
キャロウェイのエピックシリーズは、革新的なテクノロジーを採用したクラブで、多くのゴルファーから支持されています。
特に「スピード」と「マックス」のモデルはそれぞれ異なる特徴を持ち、カチャカチャやスリーブ、ウェイトの調整機能によって、自分に合ったパフォーマンスを引き出すことが可能です。
本記事では、「キャロウェイエピック 調整 方法」にフォーカスし、各種設定の方法を徹底的に解説します。
記事の内容一覧
- キャロウェイエピックスピードとマックスとは
- カチャカチャの効果
- スリーブの調整方法(合わせ方)
- ユーティリティのスリーブ
- ドライバーのスリーブ
- キャロウェイエピックスピードとエピックマックスドライバーのライ角ロフト角の調整方法
- キャロウェイのライ角調整は何度まで可能?
- ウェイト調整方法
- テーラーメイドの調整方法
- キャロウェイエピック調整方法まとめ
目次
キャロウェイエピック調整の魅力と概要

キャロウェイのエピックシリーズは、調整機能によってあらゆるゴルファーのニーズに応える設計となっています。「スピード」と「マックス」の特性の違いや、スリーブやウェイトを使った調整方法を学ぶことで、飛距離や方向性を劇的に改善することが可能です。これから各項目を詳しく説明していきます。
キャロウェイエピックスピードとマックスとは
キャロウェイエピックには、「スピード」と「マックス」の2つのモデルが存在し、それぞれ異なるプレースタイルに対応しています。
- エピックスピード
- ヘッドスピードを最大化するために設計されたモデル。
- 空気抵抗を減らすエアロダイナミクス設計により、飛距離を追求するゴルファーに最適。
- 中・上級者向け。
- エピックマックス
- 許容性を重視し、ミスショットを減らす設計。
- 重心が深いため、方向性と安定性が向上。
- 初心者から幅広いゴルファーに適している。
どちらのモデルを選ぶかは、プレースタイルや求める結果によって変わります。飛距離を重視するなら「スピード」、安定性や許容性を求めるなら「マックス」がおすすめです。
仕様項目 | エピックスピード | エピックマックス |
---|---|---|
ヘッド体積 | 460cc | 460cc |
ロフト角 | 9°、10.5° | 9°、10.5°、12° |
ライ角 | 57.0° | 58.0° |
長さ | 45.75インチ | 45.75インチ |
スイングウェイト | D2 | D2 |
調整機能 | ロフト±1°、ライ角±2° | ロフト±1°、ライ角±2° |
重心調整 | なし | スライド式ウェイト搭載 |
ヘッド形状 | トライアクシャル・カーボンクラウン | トライアクシャル・カーボンクラウン |
フェース素材 | A.I.設計FLASHフェースSS21 | A.I.設計FLASHフェースSS21 |
シャフトオプション | 純正およびカスタムシャフト | 純正およびカスタムシャフト |
これらの仕様により、エピックスピードは低スピンで直進性の高い弾道を、エピックマックスは高い許容性と調整機能による弾道コントロールを提供します。
詳細については、キャロウェイ公式サイトをご参照ください。

カチャカチャの効果
キャロウェイの「カチャカチャ」とは、クラブヘッドとシャフトの接続部に搭載された調整機構のことを指します。この機能を活用することで、クラブを自分のスイングスタイルやプレー条件に合わせることが可能です。
- ロフト角の調整
- 弾道の高さをコントロールできる。
- 高弾道を目指す場合はロフト角を増加、低弾道なら減少。
- ライ角の調整
- フェースの向きを変えることで方向性を改善。
- フェードやドローを打ち分けられる。
- 適切なフィッティングの実現
- スイング特性に合わせた微調整で、一貫性のあるショットを実現。
特にドライバーやフェアウェイウッドでの利用が多く、ラウンド中でも素早く調整できる利便性が魅力です。
スリーブの調整方法(合わせ方)
キャロウェイエピックのスリーブは、簡単な操作でロフト角やライ角を調整できるように設計されています。その手順は以下の通りです。

- シャフトの取り外し
専用のトルクレンチを使用し、スリーブ部分のネジを緩めてシャフトを外します。
この際、ネジが外れないように注意が必要です。
- 調整位置の選択
スリーブには「+1」「-1」などの表示があり、これを基準に希望のロフト角を選択します。
また、「N(ニュートラル)」「D(ドロー)」の設定で方向性も調整可能。
- シャフトの再装着
調整が完了したら、再度トルクレンチを使い、しっかりと固定します。
クリック音がするまで締めることで、安全性を確保。
この調整機能を使うことで、自分に最適な弾道やスピン量を追求できます。
ユーティリティのスリーブ
キャロウェイのユーティリティクラブもスリーブ調整機能が搭載されています。これにより、アプローチやフェアウェイでのショットをより正確に調整可能です。
- ロフト角の調整
- 特に飛距離のギャップを埋めるために有効。
- 例えば、4番ユーティリティを3番や5番に近づける調整が可能。
- ライ角の調整
- グリーンを狙うショットでの方向性を改善。
- 左右のブレを抑えやすくなる。
この機能を活用することで、クラブ間の距離や精度のギャップを効率的に埋めることができます。
ドライバーのスリーブ
ドライバーにおいてスリーブ調整は、弾道や方向性に大きな影響を与えます。
- ロフト角調整の効果
- +2度から-1度まで変更可能。
- 高弾道を求める場合はロフトを上げ、低弾道でスピン量を抑えたい場合は下げます。
- ライ角調整の効果
- ドロー設定では左に、フェード設定では右にボールが曲がりやすくなる。
これらの調整を駆使することで、個々のプレースタイルに合わせた弾道の最適化が可能です。
続きます。
キャロウェイエピックスピードとエピックマックスドライバーのライ角ロフト角の調整方法

キャロウェイのエピックスピードとエピックマックスのドライバーには、独自のスリーブシステムが搭載されており、ライ角やロフト角を調整することでスイングスタイルに合わせた弾道を作り出せます。以下の手順で調整が可能です。
- ライ角の調整
- スリーブの「N(ニュートラル)」設定は標準的なライ角、「D(ドロー)」設定はフェースを左に閉じる調整です。
- これにより、右へのスライスを抑える効果が期待できます。
- ロフト角の調整
- ロフト角は「+2°」から「-1°」までの範囲で調整可能。
- 高弾道を求める場合はロフトを増加させ、低弾道でスピン量を減らしたい場合は減少させます。
- 調整の具体例
- フェアウェイを狙うショットでのスライスを防ぐ場合、ライ角を「D」、ロフト角を「+1°」に設定。
- 飛距離を最大化したい場合、ライ角を「N」、ロフト角を「-1°」に設定。
これらの調整を行うことで、ゴルファーそれぞれの課題に対応した弾道を実現できます。
手順 | 説明 |
---|---|
1. | トルクレンチを使ってホーゼルのネジを反時計回りに回し、ヘッドとシャフトを分離します。 |
2. | ホーゼルに刻印された「N」(ニュートラル)と「D」(ドロー)の位置を確認します。 |
3. | ホーゼルの上部リングと下部リングを回転させ、希望するライ角に調整します。 – 「N」:標準ライ角(ニュートラル) – 「D」:アップライト(ドロー) |
4. | シャフトとヘッドを再度組み立て、トルクレンチでネジを締めて固定します。 |
渡辺コーチ公式Youtube
キャロウェイのライ角調整は何度まで可能?
キャロウェイエピックシリーズのライ角調整は、非常に柔軟性が高い設計となっています。以下にその範囲と特性を解説します。
- 調整範囲
- 標準設定から「±1°」程度の範囲で調整可能です。
- フェースアングルを変更することで、ボールの初速と方向性が劇的に変わります。
- 調整のポイント
- フェードやドローの弾道を作り出すためには、ライ角を適切に調整することが重要です。
- ライ角を調整しすぎると、スピン量や方向性が大きく変化する可能性があるため、慎重に設定する必要があります。
- 適切な設定の見つけ方
- 自宅の練習場やフィッティングショップで計測を行い、最適な角度を見つけることをおすすめします。
ライ角調整は方向性の改善だけでなく、弾道の高さにも影響するため、最適な設定を見つけることがプレーの安定性に直結します。
ウェイト調整方法
キャロウェイエピックシリーズでは、クラブヘッドのウェイトを調整することで、弾道の特性やスピン量を変えることができます。この機能をうまく活用することで、より理想的なショットを実現できます。
- 調整可能な部位
- クラブヘッドのヒール側やトウ側に取り付けられたウェイトを交換可能。
- 標準では軽いウェイトと重いウェイトが付属。
- ウェイト調整の効果
- ヒール側に重いウェイトを配置:ドロー弾道が出やすくなる。
- トウ側に重いウェイトを配置:フェード弾道が出やすくなる。
- 中央に配置:ニュートラルな弾道で安定性を追求。
- 調整の手順
- 専用レンチを使ってウェイトを取り外します。
- 必要に応じて異なる重さのウェイトに交換します。
- しっかりと固定して調整完了。
ウェイト調整は簡単に行えるため、ラウンド前や練習場での試行錯誤を通じて最適な設定を見つけてください。
テーラーメイドの調整方法
キャロウェイエピックと同様に、テーラーメイドのクラブも高度な調整機能を搭載しています。ここでは、キャロウェイとの違いや類似点について解説します。
- スリーブ調整の違い
- テーラーメイドは「スリーブシステム」ではなく、「ロフトスリーブ」を採用。
- キャロウェイと同様にロフト角やライ角を調整可能ですが、調整範囲はモデルによって異なります。
- ウェイト調整の違い
- テーラーメイドでは、クラブフェースの前後に配置された「ムーバブルウェイト」が特徴。
- スピン量を大幅に変更できる点でキャロウェイと異なります。
- 選択のポイント
- キャロウェイは弾道の高さや方向性の調整に優れる一方、テーラーメイドはスピン量のコントロールに長けています。
- 自分のプレースタイルに合わせて選ぶことが重要です。

キャロウェイエピック調整方法まとめ
キャロウェイエピックシリーズの調整方法を詳しく解説してきましたが、以下のポイントを押さえることでクラブ性能を最大限に活用できます。
- ロフト角とライ角の調整
- 弾道の高さと方向性をカスタマイズ可能。
- スリーブとウェイトの活用
- 自分に合った弾道特性を見つけることが可能。
- テーラーメイドとの比較
- 他ブランドとの特性を理解し、最適な選択を。
これらの調整機能を正しく利用することで、飛距離や精度を大幅に向上させることができます。ぜひこの記事を参考に、キャロウェイエピックのポテンシャルを最大限に引き出してください。
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