
ゴルフクラブのフィッティングにおいて、ライ角は非常に重要な要素です。
特にPINGのクラブは「カラーコードシステム」によってライ角が明確に分類されており、身長によって適正なライ角が変わります。
本記事では、PINGのライ角調整方法やカラーコードの測り方、身長ごとの適正ライ角などを詳しく解説していきます。
記事の内容一覧
- PINGライ角調整料金
- ライ角標準
- PING身長160cm170cm180cmの人のライ角は?
- カラーコード測り方
- カラーコード赤オレンジグリーン黒
- カラーコード最新
- 旧カラーコード
- ライ角調整どこで
- PINGライ角身長まとめ
目次
PINGのライ角と身長の関係について

PINGのクラブはライ角ごとにカラーコードが設定されており、フィッティングの精度が高いことで知られています。
適切なライ角を選ぶことでスイング軌道が安定し、ショット精度が向上します。
本記事では、ライ角調整の料金や標準ライ角、身長別の適正ライ角、カラーコードの違い、旧カラーコードとの比較、調整可能な場所などについて詳しく解説します。
PINGライ角調整料金
PINGのライ角調整には費用がかかりますが、調整の必要性を理解することが大切です。料金はクラブの種類や調整方法によって異なります。
ライ角調整の一般的な費用
PINGのクラブは基本的に購入時にフィッティングを行いますが、後からライ角を調整することも可能です。一般的なライ角調整の料金は以下のようになります。
調整内容 | 料金目安 |
---|---|
1本のライ角調整 | 1,500円~3,000円 |
アイアンセット(5~9本) | 7,000円~15,000円 |
専門店での調整 | 3,000円~5,000円 |
ライ角調整の方法
ライ角調整は専用の機器を使用し、クラブのホーゼル部分を微調整することで行われます。PINGの公式ストアやフィッティングセンターでは専用の機械を使用して調整可能です。
調整を依頼する際のポイント
- PINGの正規代理店で調整すると、メーカー基準に合わせて調整されるため安心。
- 専門のゴルフショップでも対応している場合があるが、PING独自のカラーコードに対応していないこともある。
- フィッティングの結果を確認し、適正なライ角に調整してもらうことが重要。
ライ角標準

PINGのアイアンには「標準ライ角」が設定されており、多くのゴルファーに適した仕様になっています。
PINGの標準ライ角とは?
PINGの標準ライ角は**「黒(ブラック)」のカラーコード**に該当し、一般的なスイング軌道に適した角度に設定されています。メーカーごとに標準ライ角は異なりますが、PINGの場合は以下のようになっています。
クラブ | 標準ライ角(ブラック) |
---|---|
7番アイアン | 62度 |
6番アイアン | 61.5度 |
5番アイアン | 61度 |
標準ライ角の適用範囲
- 身長が170cm前後のプレーヤーに適している。
- アドレス時にソールが均等に地面につくように設計されている。
- ライ角を変えると打ち出し方向や球の高さに影響を与えるため、フィッティングを受けるのが理想的。
PING身長160cm170cm180cmの人のライ角は?
PINGのカラーコードは身長や手の長さに応じて最適なライ角が決まります。

身長ごとの推奨ライ角
PINGでは、身長と手首から地面までの距離を基にライ角を決定します。一般的な目安は以下の通りです。
身長 | 推奨ライ角 | カラーコード |
---|---|---|
160cm | フラット(-1度) | グリーン |
170cm | 標準(±0度) | ブラック |
180cm | アップライト(+1度) | ブルー |
身長とライ角の関係
- 身長が低い人(160cm以下)
クラブが長く感じやすく、ライ角がフラットな方が振りやすい。 - 標準的な身長(170cm前後)
PINGの標準ライ角(ブラック)が適用される。 - 身長が高い人(180cm以上)
ライ角をアップライトに調整すると、スイング軌道が安定しやすい。
ライ角が合っていないとスイング時にボールが左右にブレやすくなるため、身長に合ったフィッティングが重要です。
カラーコード測り方
PINGのカラーコードは、プレーヤーの身長や手首から地面までの距離を基に決定されます。適切なライ角を見つけるためには、正しい測定方法を理解することが重要です。
カラーコードの決定要素
PINGのライ角を決める際には、以下の2つの要素を測定します。
- 身長:プレーヤーの全身の高さ
- 手首から地面までの距離:アドレス時の腕の長さに影響を与える要素
この2つのデータをPINGの「カラーコードチャート」に当てはめることで、自分に合ったライ角を見つけることができます。
測り方の手順
- 正しい姿勢で測定する 靴を履かずに、背筋を伸ばして直立します。両腕を自然に下げた状態で測定するのが理想的です。
- 手首から地面までの距離を測る メジャーを使用して、手首(尺骨突起)から地面までの距離を測定します。測定値が数ミリ違うだけでライ角の選定に影響が出るため、正確に測ることが重要です。
- PINGのカラーコードチャートに当てはめる PINGが提供しているカラーコード表を参考に、自分の測定値に最適なカラーコードを見つけます。一般的な基準は以下のようになります。
手首から地面までの距離(cm) | ライ角調整 | カラーコード |
---|---|---|
75cm以下 | フラット(-1.5度) | オレンジ |
75~80cm | フラット(-1度) | グリーン |
80~85cm | 標準(±0度) | ブラック |
85~90cm | アップライト(+1度) | ブルー |
90cm以上 | アップライト(+1.5度) | パープル |
測定時の注意点
- 測定は必ずフラットな床の上で行うこと。
- 自己測定ではなく、他者に測ってもらうとより正確な数値が得られる。
- 測定値が境界線付近の場合は、フィッティングを受けて最適なライ角を確認するのがおすすめ。
カラーコード赤オレンジグリーン黒
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PINGのカラーコードには複数の種類があり、それぞれ異なるライ角を示しています。ここでは「赤」「オレンジ」「グリーン」「黒」の4つのカラーコードの意味を詳しく解説します。
PINGのカラーコードの基本
PINGのクラブはカラーコードによってライ角が設定されています。カラーコードごとのライ角の違いは以下の通りです。
カラーコード | ライ角調整 | 適したプレーヤーの特徴 |
---|---|---|
赤(-0.75度) | ややフラット | やや身長が低い人、ハンドダウンのアドレス |
オレンジ(-1.5度) | フラット | 身長が低い人、手首から地面までの距離が短い人 |
グリーン(-1度) | ややフラット | 身長160cm前後のプレーヤー向け |
黒(±0度) | 標準 | 身長170cm前後のプレーヤー向け |
カラーコード別の特徴
- 赤(レッド):標準ライ角よりもわずかにフラット。ボールが右に出やすい人に適している。
- オレンジ:最もフラットなライ角。極端にハンドダウンのアドレスを取る人に向いている。
- グリーン:標準よりややフラットで、身長が低めのプレーヤーに最適。
- 黒(ブラック):PINGの標準ライ角。特に調整を必要としないプレーヤーに適している。
カラーコード最新
PINGのカラーコードは定期的に見直され、最新モデルのクラブに合わせてアップデートされています。
最新のPINGカラーコード
PINGの最新クラブでは、従来のカラーコードと異なる調整範囲が採用されることがあります。例えば、新しいシリーズではライ角の微調整がより細かくなっているため、以前のモデルよりもフィッティングの精度が向上しています。
最新カラーコードの変更点
- ライ角調整の範囲がより細かくなった。
- 一部のモデルではカラーコードの設定がより幅広くなり、選択肢が増えた。
- クラブの素材やヘッド形状の変化に合わせて、ライ角の最適値が調整されている。
最新モデルのPINGクラブを使用する場合は、PING公式サイトやフィッティングセンターで最新のカラーコード情報を確認するのが理想的です。
旧カラーコード
PINGのカラーコードシステムは長年にわたって改良が加えられ、最新のものと旧カラーコードでは細かい違いがあります。旧モデルを使用している場合、現在のカラーコードとどのように異なるのかを理解しておくことが重要です。
旧カラーコードの特徴
PINGの旧カラーコードでは、現在のシステムと比較してライ角の調整幅が異なる場合があります。以下は、代表的な旧カラーコードとそのライ角の違いをまとめた表です。
カラーコード(旧) | ライ角調整 | 現在の対応カラー |
---|---|---|
ベージュ(+2度) | 非常にアップライト | シルバー(+2度) |
ブルー(+1度) | アップライト | ブルー(+1度) |
ブラック(標準) | ±0度 | ブラック(標準) |
イエロー(-1度) | フラット | グリーン(-1度) |
ブラウン(-2度) | 非常にフラット | オレンジ(-1.5度) |
旧カラーコードからの移行
- 古いクラブを使っている場合
旧モデルを使っている場合は、新しいカラーコードと互換性があるかを確認することが重要です。 - ライ角を変更する際の注意点
PINGのクラブはモデルごとに異なる特性を持っており、同じカラーコードでもクラブヘッドの設計により打ち出し角が変わる可能性があります。
ライ角調整どこで
PINGのライ角を調整するには、適切な場所を選ぶことが重要です。PING正規代理店や専門のフィッティング施設で調整を行うことで、正確なライ角に合わせることができます。
PING正規代理店での調整
PINGの正規代理店では、専用の機器を使用してクラブのライ角調整が可能です。メーカー推奨の基準で調整されるため、最も信頼性の高い方法です。
- PINGフィッティングセンター
全国のPINGフィッティングセンターでは、最新の測定器を使ってフィッティングを行い、最適なライ角に調整してくれます。 - PINGの公式ストア
PING公式ストアでもライ角調整が可能な場合があります。特に新しいクラブを購入する際に、適正なライ角で組み立ててもらうことができます。
ゴルフショップでの調整
一般のゴルフショップでもライ角調整を行っている店舗があります。PINGの純正機器がある店舗では、より正確な調整が期待できます。
調整場所 | メリット | デメリット |
---|---|---|
PINGフィッティングセンター | メーカー純正調整、精度が高い | 店舗数が限られる |
PING公式ストア | 購入時に調整可能 | 予約が必要な場合あり |
一般のゴルフショップ | 気軽に調整可能 | PING専用機器がない場合がある |
自分で調整するのはNG?
PINGのクラブは特殊なホーゼル設計になっており、DIYでのライ角調整は推奨されていません。正確な調整を行うためには、必ず専門店に依頼しましょう。
PINGライ角身長まとめ
PINGのライ角調整は、ゴルファーの身長やスイングの特性に大きく影響を与えます。本記事で解説したポイントをまとめると以下のようになります。
まとめポイント
- PINGのライ角はカラーコードで決定される
- 標準ライ角は「ブラック」
- 身長や手首から地面までの距離により最適なライ角が異なる
- ライ角調整はPINGのフィッティングセンターやゴルフショップで可能
- メーカー純正のフィッティングを受けるのが理想的
- 最新のカラーコードと旧カラーコードには違いがある
- 旧モデルを使用している場合は互換性に注意
- ライ角が合っていないとミスショットの原因になる
- 正確な測定を行い、適切なライ角に調整することが大切
PINGのクラブを最大限に活かすためには、適切なライ角を見極めることが重要です。特に、PINGのフィッティングシステムを活用することで、より自分に合ったクラブを選ぶことができるでしょう。