
オデッセイパターを使用するゴルファーにとって、グリップ選びは非常に重要です。
パターの操作性や安定性に大きく影響を与えるグリップは、種類によって感触も異なり、プレーにも違いが出てきます。
本記事ではオデッセイ パター グリップ を軸に、太さの違いや素材、人気グリップブランドの特徴などを詳しく解説します。自分に合ったグリップ選びのヒントを得たい方は、ぜひ参考にしてください。

記事の内容一覧
- パターのグリップはどれがいい
- パターのグリップは太い方がいいのか
- オデッセイ人気の理由
- スーパーストロークの中での人気
- オデッセイパターグリップおすすめ
- パターグリップの純正は
- パターグリップのジャンボとは
- ジャンボライト
- ピストル
- オデッセイパターグリップおすすめまとめ
目次
オデッセイパターグリップおすすめの選び方と注目モデル

オデッセイパターに取り付けるグリップ選びは、操作性とフィーリングを左右する非常に大切なポイントです。本記事では、グリップの種類や太さの違いによるメリット・デメリット、定番ブランド「スーパーストローク」や純正グリップ、ジャンボサイズ、ピストル形状など、さまざまな視点からおすすめ情報を紹介します。
パターのグリップはどれがいい
パターのグリップにはさまざまな種類があり、自分のストロークタイプやフィーリングに合ったものを選ぶことが重要です。基本的に、パターグリップは「細め」「標準」「太め」に分類され、形状も「ストレート」「ピストル型」「テーパーレス」などに分かれます。
選び方のポイント
- ストロークの安定性:グリップが太いほど手首の動きが抑えられ、ストロークが安定しやすくなります。
- フィーリング重視:グリップが細めの方がヘッドの動きが感じやすく、繊細なタッチを出しやすいです。
- 形状の違い:ピストル型は親指部分が膨らんでおり、手にフィットしやすく、多くのゴルファーに好まれます。
素材の違いもチェック
合成ラバーやポリウレタン素材のグリップが多く、濡れても滑りにくい加工がされているものや、振動を吸収する柔らかいタイプも人気です。特に雨の日のプレーでは、素材のグリップ性能がスコアに影響することもあります。
フィーリングやストロークのタイプに合わせて、数種類を実際に握ってみることがベストな選び方です。
パターのグリップは太い方がいいのか
太いグリップは手首の動きを抑えてストロークを安定させるという点で、多くのゴルファーに支持されています。特にイップスに悩むプレーヤーや、手首が過剰に動いてしまう方にとって、太めのグリップは効果的です。
太いグリップのメリット
- ストローク中の手首の動きを制限
- ヘッドの動きを安定させやすい
- タッチが安定し、距離感が出しやすくなる
デメリットも理解しよう
- ヘッドの重さを感じにくくなる
- 繊細な感覚が求められる高速グリーンではやや不利になることも
太いグリップを選ぶ際は、自分のストロークが「ストレート型」か「アーク型」かを理解し、スイングに合ったタイプを選ぶとよいでしょう。
オデッセイ人気の理由
オデッセイは長年にわたってパター市場をリードしてきたブランドで、多くのツアープロやアマチュアゴルファーから高い支持を得ています。その理由は、革新的なテクノロジーと豊富なラインナップ、そしてカスタマイズ性の高さにあります。
テクノロジーの進化
オデッセイの代表的な特徴として「インサートテクノロジー」があります。特にWhite Hotインサートは、柔らかさと反発力を兼ね備えた打感が特徴で、多くのゴルファーにとって理想的なフィーリングを提供します。
デザインと操作性
- ヘッド形状はブレードからマレットまで豊富に揃っており、ストロークタイプに合わせて選べる
- アライメント(目標に対しての構えやすさ)が高く、ミスを軽減できる設計
グリップとの相性
オデッセイは多くのモデルにスーパーストローク製のグリップを標準搭載しており、グリップ交換の選択肢も多い点が魅力です。これにより、好みに合わせてフィーリングを調整しやすいことも人気の理由のひとつです。
スーパーストロークの中での人気
スーパーストロークは、パターグリップに革命を起こしたと言っても過言ではないブランドです。特にオデッセイとの相性が良く、実際に多くのオデッセイパターに純正装着されています。

人気モデルTOP3
- Traxion Tourシリーズ 非テーパー設計でグリッププレッシャーを均等に保ちやすい ソフトな打感と安定したストロークをサポート
- Flatsoシリーズ 幅広な面が特徴で、手首の余計な動きを抑制 イップス対策としても人気
- Pistol GTシリーズ ピストル形状に非テーパー設計を加えたバランス型 クラシックな握り心地と現代的な安定感を両立
素材と構造の工夫
スーパーストロークは独自の「Traxion Control」テクノロジーを用い、表面の滑り止め性能と内部の安定性を両立。重量バランスを調整できる「CounterCore」対応グリップもあり、オデッセイとの組み合わせで理想的なカスタムが可能です。
オデッセイパターグリップおすすめ
オデッセイパターと相性の良いおすすめのグリップは、操作性・打感・デザイン性に優れたものが多く、用途に応じて選ぶことでスコアアップにもつながります。ここでは実際に多くのゴルファーから支持されている人気モデルを紹介します。
おすすめグリップ一覧
モデル名 | 特徴 | サイズ |
---|---|---|
SuperStroke Traxion Tour 2.0 | 非テーパーで安定したストローク | 標準 |
SuperStroke Flatso 1.0 | 幅広形状で手首を固定しやすい | 太め |
SuperStroke Pistol GT 1.0 | ピストル形状とバランス設計の融合 | 標準 |
Golf Pride Pro Only Red Star | フィーリング重視のコンパクトグリップ | 細め |
IOMIC Absolute Putter Grip | ソフトで吸いつくような感触 | 標準 |

選び方のポイント
- フィーリング重視派:IOMICやGolf Prideがおすすめ。握ったときの吸いつき感があり、繊細なタッチが可能です。
- 安定性重視派:SuperStrokeのTraxionやFlatsoシリーズ。太さで手首のブレを抑え、距離感も安定。
- クラシックな握り心地:Pistol GTは昔ながらのピストル形状に現代的な設計を取り入れた人気モデルです。
購入前には、グリップの太さ・素材感・自分のストロークスタイルとの相性をしっかり確認して選ぶことが重要です。
パターグリップの純正は
オデッセイのパターには、モデルごとに異なる純正グリップが装着されています。特にスーパーストローク製のものが多く、クラブの性能を引き出す設計が施されています。
代表的な純正グリップ
- スーパーストロークTraxion Tourシリーズ:WHITE HOT OGやTENシリーズに多く採用
- オデッセイオリジナルグリップ:シンプルなラバーベースで軽量なモデルに使用
- ピストルグリップタイプ:WHITE HOT PRO 2.0などのモデルで使用されている定番タイプ
純正のメリット
- ヘッドとの重量バランスが最適化されている
- 握り心地とストローク感が一貫しているため違和感が少ない
- グリップ重量に合わせた設計で安定感が高い
ただし、純正=最良とは限らず、自分のストロークスタイルやフィーリングに合わせて交換することで、より高いパフォーマンスを引き出せます。純正をベースに、自分に合ったグリップ選びの出発点として考えるのがベストです。
パターグリップのジャンボとは
ジャンボグリップとは、通常よりも太めに設計されたパターグリップのことを指します。直径が大きく、手のひら全体でしっかりと握れる形状が特徴です。ストロークの安定感を重視するゴルファーを中心に人気があります。
ジャンボグリップの特徴
- 太さ:標準グリップに比べてかなり太く、指の動きを制限
- 重さ:若干重めでヘッドとのバランス調整が必要な場合も
- 素材:ラバー系やポリウレタン系が主流で、グリップ力に優れる
メリット
- 手首のブレを防ぐ:太くなることで余計な手首の動きが減り、安定したストロークが可能
- プレッシャー軽減:グリッププレッシャーが分散され、長時間のラウンドでも疲れにくい
- イップス対策に有効:ストローク時に手先が動きやすいゴルファーには特に効果的
デメリット
- 繊細な感覚が損なわれやすい:距離感やタッチ重視のプレーには不向きな場合も
- ヘッドの重さを感じにくくなる:グリップが重くなることで、ヘッドの挙動がつかみにくくなることも
ジャンボグリップは万人向けではないものの、ストロークの安定感やミス防止を目的とするゴルファーには非常に効果的な選択肢です。
ジャンボライト
ジャンボグリップの太さはそのままに、重量を軽量化したモデルが「ジャンボライト」です。従来のジャンボグリップに比べてグリップ重量を抑えることで、クラブ全体のバランスを崩さずに安定性を得られるのが特徴です。
ジャンボライトの代表モデル
- SuperStroke Traxion Tour 5.0 XL Lite
- Winn Pro X 1.32 Lite
- IOMIC Absolute Jumbo Lite
特徴とメリット
- 太さは維持しつつ軽量:ストローク時の手首の固定感はそのまま、クラブ重量への影響が少ない
- ヘッドの動きを感じやすい:通常のジャンボよりもヘッドフィーリングを失わずに済む
- バランス調整がしやすい:軽量ゆえにカウンターウェイトなどによる調整も行いやすい
注意点
- 軽量化されているとはいえ、やや独特な握り心地になるため、事前の試打は重要です。
ジャンボライトは、ジャンボグリップのメリットを享受しながらも、グリップ重量の増加によるクラブバランスの変化を抑えたいというニーズに応えるアイテムです。
ピストル
ピストルグリップとは、グリップの上部がやや膨らみ、拳銃のグリップ(ピストル)に似た形状を持つパターグリップのことです。昔から愛用されている形状で、手のひらに自然にフィットしやすく、握り心地が良いという特徴があります。
ピストル形状のメリット
- 自然なフィット感:手のひらにぴったり収まり、長時間握っても疲れにくい
- ストロークの再現性が高い:細かいフィーリングを感じ取りやすく、タッチを合わせやすい
- クラシックな感触:昔から慣れ親しんでいるゴルファーにとっては安心感がある
主なピストルグリップのモデル
- Golf Pride Pro Only Pistolシリーズ
- SuperStroke Pistol GTシリーズ
- オデッセイ純正 ピストルグリップ(WHITE HOT PRO 2.0等)
ピストルグリップがおすすめのゴルファー
- 繊細なタッチを大事にしたい人
- ブレード型パターを使用している人
- 手首の動きを完全に抑えず、ある程度の可動を残したい人
近年はスーパーストロークの「Pistol GT」シリーズのように、ピストル形状と非テーパー構造を融合したモデルも登場しており、クラシックな握り心地と現代的な安定性を同時に求めるユーザーに支持されています。
オデッセイパターグリップおすすめまとめ
ここまで、オデッセイパターにおすすめのグリップや、その特徴について詳しく解説してきました。最後に、選ぶ際のポイントや目的別のおすすめグリップを改めてまとめておきます。
選び方のポイント
- ストロークの安定感を求める:スーパーストロークのTraxionシリーズやジャンボグリップがおすすめ
- タッチや繊細なフィーリングを重視:IOMICやGolf Prideの細身グリップ、ピストル形状が適している
- クラブバランスを大きく変えたくない:ジャンボライトや軽量モデルを選択
目的別おすすめグリップ早見表
目的 | グリップタイプ | モデル例 |
---|---|---|
安定性 | 太め(ジャンボ) | SuperStroke Tour 5.0 |
軽量&安定 | ジャンボライト | Winn Pro X Lite |
フィーリング重視 | 細め・ピストル型 | Golf Pride Pro Only |
初心者向け | 標準タイプ | SuperStroke Tour 2.0 |
オデッセイのパターは非常に汎用性が高く、グリップを交換することでフィーリングやストロークの質が大きく変わります。自分のストロークや感覚に合ったグリップを選び、プレーの安定とスコアアップにつなげましょう。