
パターの握り心地やストロークの安定性に直結するのがグリップ。中でもテーラーメイドは多くのツアープロも愛用する人気ブランドで、グリップの種類や特徴も多彩です。
本記事では、テーラーメイドのパターグリップにフォーカスし、純正の特徴から交換方法、選び方、プロ使用例まで、趣味でゴルフを楽しむ方に役立つ情報を詳しく解説します。
記事の内容一覧
- テーラーメイドの純正グリップ
- スパイダー
- グリップの重量
- テーラーメイドのパターグリップ交換
- グリップは太い方がいいか
- おすすめ
- 松山英樹のメーカー
- グリップはいつ交換するのか
- パターグリップテーラーメイドまとめ
パターグリップ選びに迷ったらテーラーメイドに注目
本記事では、テーラーメイドの純正パターグリップを中心に、人気モデル「スパイダー」のグリップや、重量による影響、交換時期や方法まで詳しく解説します。
さらに、どんな人にどんな太さが合うか、おすすめグリップや松山英樹選手が使うメーカー情報も取り上げ、グリップ選びのヒントをお届けします。
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テーラーメイドの純正グリップ
テーラーメイドのパターに装着されている純正グリップは、製品ごとにデザインや機能性が異なりますが、基本的にはテーラーメイド独自の設計思想に基づいており、安定したストロークと手の一体感を実現するよう作られています。たとえば、「SuperStroke」などの有名ブランドとコラボしたモデルもあり、見た目の高級感と実用性の両立が図られています。
純正グリップの特徴
- 形状: ストレート型やピストル型があり、好みに応じて選べる。
- 素材: ポリウレタンやラバー系素材で、滑りにくくフィーリングが良い。
- デザイン: テーラーメイドのロゴ入りで、クラブ全体との統一感がある。
特に「スパイダーGT」や「TPコレクション」などのシリーズに搭載されている純正グリップは、グリップエンドの重さや形状が考慮されており、バランスの取れたストロークをアシストします。また、グリップ径もシリーズによって異なるため、自分のストロークタイプや手のサイズに合った選択が可能です。
スパイダー
テーラーメイドのパターで圧倒的な人気を誇るのが「スパイダー」シリーズです。ツアープロからアマチュアゴルファーまで幅広く支持されるこのシリーズは、その特徴的なヘッド形状に加えて、グリップにもこだわりが詰まっています。スパイダーに装着されているグリップは安定性とフィーリングの両立を目指しており、パッティング時のブレを抑える効果があります。
スパイダーシリーズに多いグリップ仕様
- SuperStroke製グリップが標準装着
特に「Pistol GTR 1.0」や「Tour 1.0」などが採用されており、軽量で太めのグリップは手首の余計な動きを抑えます。 - グリップの太さで安定感アップ
細身よりも太めのグリップが標準のため、ストローク時に余計な力が入りにくく、初心者にも扱いやすいのが特徴です。 - グリップエンドの重さがヘッドバランスに寄与
スパイダー特有の高慣性モーメントヘッドと相性が良く、安定したテンポを維持しやすい構造です。
このように、スパイダーのグリップはヘッドとのマッチングを前提に設計されているため、交換する際は類似の重量・形状のグリップを選ぶことが重要です。既存のグリップの使用感をできるだけ維持することで、スパイダーの性能を最大限に活かすことができます。
グリップの重量
パターグリップの重量はストロークの安定性やテンポに大きく影響を与える要素です。テーラーメイドの純正グリップには、60g前後の軽量モデルから80gを超える重量級のグリップまであり、選ぶモデルによって打感や軌道が変わってきます。
重量による影響
- 軽量グリップ(50〜65g)
軽量グリップはクラブ全体のバランスがヘッド寄りになり、ヘッドの動きを感じながら打つタイプのゴルファーに向いています。操作性が良く、フェースコントロールがしやすいという利点があります。 - 中重量グリップ(65〜80g)
最も多く使われているゾーンで、ストロークの安定性とフィーリングのバランスがとれています。テーラーメイドの多くのパターに標準装備されているのもこの重量帯です。 - 重量グリップ(80g以上)
重めのグリップは手元が重くなることでストロークが安定しやすく、スムーズな振り子のような動きをしやすくなります。手首の無駄な動きを減らしたい人におすすめです。
テーラーメイドの「SuperStroke」グリップには重量調整用のカウンターコアを装着できるタイプもあり、自分好みに調整しやすいのも魅力です。重量を意識してグリップを選ぶことで、より自分のストロークに合ったパターに仕上げられるでしょう。
テーラーメイドのパターグリップ交換
パターのグリップ交換は、使用感をリフレッシュしつつ、自分に合った性能を引き出す絶好の機会です。テーラーメイドのパターも例外ではなく、純正グリップが劣化したり、フィーリングに違和感を感じた場合は交換を検討しましょう。特に「スパイダー」シリーズや「TPコレクション」などは、交換時の注意点もあります。
交換時の注意ポイント
- シャフト径の確認
テーラーメイドのパターは多くが標準的な0.580~0.600インチのシャフト径ですが、念のためグリップ購入前に確認しておくと安心です。 - 純正と同等の重さ・形状が理想
極端に軽すぎたり重すぎるグリップに変えると、バランスが崩れてストロークに悪影響を及ぼすことがあります。できるだけ純正と近いスペックが無難です。 - スパイダーなどのモデルは重心設計に影響大
ヘッドの慣性モーメントが高いモデルはグリップの重さにも敏感です。重量バランスが崩れるとパター本来の性能を損なう可能性があります。
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交換手順(自分で行う場合)
- 古いグリップをカッターで切る(専用工具推奨)
- シャフトに残った両面テープを剥がす
- 新しいテープを巻き、溶液(グリップソルベント)を使用して装着
- 装着後は24時間以上乾燥させる
グリップ交換はゴルフショップに依頼することも可能で、費用はグリップ代+交換工賃(500〜1,000円程度)が目安です。自信がない場合はプロに任せたほうが安心でしょう。
グリップは太い方がいいか
パターグリップの太さはストロークに大きく影響します。一般的に太めのグリップは、手首の動きを抑えて安定したストロークをサポートする一方、細めのグリップは繊細な感覚を得やすいとされています。では実際、どちらが良いのでしょうか?
太めグリップのメリット
- 手首のブレを抑えられる
- ストロークが安定しやすい
- 握力が強くなくてもしっかり握れる
細めグリップのメリット
- フェースの開閉をコントロールしやすい
- 操作感がダイレクトに伝わる
- 軽快なテンポでストロークできる
テーラーメイドでは、SuperStrokeの「Tour 1.0」や「Pistol GT 1.0」など、やや太めのモデルが多く採用されており、ストローク安定性を重視した設計になっています。初心者やパターのミスが多い人には、まずは太めを試してみるのが良いでしょう。ただし、最終的にはフィーリングとの相性が一番大事なので、複数試してみることがベストです。
おすすめ
テーラーメイドのパターグリップを選ぶ際におすすめしたいモデルは、性能・装着感・実績のバランスが取れたものです。使用するパターのモデルやプレースタイルにもよりますが、以下のグリップは多くのゴルファーから高評価を得ています。
おすすめのグリップ3選
グリップ名 | 特徴 | 適したユーザー |
---|---|---|
SuperStroke Pistol GT 1.0 | 太さと操作性のバランスが良く、ツアー使用率も高い。テーラーメイドの純正にも多い。 | 初心者~中級者、スパイダー使用者 |
Golf Pride Pro Only Red Star | 細身で打感がダイレクトに伝わる、操作重視のパター向け。 | 上級者、繊細なタッチを求める方 |
IOMIC Absolute X | 柔らかくフィット感抜群。全天候に対応し、独自の素材でグリップ力が持続。 | 雨天プレーが多い方、ソフトな打感を好む方 |
選ぶ際のポイント
- 自分のストロークスタイルに合った太さを選ぶ
- グリップ重量がパターのバランスに与える影響を考慮
- 材質やフィーリングも重要
特に「SuperStroke」系はテーラーメイド純正でも多数採用されており、パターとの相性を考えるうえで非常に信頼性の高い選択肢です。一方で、あえて異なる素材やフィーリングを持つグリップに替えて、自分なりの打感を追求するのも一つの楽しみ方です。
おすすめの中から、自分のプレースタイルと相談しながら選ぶことが、結果的にスコア向上に直結します。
松山英樹のメーカー
松山英樹選手はこれまで様々なパターを使用してきましたが、2024年シーズンを通じて注目されたのは、テーラーメイドの「スパイダー」シリーズの使用です。特に「スパイダー ツアー ブラック」を使っていた時期があり、その際はSuperStroke製のグリップを装着していました。
松山選手が使用していたグリップの特徴
- SuperStroke Traxion Tour 2.0
比較的太めのモデルで、手首のブレを抑えやすく、安定したストロークが可能。 - カウンターコア付き
手元側に重さを持たせる設計で、ストロークのテンポを一定にしやすい。 - プロレベルでもグリップにこだわる
松山選手のようなトッププロでさえ、パッティングの感覚や結果に合わせてグリップを変えることがあります。
松山英樹選手がグリップを変更するのは、わずかなフィーリングの違いがスコアに直結するからです。彼のような選手でもグリップの重要性を認識しており、テーラーメイドのパターとの相性も選択の決め手になっています。
グリップはいつ交換するのか
パターのグリップは、ラウンド数や保管状態によって劣化速度が異なります。多くのゴルファーはドライバーやアイアンのグリップ交換には敏感ですが、パターのグリップは見落としがちです。実はパターグリップも定期的な交換が必要で、劣化が進むとパッティングの感覚や結果に大きな影響を与えます。
交換の目安
以下のような兆候が現れたら交換を検討しましょう。
- 表面が滑りやすくなってきた
- 握ったときに弾力がなく、硬く感じる
- 変色・ひび割れが見られる
- ストロークのフィーリングに違和感がある
一般的には、1年に1回または50ラウンド前後が交換の目安とされています。ただし、以下の条件ではより頻繁な交換が推奨されます。
- 汗をかきやすい人
- 湿度の高い地域でプレーしている
- 雨天でも積極的にラウンドする
- 頻繁に練習場でパター練習をしている
定期的なチェックが大切
パターグリップの劣化は徐々に進むため、自分では気づきにくいことがあります。グリップ表面の感触をこまめにチェックし、違和感があれば早めに交換を検討するのがベストです。また、見た目が綺麗でも、内部のクッション性が失われていることもあります。
「なんとなく調子が悪いな」と思ったときは、パターのせいではなくグリップが原因かもしれません。グリップ交換によってストロークの安定感やフィーリングが劇的に改善されるケースも多く、ゴルフ全体のスコアメイクにもつながります。
パターグリップテーラーメイドまとめ
テーラーメイドのパターグリップに関する情報を総括すると、以下のポイントが特に重要です。グリップはパッティングの精度を左右する重要な要素であり、プレースタイルや好みに合った選択が求められます。
ポイントまとめ
- 純正グリップの特徴
テーラーメイドの純正グリップは、太めで安定感を重視した設計が多く、特にスパイダーシリーズとの相性が良いです。 - スパイダーとのバランス設計
スパイダーは慣性モーメントが高いため、グリップの重量や太さによってバランスが崩れることがあり、適切な選択が必要です。 - 重量とフィーリングの関係
グリップの重量はストロークの安定感に直結するため、軽すぎる・重すぎるものはパフォーマンスに悪影響を与える場合があります。 - 交換時期の見極め
パターグリップも消耗品であり、劣化がプレーに影響を与える前に交換することが大切です。1年または50ラウンドを目安に点検・交換を。 - 太さの選び方
太いグリップは手首の動きを抑え、安定したストロークをサポートします。細いグリップは操作性が高く、繊細なタッチが出しやすいです。 - おすすめモデルの活用
SuperStrokeやGolf Pride、IOMICといった信頼できるブランドのグリップを活用することで、テーラーメイドのパター性能を最大限に引き出せます。 - プロの使用例に学ぶ
松山英樹選手のように、トッププロもフィーリングや性能向上を目的にグリップを調整しています。これを参考に、自分の最適解を見つけましょう。
パターグリップは「ただの持ち手」ではなく、感性を伝える重要な接点です。自分に合ったグリップ選びと適切なメンテナンスが、スコアアップへの近道になります。テーラーメイドのパターを使用しているなら、グリップにもこだわりを持って選びたいところです。