ぶのか

プロがこのグリップを選ぶ最大の理由は「再現性」にあります。パッティングは全ショットの中で最もメンタルが左右する局面ですが、リバーステーパーの独自のテーパー(勾配)は、手に余計な力を入れずともグリップが安定するように設計されています。

  1. フェースローテーションの抑制 右手側を太くすることで、インパクト前後での急激なフェースの返りを抑えることができます。これは、現代の主流であるマレット型パターとの相性も抜群です。
  2. プレッシャーへの強さ 試合の終盤、緊張で手が動かなくなる「イップス」に近い症状に対しても、太めの右手部分が「添えるだけ」の感覚を維持させ、ストロークを完遂しやすくさせます。
  3. 繊細なタッチの両立 ただ太いだけのグリップ(ノンテーパー)とは異なり、手元側をあえて細く残しているため、プロが求める「指先での距離感のコントロール」を損なわない点も、スイッチを決断させる大きな要因となっています。

このように、プロの世界では「結果が出る道具」としての評価が定着しており、今後さらに多くのトッププレイヤーがリバーステーパーを手に取ることが予想されます。

ゴルフプライドのグリップで人気なもの

世界シェアNo.1を支える不動のラインナップ

ゴルフプライド(Golf Pride)は、世界のプロツアーにおける使用率が80%を超えることもある、名実ともに世界ナンバーワンのグリップブランドです。パターグリップであるリバーステーパーに注目が集まる背景には、同ブランドが長年培ってきたラバー成形技術と、ゴルファーの感性に訴えかける絶妙な形状設計への信頼があります。リバーステーパーを検討する上で、まずはゴルフプライドがどのような人気モデルを展開し、それらがどう評価されているかを知ることは、ブランドの哲学を理解する助けになります。

ツアーベルベット・ラバー:全ての基準となる最高傑作

ゴルフ界で「グリップの基準」と言えば、間違いなくこの「ツアーベルベット・ラバー」です。非常にシンプルなデザインながら、高品質なラバー素材によるコンピュータデザインの滑り止めパターンが、あらゆる天候下で高いグリップ力を発揮します。

  • 評価のポイント: プロから初心者まで、誰が握っても違和感のない「ニュートラルさ」が最大の特徴です。リバーステーパーにも引き継がれている「手になじむ感覚」の原点はここにあります。
  • 人気の理由: 多くのメーカーが純正グリップとして採用しており、交換の際も「結局これに戻る」と言わしめるほど、吸着性と耐久性のバランスに優れています。

MCC(マルチコンパウンド)シリーズ:ハイブリッドの先駆者

リバーステーパーのような「新しい構造」を好む層に絶大な人気を誇るのが、このMCCシリーズです。グローブを装着する左手部分にはコード(糸)を入れ、素手で握る右手部分にはソフトラバーを採用したハイブリッド構造になっています。

  • 評価のポイント: コードによる強固なホールド感と、ラバーによるソフトな操作性を両立。湿気や汗に強く、ハードヒッターでも滑らない安心感があります。
  • 人気の理由: カラーバリエーションが豊富で、自分のクラブをカスタマイズする楽しさを提供した点も、ファンを惹きつけて離さない要因です。

CP2シリーズ(CP2 Pro / CP2 Wrap):究極のソフトフィーリング

リバーステーパーの素材感に近い「しっとり感」を求めるゴルファーに支持されているのがCP2シリーズです。グリップ内部に「コントロールコア」という硬い芯を内蔵しつつ、表面は非常にソフトな素材で覆われています。

  • 評価のポイント: インパクト時の衝撃吸収性が極めて高く、手の痛みや疲れを軽減したいシニアやレディスゴルファー、または練習量の多いプロからも愛されています。
  • 人気の理由: グリップのテーパー(太さの差)が少なく設計されており、リバーステーパーの思想に通ずる「右手の余計な動きを抑える」というコンセプトの先駆け的な存在でもあります。

パター専用モデル:PRO ONLYシリーズ

リバーステーパーが登場する以前から、ゴルフプライドのパターグリップとして人気だったのが「PRO ONLY(プロオンリー)」シリーズです。レッド、ブルー、グリーンの3色展開で、それぞれ形状が異なるこのシリーズは、リバーステーパー開発の礎となりました。

  • 形状のこだわり: ピストル型や幅広型など、プロが求める伝統的な形状を現代の技術で再現。素材はリバーステーパーよりもやや硬めのラバーを使用しており、打感のフィードバックをダイレクトに得たいプレイヤーに好まれています。

これらの人気モデルを通じて言えるのは、ゴルフプライドは常に「プレイヤーの手とクラブがいかに一体化するか」を追求しているということです。リバーステーパーもまた、この歴史的な名作たちのDNAを受け継ぎつつ、パッティングに特化した新しい答えとして市場に投入されたのです。

重量(ウェイト)

パッティングにおける重量バランスの重要性

パターグリップを選ぶ際、形状や握り心地と同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのが「重量(ウェイト)」です。リバーステーパーは、ポリウレタン素材を使用することで、そのボリューム感からは想像できないほど軽量、かつ緻密に計算された重量設定がなされています。グリップの重量が変わると、パター全体のバランス(スイングウェイト)が変化し、ストローク中のヘッドの感じ方に劇的な差が生まれます。

リバーステーパーのサイズ別・形状別重量データ

リバーステーパーは、3つの形状(ピストル、ラウンド、フラット)それぞれに「スモール、ミディアム、ラージ」のサイズ展開がありますが、驚くべきはその重量の均一性と設計意図です。

1. ピストル(Pistol)型の重量
  • スモール: 約57g
  • ミディアム: 約64g
  • ラージ: 約64g ピストル型は、多くのゴルファーにとって馴染み深い形状です。ミディアムとラージがほぼ同じ重量に設定されているのは、サイズを上げても操作感が極端に変わらないようにするための配慮です。
2. ラウンド(Round)型の重量
  • スモール: 約56g
  • ミディアム: 約62g
  • ラージ: 約63g 360度均一な形状を持つラウンド型は、最も重量差が少ない設計です。手の平全体で包み込むようなストロークをする際、重量の偏りがないため、よりスムーズな振り抜きが可能になります。
3. フラット(Flat)型の重量
  • スモール: 約52g
  • ミディアム: 約61g
  • ラージ: 約62g フラット型は前面が平らで、最も指の引っ掛かりを感じやすいモデルです。スモールが52gと非常に軽量に作られており、ヘッド重量をより重く感じたい、いわゆる「ヘッドを効かせたい」プレイヤーに最適な設定となっています。

軽量ポリウレタン素材がもたらすメリット

一般的なラバー製のパターグリップが80g〜100gを超えることもある中で、リバーステーパーのミディアムサイズが60g台前半に抑えられている点には大きな意味があります。

  • ヘッドの効き(バランス): グリップが軽くなることで、相対的にパターヘッド側の重さを感じやすくなります。これにより、重力に任せたオートマチックなストロークがしやすくなり、振り幅のコントロールが安定します。
  • カウンターバランスの調整: 最近流行の「重いヘッド」のパターと組み合わせた際、全体の総重量が重くなりすぎず、軽快な操作感を維持できます。

フィッテイングにおける注意点

もし現在、100gを超えるような重いグリップ(スーパーストロークのカウンターコア搭載モデルなど)を使用している場合、リバーステーパー(約64g)に交換すると、ヘッドがかなり重く感じられるはずです。逆に、純正の細いラバーグリップ(約50g程度)からの交換であれば、それほど違和感なく移行できるでしょう。

また、重量が軽いということは、それだけ「素材密度が適切にコントロールされている」証拠でもあります。リバーステーパーは内部の芯材を中空に近い構造にしたり、ポリウレタンの配合を工夫したりすることで、軽量化と耐久性を両立させています。この徹底した重量管理こそが、リバーステーパーが単なる「奇抜な形のグリップ」に終わらず、実戦派のゴルファーから高く評価される理由の一つなのです。

リバーステーパーの意味

伝統的な設計を覆す「逆テーパー」の概念

ゴルフグリップにおける「テーパー(Taper)」とは、一端から他端に向かって次第に細くなっていく形状のことを指します。100年以上のゴルフの歴史において、グリップは「手元側が太く、先端(ヘッド側)に向かって細くなる」のが常識中の常識でした。これは、人間の手の構造上、左手(右打ちの場合)でしっかりと握り、右手で操作するというスイングの基本に基づいたものです。しかし、ゴルフプライドが提唱する「リバーステーパー(Reverse Taper)」は、その言葉通り、この伝統を完全に逆転させた「逆テーパー形状」を意味します。

つまり、グリップの手元側(左手部分)が最も細く、シャフトに向かって先端側(右手部分)が次第に太くなっていく構造です。なぜ、あえてこのような「常識外れ」の形状を採用したのか。そこには、パッティングにおける現代的なバイオメカニクス(生体力学)の深い考察が隠されています。

右手の過剰な動きを物理的に封じ込める

多くのゴルファーがパッティングで抱える最大の悩みは、インパクトの瞬間に右手が「悪さ」をすることです。右手が強く入りすぎると、フェースが急激に閉じて引っ掛け(フック)の原因になったり、逆に押し出してしまったりします。リバーステーパーの意味するところは、この「右手の不必要な介入」を、技術や精神力ではなく、道具の「太さ」によって物理的に解決することにあります。

一般的に、細いものを握ると人間の指先は繊細に動き、力を入れやすくなります。逆に太いものを握ると、指先ではなく手の平全体で支える形になり、手首の細かいスナップ(こねる動き)が使いにくくなります。リバーステーパーは右手部分を意図的に太くすることで、右手の平をグリップに添えるような感覚に導き、ストローク全体を肩の回転主導(ショルダーストローク)へと矯正する役割を果たしているのです。

左右の手のテンションを均一化する「等感設計」

リバーステーパーという名称には、単に「下が太い」という以上の意味が込められています。それは「左右の手の握圧(グリッププレッシャー)を均等にする」という目的です。 従来の先細りグリップでは、右手部分が細いためにどうしても右手に力が入りやすくなっていました。リバーステーパーは、右手部分にボリュームを持たせることで、左手と右手が同じくらいの力感でグリップを保持できるように設計されています。これにより、両手の調和が取れ、パターヘッドがスムーズに加速する理想的なテンションを実現します。

テーパーの勾配が生む独自のフィーリング

リバーステーパーの設計は、ただ太さを逆転させただけではありません。その「勾配(テーパーの角度)」も非常に緻密に計算されています。手元側の細さは、左手の指でしっかりとコントロールできる感覚を残しており、ここが完全な寸胴型(ノンテーパー)との大きな違いです。 ノンテーパーのグリップ(例:スーパーストロークの多く)は全体が同じ太さのため、手全体の感覚が鈍くなることを嫌うプレイヤーもいます。しかし、リバーステーパーは「手元の操作性」と「先端の安定性」という、相反する要素を一つのグリップの中に共存させているのです。これこそが、ゴルフプライドが定義する「リバーステーパー」という新しいカテゴリーの真髄です。

ゴルフプライドリバーステーパー評価

日本フェィウィック株式会社公式

市場に衝撃を与えた「革新性」への高評価。ゴルフプライドのリバーステーパーが発売されて以来、専門家、ショップ店員、そして一般ゴルファーからの評価は、驚くほど一貫して「実戦的である」という点に集約されています。単なる話題作りのための奇抜な形状ではなく、スコアに直結する機能性が高く評価されているのです。

多くのゴルファーが実感する「フェース管理」の容易さ

最も多く聞かれるポジティブな評価は、「フェースの向きをコントロールしやすい」という点です。パッティングにおいて、カップインの成否の90%以上はインパクト時のフェースの向きで決まると言われています。リバーステーパーを使用することで、右手の動きが制限されるため、バックスイングからフォローにかけてフェースの過度な開閉が抑制されます。

  • 評価の声: 「これまでショートパットでフェースが被るミスが多かったが、このグリップにしてからフェースが真っ直ぐ出ていく感覚が強くなった」「マレット型パターとの相性が抜群で、オートマチックに打てる」といった声が、多くのアマチュアゴルファーから寄せられています。

ポリウレタン素材による「ソフトかつ確かな」握り心地

素材に対する評価も非常に高いのが特徴です。リバーステーパーには、ゴルフプライド独自のソフトポリウレタン素材が採用されています。

  • ソフトな感触: 握った瞬間に手に吸い付くような柔らかさがあり、緊張する場面でもソフトに握り続けることができます。
  • 高粘着テクスチャ: 表面には微細なパターンが施されており、汗や多少の雨でも滑りにくい工夫がなされています。「ラバーほど硬くなく、スポンジほど柔らかすぎない」という絶妙なフィードバックをプレイヤーに提供します。
  • 耐久性: ポリウレタン製グリップは劣化が早いというイメージを持たれがちですが、リバーステーパーは表面のコーティングが強固で、長期間使用してもベタつきにくいという点も、長く使いたいユーザーから支持されています。

3つの形状が生む「カスタマイズ性」への満足度

リバーステーパーが単一の形状ではなく、3種類のバリエーション(ピストル・ラウンド・フラット)を用意していることも、高い評価に繋がっています。

  1. ピストル型の評価: 「伝統的なピストルの安心感がありつつ、右手の安定感が加わった」と、従来のグリップからの移行組に最も好まれています。
  2. ラウンド型の評価: 「左右の偏りがなく、どこからでも握れる安心感がある」と、手の平全体で包み込みたい層に評価されています。
  3. フラット型の評価: 「前面の平らな面がガイドになり、ターゲットに対してスクエアに構えやすい」と、方向性を重視する層から絶賛されています。

一部で指摘される「慣れ」の必要性

もちろん、全ての評価が手放しで賞賛されているわけではありません。一部のユーザーからは、「最初、右手が太いことに猛烈な違和感があった」という声も上がっています。長年、先細りのグリップに慣れ親しんできたゴルファーにとって、右手部分のボリューム感は異質に感じられる場合があります。しかし、そうした否定的な意見の多くも「数ラウンドこなすと、この安心感が手放せなくなる」という再評価に変わることが多く、最終的にはリバーステーパーの合理性が認められる結果となっています。

総じて、ゴルフプライドのリバーステーパーに対する評価は「パッティングの物理的なミスを最小限に抑えるための、最も身近な解決策」として確立されています。

パターグリップの評価

パッティングの成否を左右する「接点」としての重要性

ゴルフにおいて、パターグリップはプレイヤーとクラブが直接触れ合う唯一の接点であり、その評価は単なる「持ちやすさ」を超え、ストロークの質そのものを決定づける要素として語られます。リバーステーパーに対するパターグリップとしての総合的な評価は、従来のラバーグリップ派と、近年のスーパーストロークに代表されるノンテーパー派の双方から「第3の選択肢」として非常に高く見積もられています。

打感の伝達性と衝撃吸収の両立

パターグリップの評価軸として欠かせないのが「フィーリング(打感)」の伝達です。

  • フィードバックの正確性: リバーステーパーはポリウレタン素材を採用していますが、芯材の硬度が適切に調整されているため、インパクト時のボールの芯を食った感触がボヤけることがありません。多くのユーザーから「柔らかいのに、芯を外した時の感触がしっかり手に伝わる」と評されています。
  • 不快な振動の抑制: ミスヒット時の嫌な痺れや振動を適度に吸収してくれるため、特に硬いインサートのパターや、削り出しのパターを使用しているプレイヤーにとって、打感がマイルドになるという恩恵があります。

ストロークタイプ別の適合性評価

パターグリップとしての真の価値は、プレイヤーのストロークタイプといかにマッチするかで決まります。

  1. セミアーク(扇形)タイプ: 手首を適度に使ってフェースを開閉させるプレイヤーにとって、リバーステーパーは「過度な動きは抑えつつ、感性は殺さない」という絶妙なバランスを提供します。この「感性を殺しすぎない」点が、完全な太筒型グリップに対する優位性として高く評価されています。
  2. ストレート・トゥ・ストレートタイプ: 真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出すタイプにとって、右手側の太さはフェースの面をキープする強力なガイドになります。特にフラット(前面が平らな)モデルを選択した場合、ターゲットラインに対する直感的なアライメントが可能になると評価されています。

メンテナンス性と耐久性の実態

実際に使用しているユーザーからのリアルな評価として、「汚れにくさ」と「形状維持」も特筆すべき点です。ポリウレタン製のグリップは、かつては「すぐに表面が剥がれる」「雨で滑る」といったネガティブな評価がつきまといました。しかし、ゴルフプライドの最新技術によるリバーステーパーは、数ヶ月の使用でも角が丸くなりにくく、独自のテクスチャが摩耗に強いことが証明されています。また、濡れタオルで拭くことで粘着性が復活しやすいため、常にベストなコンディションでプレーできる点も、パターグリップとしての高い完成度を裏付けています。

スモール

繊細なタッチを重視する「スモール」サイズの真価

リバーステーパーのサイズ展開において、「スモール」は単に「手が小さい人向け」という枠に収まらない戦略的な意味を持っています。このサイズに対する評価は、特に距離感(タッチ)に悩む上級者や、長年細身のグリップを愛用してきたゴルファーから非常に熱烈な支持を得ています。

「逆テーパー」の効果を最もダイレクトに感じる設計

スモールサイズは、手元側がシリーズ中で最も細く設計されています。これにより、左手の指先でしっかりとグリップを「引っ掛ける」感覚が強調されます。

  • 指先感覚の鋭敏化: 人間の指先は、細いものに触れている時ほど神経が研ぎ澄まされます。スモールは、パッティングにおいて極めて重要な「あと数センチ転がす」という微細な強弱の調整を、指先の感覚で行いやすくしています。
  • 右手側の適度なボリューム: 手元は細いものの、リバーステーパーのアイデンティティである「右手側の太さ」はしっかり確保されています。これにより、細身のグリップ特有の「右手が悪さをする」という欠点を解消しつつ、操作性を最大化しています。

数値から見るスモールの特徴

スモールサイズの重量は、形状によりますが約52g〜57gと、ミディアム以上に比べて10g近く軽量化されています。この重量設定がパター全体のバランスに与える影響は甚大です。

  • ヘッドバランスの向上: グリップが軽くなることで、パターヘッドの重さをより明確に感じることができます。ヘッドが効いている状態は、バックスイングの始動をスムーズにし、振り子のような安定したストロークを助けます。
  • 総重量の抑制: パター全体の重量をあまり重くしたくないプレイヤーにとって、この軽量なスモールサイズは理想的なスペックとなります。

どのようなプレイヤーがスモールを選ぶべきか

具体的におすすめできるプレイヤー像は、以下のような方々です。

  1. 伝統的なラバーグリップから移行する方: いきなり太いグリップに変えると「何を打っているか分からない」という感覚に陥りがちですが、スモールなら違和感少なく移行でき、かつ逆テーパーの恩恵を享受できます。
  2. 高速グリーンをプレーする機会が多い方: 下りのデリケートなラインなど、触るだけのパットが求められる場面では、スモールの繊細なタッチが大きな武器になります。
  3. ジュニアやレディスゴルファー: 物理的に手が小さいプレイヤーにとって、ミディアム以上は「握らされている」感覚になりがちですが、スモールは「自分の意志で握れる」最適なフィット感を提供します。

スモールサイズは、リバーステーパーの革新的な理論を、最も洗練された形で体現しているモデルと言っても過言ではありません。「太くしたいけれど、感覚は失いたくない」というワガママな願いを叶えるサイズとして、市場での評価は高まり続けています。

サイズ

プレースタイルを決定づける3つのサイズ展開

ゴルフプライドのリバーステーパーが、これまでのパターグリップと一線を画すのは、その緻密な「サイズ戦略」にあります。単に「大・中・小」という大きさの差ではなく、それぞれのサイズがゴルファーのストロークの質を物理的に変える設計となっているからです。サイズ選びは、パッティングの統計的なミス(ショートしやすい、右に押し出しやすい等)を修正するための重要なフィッティングプロセスと言えます。

ミディアム:最もバランスの取れた「リバーステーパー」の基準

ミディアムサイズは、開発チームがリバーステーパーの恩恵を最も効率よく享受できるように設計した、いわば「フラッグシップ・サイズ」です。

  • 物理的特徴: 手元側の細さを維持しつつ、右手側のボリュームを十分に確保しています。重量も約61g〜64gと、パター全体のバランスを崩さない標準的な重さに設定されています。
  • 使用感の評価: 握った瞬間に「右手の下側が満たされている」感覚があり、無意識に手首をこねる動きを抑制してくれます。多くの一般ゴルファーにとって、このミディアムが「太すぎず細すぎない」理想的な安心感を提供します。
  • 適合するプレイヤー: 自分のストロークが安定しない自覚があり、まずは「逆テーパー」の基本形を試してみたいという方に最適です。

ラージ:究極の安定性と「手首の完全ロック」

ラージサイズは、シリーズの中で最もボリュームがあり、手首の動きを物理的に最小限まで抑え込みたいプレイヤーに向けた特化型サイズです。

  • 物理的特徴: 右手部分の太さは圧巻で、いわゆる「極太グリップ」に近いホールド感があります。しかし、素材が軽量なポリウレタンであるため、見た目のボリュームに対して重量が重すぎず(約62g〜64g)、パターの操作性が損なわれにくいのが特徴です。
  • 使用感の評価: 指先で握るのではなく、手の平(パーム)で包み込む形になります。これにより、肩の回転だけでストロークするオートマチックな動きが自然に身につきます。「絶対に引っ掛けたくない」「ショートパットで手が震えてしまう」というプレッシャーに悩むゴルファーから絶大な信頼を得ています。
  • 適合するプレイヤー: 重いマレット型パターを使用している方や、ストローク中に余計なフェースローテーションを入れたくない直線的なストロークを目指す方に最適です。

サイズ選びがパットの「距離感」に与える影響

サイズ選びにおいて、忘れてはならないのが距離感への影響です。一般的に、サイズが大きくなる(太くなる)ほど、手の感覚が鈍くなり、ショートしやすくなる傾向があります。逆にサイズが小さくなる(細くなる)ほど、繊細な感覚が出てオーバーしやすくなります。 リバーステーパーは「右手側だけが太い」という特殊形状のため、従来の「太くすると感覚が死ぬ」という常識を覆してはいますが、それでもサイズアップによる力感の変化は無視できません。

  1. オーバーのミスが多い人: 少し太めの「ミディアム」や「ラージ」にすることで、パンチが入るのを防ぎ、適正な距離感に収めることができます。
  2. ショートのミスが多い人: 細めの「スモール」を選ぶことで、指先の感覚を活かしてカップまでしっかりと打ち切ることが可能になります。

このように、サイズは単なる手の大きさによる選択肢ではなく、自分のミス傾向を矯正するための「調整機能」として評価されるべき重要な要素なのです。

ゴルフ5での取り扱い

国内最大級の接点としてのゴルフ5

日本全国に展開するゴルフショップの雄「ゴルフ5(GOLF5)」において、ゴルフプライドのリバーステーパーは現在、パターグリップコーナーの最主力製品として扱われています。新製品に対する感度が高いゴルフ5では、発売当初から特設ディスプレイを設ける店舗が多く、アマチュアゴルファーがこの革新的なグリップを「実際に見て、触れて、比較できる」最大のプラットフォームとなっています。

店頭での「3形状×3サイズ」の比較体験

ゴルフ5での取り扱いの最大のメリットは、リバーステーパーの全ラインナップをその場で握り比べられる点にあります。リバーステーパーには「ピストル」「ラウンド」「フラット」という3つの形状と、それぞれに「スモール」「ミディアム」「ラージ」のサイズが存在します。

  • サンプルグリップの設置: 多くの店舗では、実際のクラブシャフトに装着された状態、あるいは専用のサンプルバーに装着された状態で全モデルが展示されています。これにより、自分のパターを構えた時のフィーリングに近い状態でテストが可能です。
  • 数値化された比較: ゴルフ5の店員は、メーカーの研修を通じてリバーステーパーの特性(重量やバランスの変化)を熟知しています。自分で選ぶだけでなく、「今のパターのバランスを崩さないためにはどのサイズが良いか」といった専門的なアドバイスを受けられるのは、大型専門店ならではの強みです。

グリップ交換サービスの充実

ゴルフ5でリバーステーパーを購入する際、最も利用されているのがその場での「即日グリップ交換」です。

  • 工賃と作業時間: 通常、数百円から千円程度の工賃で、熟練したスタッフが交換作業を行ってくれます。混雑状況にもよりますが、最短で15分〜30分程度で作業が完了するため、練習前やラウンド前に立ち寄って新兵器を即投入することも可能です。
  • 下巻きテープの調整: リバーステーパーは「右手側が太い」のが特徴ですが、ゴルフ5の工房では下巻きテープの枚数を調整することで、さらに自分好みの太さにカスタマイズする相談にも乗ってくれます。「ミディアムだと少し物足りないが、ラージだと太すぎる」といった微妙なニュアンスに対しても、プロの技で応えてくれるでしょう。

在庫状況と取り寄せ対応

人気モデルであるリバーステーパーは、稀に特定のサイズ(特にミディアム)が欠品することもありますが、ゴルフ5は全国チェーンのネットワークを活かした在庫確認や、他店からの取り寄せ対応が非常に迅速です。 また、オンラインストアと実店舗の在庫が連動している場合も多いため、事前にネットで近隣店舗の在庫を確認してから足を運ぶというスマートな買い方ができるのも、大手ならではの利便性です。

ゴルフ5でのリバーステーパーの取り扱いは、単なる販売の枠を超え、ゴルファーが「新しいパッティングの理論」を体験し、納得して購入するための聖地のような役割を果たしていると言っても過言ではありません。

ゴルフプライドリバーステーパー評価まとめ

パッティングの概念を覆す「逆テーパー」の総括

ゴルフプライドが満を持して投入した「リバーステーパー」は、発売から現在に至るまで、単なる一過性のトレンドに留まることなく、パターグリップの新しいスタンダードとしての地位を確立しました。この記事を通じて詳細に解説してきた通り、その最大の功績は「右手の悪さを物理的に解消する」という明確な解決策を、全てのゴルファーに提示したことにあります。従来のパッティング理論では、技術的な練習によって手首の動きを抑えることが推奨されてきましたが、リバーステーパーは「道具の形状を変えるだけで、自然と正しいストロークに導かれる」という、アマチュアにとって最も効率的なアプローチを可能にしました。

3つの形状と3つのサイズがもたらす完璧なフィッティング

本記事で深掘りした「ピストル」「ラウンド」「フラット」の3形状、そして「スモール」「ミディアム」「ラージ」の3サイズ展開は、単なるバリエーションではなく、あらゆるプレイヤーの悩みを解決するための精密なマトリックスとなっています。

  • 形状の選択による方向性の改善: 指の感覚を活かしたいならピストル、手の平全体の一体感を求めるならラウンド、フェース面を視覚的に意識したいならフラットという選択は、多くのユーザーから「納得感がある」と高く評価されています。
  • サイズによる距離感の調整: 繊細なタッチを失いたくない層にはスモール、オートマチックに振り抜きたい層にはラージという明確な区分けが、サイズ選びの失敗を防いでいます。 これほどまでに、個々のプレイヤーのストロークタイプに寄り添ったパターグリップは、過去に例を見ません。

専門家やショップ、そしてプロからの信頼

ゴルフ5などの大型量販店での積極的な取り扱い、そしてDPワールドツアーやLPGAでの使用プロの増加は、このグリップが「理論倒れ」ではないことを証明しています。特に、ポリウレタン素材のソフトな握り心地と、ゴルフプライドならではの耐久性の高さは、道具に厳格なプロや上級者からも「これなら長く戦える」という信頼を勝ち取っています。 また、重量設計についても、60g前後という絶妙な軽さが、現代の重いパターヘッドと完璧に調和し、振り子のリズムを安定させるという副次的効果を生んでいる点も見逃せません。

結論:どのようなゴルファーが手にするべきか

最終的な評価として、リバーステーパーは以下のような悩みを持つゴルファーにとって、最高の投資になると断言できます。

  1. ショートパットでどうしても右手が動いてしまう方
  2. パターを新調しても、すぐにストロークに違和感が出てしまう方
  3. 太いグリップ(ノンテーパー)を使いたいが、タッチが鈍くなるのが怖い方
  4. 「自分に合うパターグリップ」が何なのか、迷走している方

リバーステーパーは、あなたの技術を否定するのではなく、あなたの持っている本来の感性を、右手の過剰な動きというノイズから解放してくれる道具です。もしあなたが、スコアカードの数字を本気で減らしたいと願うのであれば、この「逆テーパー」という新しい武器を試さない手はありません。

最後に:最寄りの店舗で「体感」することのススメ

文字や動画でその評価をどれだけ確認しても、最終的に決めるのはあなたの「手のひらの感覚」です。ゴルフ5をはじめとする全国のショップには、この革新的な感触を確かめられるサンプルが用意されています。まずはスモールからラージまで、そして3つの異なる形状を順番に握り比べてみてください。その瞬間に、「これなら入る」という直感が働くモデルが必ず見つかるはずです。 ゴルフプライドのリバーステーパーは、あなたのパッティング人生における「ターニングポイント」になる可能性を秘めた、稀代の名作グリップと言えるでしょう。

ゴルフプライドのリバーステーパーを徹底評価!パターグリップのサイズや重量・ゴルフ5での取り扱いも解説
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