パターグリップ握り方で差が出る!スコアに直結する構えとは?

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パターのグリップは、ほんのわずかな違いで方向性や距離感に大きく影響を及ぼします。特に初心者から中級者にとって、正しい握り方を知ることはスコアアップに欠かせない重要なポイントです。

本記事では、「パター グリップ 握り 方」というキーワードに基づき、基本的な握り方からプロや流行スタイルまで詳しく解説します。

実際に女子プロが採用している方法や、自分に合ったパターのタイプ別の握り方も取り上げていますので、ぜひご自身のスタイル確立に役立ててください。

記事の内容一覧

  1. 人差し指を伸ばす
  2. 握り方の種類
  3. 合掌
  4. 女子プロの握り方
  5. 初心者向け
  6. 流行り
  7. ピン型パター
  8. 逆オーバーラッピング
  9. プレイヤーグリップ
  10. 握り方まとめ

パターグリップ握り方を知ってスコアを安定させよう

この記事では、パターのグリップ握り方に関する情報を体系的に紹介しています。

人差し指の位置がもたらす影響から、現在主流のグリップスタイル、女子プロの実例、初心者がまず押さえるべき握り方まで、実践的かつ具体的な内容を盛り込みました。

ピン型パターに適した方法やトレンドのスタイルも紹介しており、読者が自分に最適な握り方を見つけられるよう構成しています。

人差し指を伸ばす

パターを握る際に「人差し指を伸ばす」というフォームは、多くのゴルファーが実践しているテクニックです。このスタイルは、ストローク中にフェースの開閉を抑える効果があり、方向性の安定に繋がります。特に「逆オーバーラッピンググリップ」や「プレイヤーグリップ」のようなスタイルでは、人差し指をシャフトの上に軽く添えることで、手首の余計な動きを抑えられ、タッチの微調整がしやすくなります。

人差し指を伸ばすメリット

  • フェースのブレが少なくなる
  • 手首の動きが制限されて安定感が出る
  • ストロークの再現性が高まる

一方で、人差し指を伸ばすことにより力が入りすぎたり、シャフトに圧力をかけすぎるケースもあります。そのため、自然な力加減を意識することが重要です。プロの中でもこのスタイルを採用している選手は多く、自分に合った感覚をつかむためにも、練習グリーンで試してみる価値はあります。

握り方の種類

パターの握り方にはさまざまな種類があり、それぞれにメリットと特性があります。自分のパッティングスタイルや癖、ストロークの特徴に合った握り方を選ぶことで、より安定したパットが可能になります。ここでは代表的な握り方をいくつか紹介します。

逆オーバーラッピンググリップ

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もっとも一般的で、アマチュアからプロまで広く使われているのが「逆オーバーラッピンググリップ」です。通常のオーバーラッピングと違い、左手の人差し指を右手の小指に重ねることで、手首の動きを抑えた安定したストロークを実現します。

クロウグリップ

最近注目を集めているのが「クロウグリップ」です。右手を爪を立てるようにクラブに添える独特の形で、手首の使いすぎを防止します。感覚的にはやや特殊ですが、慣れると非常に再現性の高い打ち方になります。

スプリットハンドグリップ

両手を離してシャフトを握るスタイルで、長尺パターや中尺パターを使うゴルファーに多く見られます。ストローク全体を肩の動きでコントロールできるため、手先の動きを排除しやすくなります。

アームロックグリップ

長めのグリップを左前腕に固定するアームロック方式は、近年のルール改正後に増加したスタイルです。安定感は抜群で、特にプレッシャーがかかる場面でミスが少ないと評価されています。

このように、パターの握り方には一つの正解があるわけではありません。それぞれの特徴を理解し、自分のストロークや感覚に最もマッチするスタイルを見つけることが大切です。

合掌

「合掌(がっしょう)グリップ」とは、手を合わせるように左右対称にパターを握るスタイルのことを指します。まるでお祈りをするように見えることからこの名が付きました。特に日本人ゴルファーの中には、この形で自然と安定感を得るプレーヤーも多く、個人の感覚に非常にフィットしやすい握り方と言えます。

合掌グリップの特徴

  • 両手の力が均等になりやすい
  • ストロークの軌道が安定しやすい
  • 手首を使いすぎないため、方向性が良くなる

このグリップでは、左右どちらかに力が偏ることが少なく、クラブフェースがスクエアに戻りやすくなるため、方向性を重視するプレーヤーに向いています。特に真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つ「ストレートストローク」を目指す方には効果的です。

注意点と調整法

一方で、手を完全に合わせてしまうことでクラブの操作性がやや制限されると感じる方もいます。そんな場合は、手のひらを完全に合わせるのではなく、指の腹を揃える程度でグリップすると、柔軟性を保ちながら安定性も得ることができます。

このスタイルは、クラブを強く握るクセがある人や、手先で打ってしまうミスが多い人にもおすすめです。精神的な落ち着きも得られると言われており、プレッシャーのかかる場面でもリズムを崩さずにストロークできる可能性があります。

合掌グリップは、ゴルファーの本来のリズムと身体のバランスを大切にするスタイルであり、フィーリングを重視する方にとっては非常に有効な握り方です。

女子プロの握り方

女子プロゴルファーの多くは、安定性と繊細なタッチを両立するために、非常に工夫されたパターの握り方を実践しています。男子プロに比べてフィジカル面でのパワーが劣る分、女子プロはより効率的で無駄のない動きが求められるため、グリップの構え方には独自の工夫が詰まっています。

代表的なグリップ例

たとえば、渋野日向子プロは逆オーバーラッピングを基本としつつ、やや緩めのグリップ圧で握っており、テンポの良いストロークが特徴です。また、西村優菜プロはクロウグリップに近いスタイルを採用し、右手の力を極力使わないことで、パットの距離感を安定させています。女子プロの中には、ピン型やマレット型パターに応じてグリップを変えている選手もおり、状況によって柔軟に対応しています。

女子プロに共通する特徴

  • グリッププレッシャーが軽め
  • 手首を固定する意識が強い
  • ストローク全体を身体でコントロールしている

さらに、女子プロは「フェースの向き」に対して非常に繊細で、構えた時点からスイングの最中まで、フェースがスクエアな状態をキープすることを意識しています。これを支えるのが、安定した握り方であり、手首の不要な動きを抑える工夫でもあるのです。

テレビ中継やSNSで女子プロのパッティングを観察すると、彼女たちのグリップの微妙な差がわかるようになります。自分のスタイルに取り入れたい部分を見つけて真似してみるのも、スキル向上の近道です。

初心者のパターグリップ握り方

ゴルフ初心者にとって、パターの握り方はスコアメイクに直結する最重要ポイントのひとつです。正しい握り方を早期に身につけることで、ライン読みやストロークに集中でき、余計なミスを減らすことができます。ここでは初心者がまず押さえるべきグリップの基本と、失敗しないための注意点を解説します。

初心者におすすめのグリップ

初心者に最もおすすめなのは「逆オーバーラッピンググリップ」です。左手の人差し指を右手の小指に重ねることで、手首の動きを抑え、安定したフェースコントロールが可能になります。このグリップは、多くのプロゴルファーが使用しており、基本に忠実で再現性が高いため、初心者でも安心して取り入れられます。

握り方のポイント

  • グリッププレッシャーは「卵を握る程度」
  • 両手の甲が目標方向を向くように構える
  • 肘を軽く曲げ、前傾姿勢で自然に垂らした位置で構える

初心者にありがちなミスは、グリップを強く握りすぎてしまうことや、左右の手の力に差があることです。力んでしまうとストロークがぎこちなくなり、距離感や方向性が大きく狂います。また、利き手に頼りすぎるとストロークがブレやすくなるため、できるだけ両手のバランスを意識しましょう。

さらに、初心者は自分にとって「構えやすい形」「違和感がない形」を最優先に考えることが大切です。最初から完璧を求めず、まずは安定したフォームを繰り返すことで、自然とフィーリングが身についていきます。練習グリーンでいろいろな握り方を試し、自分に合ったスタイルを見つけていきましょう。

流行り

近年のゴルフ界では、パターのグリップスタイルにも“流行”が生まれています。クラブやパッティング理論の進化とともに、プロや上級者が取り入れることで注目される握り方やグリップ形状は、アマチュアゴルファーにも急速に広まり、ひとつのスタンダードになりつつあります。ここでは、現在の主なトレンドを紹介します。

トレンド① クロウグリップ

「クロウグリップ(Claw Grip)」は、近年最も注目されている握り方のひとつです。特に右手の動きを抑えたいプレイヤーにとって効果的で、右手を鉤爪のようにして軽く添えることで、手首の過度な動きを防ぎ、安定したストロークを可能にします。プロゴルファーのジャスティン・ローズ選手などが愛用していることで有名です。

トレンド② 太めのグリップ

「スーパーストローク」などの太径グリップが人気を集めています。手首の動きを抑制しやすく、プレッシャーのかかる場面でもフェースのブレを軽減できます。特に「アームロック」スタイルや長尺パターと併用することで、高い安定感が得られるため、多くのツアープロにも支持されています。

トレンド③ センターシャフト×マレット型

握り方そのものではありませんが、グリップと相性の良いクラブの組み合わせも流行の一因です。センターシャフトのマレット型パターはストレートストロークに最適で、左右対称のグリップスタイルやアームロックにもマッチします。

これらの流行は、一時的なものではなく「再現性」と「安定性」を追求した結果として定着しつつあります。アマチュアゴルファーも、こうしたトレンドを参考にしつつ、自分に合うスタイルを見つけていくことが大切です。

ピン型パター

ピン型パターは、最も伝統的で多くのゴルファーに愛用されている形状のパターです。その名の通り、PING(ピン)社が1960年代に発売した「アンサー」モデルに由来しており、現在ではさまざまなメーカーから同様の形状がラインアップされています。ピン型はその構造と重量配分が特徴的で、特にグリップとの相性がストロークの安定感に大きく影響します。

ピン型パターの特徴

  • トゥ・ヒールバランス構造でミスに強い
  • 打感と操作性のバランスが良く、距離感をつかみやすい
  • 目標方向に構えやすい

ピン型はフェースバランス型のモデルも多く、逆オーバーラッピングや合掌グリップと非常に相性が良いです。特に「ストロークでフェースを開閉させる」タイプの打ち方とマッチしやすく、パターに慣れてきた中級者以上にとっては、繊細なコントロールが可能になります。

ピン型に適した握り方

おすすめの握り方は「逆オーバーラッピング」「合掌」「クロウグリップ」など。手首の余分な動きを抑えつつ、フェースの開閉を自然に行うことができるため、安定した転がりと距離感を得られます。

選ぶ際のポイント

ピン型にはネック形状(L字・クランクネック・ショートネックなど)や、フェースのインサート素材がさまざま用意されているため、自分の握り方や打ち方に合ったモデルを選ぶことが大切です。試打して感覚を確かめることをおすすめします。

ピン型パターはその歴史と信頼性から、初心者からプロまで幅広い層に支持されています。グリップの握り方と組み合わせて使いこなせば、スコアアップに直結する大きな武器になるでしょう。

逆オーバーラッピング

逆オーバーラッピング(Reverse Overlapping)グリップは、現在プロ・アマ問わず最も広く使用されているパターの握り方です。シンプルで安定感があり、フォームが再現しやすいため、多くのトッププロがこのグリップを採用しています。正確な方向性と距離感を実現するうえで、基本にして王道とも言える握り方です。

握り方の特徴

逆オーバーラッピングとは、左手の人差し指を右手の小指と薬指の上に重ねる形のことを指します。このようにすることで、両手が一体となり、手首の余計な動きを抑えつつ、スムーズなストロークを可能にします。

  • 安定したフェースコントロールが可能
  • 両手の連動性が高まりストロークの一体感が出る
  • 初心者にも取り入れやすく、再現性が高い

使われている例

多くのツアープロがこの握り方を取り入れており、特にタイガー・ウッズ松山英樹といった選手たちも、このグリップをベースにしています。彼らのような世界トップレベルの選手でさえ、シンプルで基本に忠実なスタイルを選ぶのは、逆オーバーラッピングの完成度の高さを物語っています。

注意点とコツ

  • 手首を使いすぎないよう、グリッププレッシャーは中程度に
  • 手のひらではなく、指でクラブを包む意識を持つ
  • ストローク時に手だけで動かさず、肩の回転で打つイメージを持つ

逆オーバーラッピングは「クセのない握り方」と言えるため、自分のパッティングに悩んでいる場合や、グリップ変更を考えている人にとっても、まず試してみるべきスタイルです。基本をしっかり押さえた上で、自分に合った微調整を加えていくことで、パッティングの安定感が大きく向上するでしょう。

プレイヤーグリップ

プレイヤーグリップは、特にプロゴルファーの間で使用されることが多い、高度なテクニックを要するパターの握り方です。このグリップは、パターのストロークをより精密にコントロールするために開発され、手首や腕の力を適切に使うことが求められます。初心者には少し難しいかもしれませんが、慣れれば非常に効果的なスタイルです。

プレイヤーグリップの特徴

プレイヤーグリップの特徴は、右手の握りを非常に軽く保つことです。左手でグリップをしっかり保持し、右手は補助的な役割を果たします。このスタイルでは、ストローク中に右手をほとんど動かさないようにすることが重要で、手首を使わずに腕全体でストロークを行うことが求められます。

  • 右手の力を使わず、肩と腕でパターをコントロール
  • 手首の動きを極力制限し、安定した打球を実現
  • ストロークが非常にスムーズで、長距離のパットでも安定感が増す

プレイヤーグリップを使ったプロゴルファーの例

この握り方を実践している有名なプロゴルファーには、ジャック・ニクラスアーノルド・パーマーがいます。彼らはパッティング時にほとんど右手を使わず、左腕の力でストロークを支えています。プレイヤーグリップを使用することで、スムーズで繊細なパットを実現し、長いパットでも正確に方向性をコントロールできるようになります。

プレイヤーグリップの注意点

  • 右手を極力リラックスさせ、力を入れないこと
  • ストローク中に右手が動かないように意識する
  • 肩の動きと連動させ、腕全体でパターを振り抜くイメージを持つ

プレイヤーグリップは、上級者向けのグリップスタイルであるため、慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、正しいフォームを維持できれば非常に効果的です。多くのプロゴルファーがこのグリップを選ぶのも、その高い精度と安定感を得られるからです。

パターグリップ握り方まとめ

パターのグリップにはさまざまなスタイルがあり、それぞれに特長と利点があります。自分のパッティングスタイルに合った握り方を見つけることが、パッティングの精度や安定感を向上させる鍵となります。これまで紹介したグリップをまとめると、次のようなポイントが挙げられます。

1. 基本的な握り方

  • 逆オーバーラッピングは、安定感があり、ほとんどのプレイヤーにとって自然に感じられるスタイルです。プロゴルファーにも多く採用されており、再現性が高いため非常におすすめです。
  • 合掌グリップは、特に安定したストロークを求めるプレイヤーに有効で、手首の動きを制御しやすくなります。フィーリングが良く、リズムよく打つことができます。
  • クロウグリップは、右手を軽く使いたいプレイヤーに適しており、手首の動きを極力抑えるため、非常に精密なパットが可能です。

2. 上級者向けの握り方

  • プレイヤーグリップは、プロゴルファーに多く採用されており、左手でパターを支え、右手は補助的な役割を果たします。慣れれば非常に効果的で、精度と安定感を兼ね備えたスタイルです。
  • ピン型パターとの相性が良い握り方は、特にフェースの動きを制御しやすく、正確なストロークを実現します。

3. 流行の握り方

近年流行しているのは、特に「クロウグリップ」と「太めのグリップ」です。これらは、安定性と精度を高めるために開発され、多くのプロやアマチュアゴルファーに取り入れられています。また、パターのシャフトの形状やパター自体のデザインにも影響を受けており、プレイヤーのニーズに合わせた最適なグリップが選ばれています。

4. 自分に合ったグリップを見つける重要性

最終的には、どのグリップが最も自分に合っているかを見つけることが重要です。パターの握り方を変えることで、パッティングの精度や安定性が大きく変わりますので、いくつかのグリップを試し、実際に打ってみて、自分のフィーリングに合ったものを選んでください。

また、グリップの握り方だけでなく、パターの選び方や練習方法も重要です。これらを総合的に考えることで、パッティングの技術を大きく向上させることができます。

パターグリップ握り方で差が出る!スコアに直結する構えとは?
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