
テーラーメイドのスリーブポジションは、ロフトやライ角を調整できる便利な機能ですが、調整方法や適切な設定を理解していないと、思うような弾道が得られません。
本記事では、スリーブの基本的な調整方法やポジションごとの違い、STD LOFTの意味、適正なライ角の選び方などを詳しく解説します。
スリーブの再利用や互換性についても触れながら、テーラーメイドの可変スリーブを最大限に活用するための知識を提供します。
記事の内容一覧
- テーラーメイドスリーブ調整方法
- 左右で違うのか
- 335と350の違い
- STD LOFTとは
- テーラーメイドのスリーブポジション
- 適正なライ角
- ロフトが一度違うと
- SIM2とステルス2の違い
- スリーブ再利用
- 可変スリーブ
- テーラーメイドスリーブポジションまとめ
目次
テーラーメイドスリーブポジションの基本と調整のポイント
テーラーメイドのスリーブポジションを正しく理解することで、最適な弾道を得られます。
本記事では、調整方法の基本から左右の違い、スリーブ径の違い、STD LOFTの意味などを解説します。また、適正なライ角の選び方や、ロフトの違いが弾道に与える影響についても詳しく掘り下げます。
さらに、SIM2とステルス2のスリーブの互換性、スリーブの再利用の可否、可変スリーブの活用方法まで幅広く解説し、最適なポジション設定のヒントを提供します。
テーラーメイドスリーブ調整方法

テーラーメイドのスリーブは、ロフトやライ角を調整するために開発された可変ホーゼル機能を備えています。適切に調整することで、スライスやフックの軽減、適切な弾道の調整が可能です。
スリーブ調整の基本
テーラーメイドのスリーブには、12通りの調整ポジションがあります。各ポジションごとにロフト角とライ角が異なり、プレイヤーのスイングに合わせた最適な設定を見つけることができます。
- ロフト調整: 標準ロフトから±2°の範囲で調整可能。
- ライ角調整: フラット・アップライトの調整が可能。
- 弾道調整: ロフトを増やすと高弾道、減らすと低弾道になる。
スリーブ調整の手順
- シャフトを抜く: 専用のトルクレンチを使用してヘッドを取り外す。
- スリーブのポジションを確認: スリーブには設定ごとのマークが刻印されている。
- 適切なポジションに合わせる: 設定を選んでヘッドを装着する。
- トルクレンチで締める: 「カチッ」と音がするまでしっかり締める。
左右で違うのか
テーラーメイドのスリーブポジションは、右打ち用と左打ち用で違いがあるのか気になる人も多いでしょう。基本的には右打ち用と左打ち用で同じ構造ですが、一部のポイントで違いが生じることがあります。
右打ち用と左打ち用のスリーブの違い
テーラーメイドのスリーブは、一般的に右打ち用(RH)と左打ち用(LH)で同じ設計が採用されています。しかし、調整の際にロフトやライ角の変化の影響が左右で異なる場合があります。
- ロフト調整の影響:
右打ち用と左打ち用のスリーブは、ロフトを増減する際の方向が同じです。しかし、ボールの打ち出し角度やスピン量が、スイング軌道によって異なる影響を受ける可能性があります。 - ライ角調整の影響:
フラットなライ角に調整すると、右打ちではフェード傾向、左打ちではドロー傾向になりやすい傾向があります。
スリーブ調整時の注意点
右打ち・左打ちのどちらのゴルファーも、スリーブの調整による影響を正しく理解しておくことが重要です。
- フェースアングルの違い:
ロフトを増やすとフェースがクローズになりやすく、減らすとオープンになりやすい。これは左右どちらのゴルファーにも共通ですが、スイングの特徴によって影響が変わります。 - 適切なロフト選び:
右打ち・左打ちでロフトの増減が同じように影響を及ぼすとは限らないため、実際に試しながら調整することが推奨されます。
335と350の違い
テーラーメイドのスリーブには、「335」と「350」という規格があります。この数値はスリーブの内径を表しており、シャフトとの互換性に関わる重要な要素です。間違ったサイズのスリーブを選ぶと、シャフトが正しく装着できないため、注意が必要です。
335スリーブとは
「335」は、スリーブの内径が0.335インチ(約8.51mm)のタイプを指します。これは一般的なドライバーやフェアウェイウッドに採用される標準的なサイズで、多くのゴルフクラブに適合します。
- 特徴:
- 現在のテーラーメイドのドライバー(SIMシリーズ、ステルスシリーズなど)で採用
- 軽量でスイング時の操作性が良い
- 多くのカスタムシャフトと互換性がある
350スリーブとは
「350」は、スリーブの内径が0.350インチ(約8.89mm)のタイプを指します。これは過去に主流だったサイズですが、現在ではほとんど使われなくなっています。
- 特徴:
- 旧モデル(R7シリーズや初期のバーナーシリーズなど)に採用
- 335よりも内径が広いため、対応シャフトが限られる
- 現行モデルのスリーブとは互換性がないことが多い
335と350の互換性
基本的に、335スリーブと350スリーブは互換性がありません。335インチのシャフトに350のスリーブを装着すると、ガタつきが生じてしまい正しく使用できません。また、350インチのシャフトに335のスリーブを無理に装着することもできません。
スリーブ選びのポイント
テーラーメイドのスリーブを交換する際は、必ず自分のクラブに適したスリーブ径を確認することが重要です。特に中古市場でスリーブ付きのシャフトを購入する場合、間違ったサイズを選ぶと使用できないため注意しましょう。
STD LOFTとは

テーラーメイドのスリーブには「STD LOFT」という表記があり、これはスリーブ調整の基準となるロフト角を指します。STD LOFTを理解することで、適切な弾道調整が可能になります。
STD LOFTの基本
「STD LOFT」はクラブの標準ロフト角を示すポジションであり、スリーブ調整を行わない状態を指します。例えば、ロフト9.0°のドライバーで「STD LOFT」に設定すると、そのまま9.0°の状態になります。
- STD LOFTの意味: スリーブ調整の基準ロフト角
- どのクラブにも設定がある: ドライバー、フェアウェイウッド、レスキューなど
STD LOFTとロフト調整
テーラーメイドの可変スリーブは、STD LOFTを基準にしてロフトを増減させる仕組みになっています。
以下のような調整が可能です。
設定 | ロフト変化 | フェースアングル |
---|---|---|
STD LOFT | 基準ロフト | 通常 |
+2° | 標準より+2° | クローズ |
+1° | 標準より+1° | ややクローズ |
-1° | 標準より-1° | ややオープン |
-2° | 標準より-2° | オープン |
ロフトを増やすと弾道が高くなり、フェースがクローズ気味になります。逆にロフトを減らすと弾道は低くなり、フェースはオープン気味になります。
STD LOFTの使い方
STD LOFTを基準として、スイングの癖や求める弾道に応じて調整することがポイントです。
- 高弾道を求める場合:
ロフトを+1°または+2°に設定すると打ち出し角が高くなり、キャリーが伸びやすくなります。 - 低弾道を求める場合:
ロフトを-1°または-2°に設定すると強いライナー性の弾道になります。 - スライスを軽減したい場合:
フェースがクローズになる+ロフト設定を活用すると、スライスが軽減されやすくなります。 - フックを軽減したい場合:
逆にフェースがオープンになる-ロフト設定を試すと、フックを抑えられることがあります。
テーラーメイドのスリーブポジション
テーラーメイドのスリーブには、ロフト角とライ角を調整するための複数のポジションが用意されています。適切なスリーブポジションを選ぶことで、弾道やスピン量をコントロールし、自分に合った最適なセッティングが可能になります。
スリーブポジションの種類
テーラーメイドのスリーブは12通りの調整ポジションがあり、ロフトとライ角を変えることができます。基本的なポジションの意味は以下の通りです。
ポジション | ロフト変化 | ライ角変化 | フェースアングル |
---|---|---|---|
STD LOFT | ±0° | 通常 | 通常 |
HIGHER | +2° | アップライト | クローズ |
LOWER | -2° | フラット | オープン |
UPRIGHT | ±0° | アップライト | 通常 |
- HIGHER(ロフト増加):
ロフトを増やすことで高弾道になり、バックスピン量が増加します。スライスを抑えたい場合にも有効です。 - LOWER(ロフト減少):
ロフトを減らすことで低弾道になり、ランが出やすくなります。風の影響を受けにくい弾道を作るのに適しています。 - UPRIGHT(アップライト):
ライ角をアップライトにすることで、つかまりが良くなり、ドロー系の弾道を打ちやすくなります。
スリーブポジションの選び方
スイングの特徴や弾道の傾向に応じて、適切なポジションを選ぶことが重要です。
- スライスが多い場合: HIGHERまたはUPRIGHTポジションを試す。
- フックが多い場合: LOWERポジションでフェースアングルをオープンにする。
- 高弾道を求める場合: HIGHERポジションでロフトを増やす。
- 低弾道を求める場合: LOWERポジションでロフトを減らす。
適正なライ角

ライ角はクラブのヘッドが地面と接する際の角度を指し、適正なライ角に調整することで方向性や弾道の安定性が向上します。テーラーメイドのスリーブを調整する際には、ライ角の影響を理解し、自分に合った設定を見つけることが重要です。
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ライ角の基本
ライ角が適正でないと、以下のようなミスショットの原因になります。
- ライ角がアップライト(角度が大きい)
- ヒール側が浮き、ボールが左に飛びやすくなる(フック系)
- つかまりが良くなり、スライスを軽減できる
- 身長が高いプレーヤーやフック防止が必要な人向け
- ライ角がフラット(角度が小さい)
- トゥ側が浮き、ボールが右に飛びやすくなる(フェード系)
- 球がつかまりにくくなるため、フックしやすい人に有効
- 身長が低いプレーヤーや、スライスを抑えたい人向け
テーラーメイドのスリーブ調整では、アップライト(UPRIGHT)ポジションにするとライ角が大きくなり、STDやLOWERポジションではフラットな状態になります。
ライ角の調整方法
テーラーメイドのスリーブを使うことで、ライ角を調整できます。
設定 | ライ角の変化 | 弾道の影響 |
---|---|---|
STD LOFT | 標準 | 通常 |
UPRIGHT | アップライト | つかまりが良くなる(ドロー系) |
LOWER | フラット | つかまりにくくなる(フェード系) |
適正なライ角の見つけ方
適正なライ角はスイングや身長、弾道の傾向によって異なります。ライ角が合っていないと、ミスショットが増えるため注意が必要です。
1. 自分の弾道を確認する
- スライスが多い場合 → UPRIGHT設定でつかまりをよくする
- フックが多い場合 → LOWER設定でつかまりを抑える
2. 身長とスイング軌道を考慮する
- 身長が高い人 → UPRIGHT設定が適しやすい
- 身長が低い人 → LOWER設定が適しやすい
3. 実際に打って調整する
ライ角の影響は人それぞれ異なるため、試打をしながら適正なライ角を見つけることが重要です。
ロフトが一度違うと
ロフト角はショットの打ち出し角度やスピン量に大きく影響を与えます。テーラーメイドのスリーブ調整ではロフトを±2°の範囲で変更できますが、「1°違うだけでどれほどの影響があるのか?」を理解することが重要です。
ロフトが1°変わるとどうなるか?
ロフト角を調整すると、以下のような影響が生じます。
ロフト変更 | 弾道の影響 | スピン量の変化 | キャリーの影響 |
---|---|---|---|
+1°(増加) | 高弾道 | スピン量が増加 | キャリーが増える |
-1°(減少) | 低弾道 | スピン量が減少 | キャリーが減る |
1°の違いでも、ショットの打ち出し角度やスピン量に影響を与え、飛距離や弾道の高さが変化します。
ロフト増加(+1°・+2°)の影響
ロフトを増やす(+1°・+2°)ことで、以下の効果が得られます。
- 高弾道になる → キャリーが伸びやすく、グリーンで止まりやすい
- スピン量が増える → バックスピンが多くかかるため、ボールが上がりやすい
- フェースアングルがクローズになる → スライスが抑えられる
この設定はボールを上げたい人やスピンを増やしたい人におすすめです。
ロフト減少(-1°・-2°)の影響
ロフトを減らす(-1°・-2°)ことで、以下の効果が得られます。
- 低弾道になる → 風の影響を受けにくく、強いライナー性の弾道になる
- スピン量が減る → バックスピンが減るため、ランが出やすくなる
- フェースアングルがオープンになる → フックを抑えやすい
この設定は低弾道でランを出したい人や、スピン量を抑えたい人に適しています。
どのロフト設定を選ぶべきか?
適正なロフトはスイングの特徴や求める弾道によって異なります。
1. キャリーを伸ばしたい場合
- 高弾道を求めるなら +1°または+2°
- 低弾道が必要なら -1°または-2°
2. 風の影響を受けやすい場合
- 風の強い日は -1°または-2°
- 逆風では +1°または+2° でスピン量を増やす
3. スライス・フックを調整したい場合
- スライスを軽減したい → ロフトを +1°または+2°
- フックを軽減したい → ロフトを -1°または-2°
1°の違いが飛距離や方向性に大きく影響を与えるため、試打を重ねながら最適な設定を見つけることが重要です。
SIM2とステルス2の違い
テーラーメイドの人気ドライバー「SIM2」と「ステルス2」には、いくつかの重要な違いがあります。特にヘッド素材やスリーブポジションの互換性、弾道特性に注目することで、自分に合ったモデルを選ぶことができます。
1. ヘッド素材の違い
SIM2とステルス2では、使用されている素材に大きな違いがあります。
モデル | フェース素材 | 特徴 |
---|---|---|
SIM2 | チタン | 伝統的な打感、弾き感が強い |
ステルス2 | カーボン | 軽量で高初速、スイートスポットが広い |
SIM2(チタンフェース)
SIM2はチタンフェースを採用しており、伝統的なドライバーのフィーリングを好むゴルファー向けです。
- 弾き感が強く、しっかりした打感
- ヘッドの剛性が高く、低スピンの弾道を打ちやすい
- ヘッド重量がやや重めで安定感がある
ステルス2(カーボンフェース)
ステルス2は60層カーボンフェースを採用し、軽量化によってスイートスポットを拡大。
- フェースの反発力が高く、高初速を実現
- 軽量化によりスイングスピードが向上
- スピン量がやや多めで高弾道になりやすい
2. スリーブポジションの互換性
SIM2とステルス2はどちらもテーラーメイドの可変スリーブを採用しています。
そのため、SIM2用のスリーブはステルス2でも使用可能です。
スリーブ互換性 | SIM2 | ステルス2 |
---|---|---|
335スリーブ | ○ | ○ |
350スリーブ | × | × |
ただし、旧モデル(Mシリーズ以前)とはスリーブが異なるため、互換性はありません。
3. 弾道特性の違い
それぞれのモデルには、適したプレースタイルがあります。
モデル | 弾道傾向 | 適したプレイヤー |
---|---|---|
SIM2 | 低スピン・強弾道 | 叩いて飛ばしたい人 |
ステルス2 | 高弾道・ややスピン多め | キャリーを重視する人 |
- SIM2: 低スピン・強弾道でランを活かした飛距離が出やすい。
- ステルス2: カーボンフェースの効果で高弾道になりやすく、キャリーを伸ばせる。
どちらを選ぶべきか?
- 低スピンで飛ばしたいなら「SIM2」
- 高弾道でキャリーを伸ばしたいなら「ステルス2」
- スリーブ互換性があるため、シャフトを流用したい人はどちらも選択可能
スリーブ再利用
テーラーメイドのスリーブは、シャフトの交換や調整を行う際に再利用が可能です。ただし、正しく取り外し・取り付けを行わないと、性能に影響を与える可能性があります。ここでは、スリーブの再利用方法や注意点について詳しく解説します。
1. スリーブの再利用は可能か?
テーラーメイドのスリーブは同じ335スリーブ規格であれば、複数のドライバーやフェアウェイウッドで再利用可能です。
ただし、以下の点に注意する必要があります。
再利用の可否 | 可能な場合 | 不可能な場合 |
---|---|---|
スリーブの状態 | ひび割れや摩耗がない | 破損・変形している |
互換性 | 335スリーブ内での交換 | 350スリーブには非対応 |
取り外し方法 | ヒートガンを使用 | 無理に引っ張る |
- 正しく取り外せば、シャフトを交換して再利用できる
- スリーブの損傷や摩耗がある場合は、新品に交換が必要
- テーラーメイド純正スリーブを使用することで、安全に再利用が可能
2. スリーブの取り外し・取り付け手順
スリーブの取り外し
- ヒートガンで接着剤を温める(約100~150℃で30秒~1分程度)
- スリーブを固定しながらシャフトを回転させる
- ゆっくり引き抜く(無理に引っ張るとシャフトが破損する可能性あり)
スリーブの取り付け
- スリーブの内側とシャフトの接着面をきれいにする
- エポキシ系接着剤を均一に塗布
- スリーブをシャフトに挿入し、余分な接着剤を拭き取る
- 24時間以上放置し、完全に硬化させる
3. スリーブ再利用時の注意点
スリーブを再利用する際には、以下のポイントを必ずチェックしてください。
① スリーブの傷や摩耗
スリーブの溝やロフト調整の刻印が摩耗している場合、調整が正常に行えないことがあります。
摩耗が激しい場合は新品のスリーブに交換するのがおすすめです。
② 接着剤の選択
スリーブとシャフトを接着する際には、必ずエポキシ系接着剤を使用してください。瞬間接着剤などは振動で剥がれる可能性があるためNGです。
③ 取り外し時の温度管理
ヒートガンの温度が高すぎると、シャフトのカーボン繊維がダメージを受けることがあります。
加熱しすぎないように注意し、適切な温度で作業を行うことが重要です。
4. スリーブを再利用するメリット
スリーブを再利用することで、以下のメリットがあります。
- 異なるヘッドに同じシャフトを使える
- シャフトの買い替えコストを削減できる
- スリーブ調整機能を最大限活用できる
特に、同じシャフトを使い回したい場合や、ヘッドを試しながら最適な組み合わせを見つけたい場合に、スリーブの再利用は非常に便利です。
可変スリーブ
テーラーメイドのドライバーやフェアウェイウッドには、可変スリーブが採用されており、ロフトやライ角を簡単に調整できます。この可変スリーブを理解し、適切に活用することで、自分に最適な弾道を得ることができます。
1. 可変スリーブとは?
可変スリーブは、シャフトとヘッドの接合部分に取り付けられた調整機構のことです。
テーラーメイドのスリーブには、12段階のポジションがあり、ロフト角とライ角を調整可能です。
調整項目 | 変更範囲 |
---|---|
ロフト角 | ±2° |
ライ角 | 標準(STD) / アップライト(UPRIGHT) |
この可変スリーブを回転させることで、スイングに合わせた最適な角度を設定できます。
2. 可変スリーブの設定方法
可変スリーブを調整するには、専用のトルクレンチを使用します。
調整手順
- トルクレンチでスリーブのネジを緩める
- スリーブの位置を変更し、希望のポジションにセット
- トルクレンチでネジを締める(「カチッ」と音がするまで)
この調整により、打ち出し角・スピン量・方向性を変更できます。
3. 可変スリーブの設定による弾道の変化
可変スリーブのポジションによって、弾道にどのような影響があるのかを理解しておくことが重要です。
設定 | ロフト角 | ライ角 | 弾道の変化 |
---|---|---|---|
LOWER | -2° | 標準 | 低弾道・スピン減少 |
STD LOFT | 0° | 標準 | 通常の弾道 |
HIGHER | +2° | 標準 | 高弾道・スピン増加 |
UPRIGHT | 0° | アップライト | 左に行きやすい(ドロー系) |
- LOWER(-2°) → 低弾道・スピン量減少
- HIGHER(+2°) → 高弾道・スピン量増加
- UPRIGHT(標準ロフト + ライ角アップライト) → つかまりやすい弾道
4. 可変スリーブを使った最適な調整
① スライスを抑えたい場合
- ロフトを上げる(HIGHER) → スピンを増やし、つかまりを良くする
- UPRIGHTポジションに設定 → ヘッドのトゥ側が下がり、ボールがつかまりやすくなる
② フックを防ぎたい場合
- LOWERポジションに設定 → ロフトを立てることで、フックのリスクを軽減
- 標準ライ角(STD LOFT)を使用 → ライ角の影響を最小限に抑える
③ 風に強い弾道を打ちたい場合
- LOWERポジションに設定 → 低スピン・低弾道で風の影響を受けにくくする
④ キャリーを伸ばしたい場合
- HIGHERポジションに設定 → 高弾道・スピン増加でキャリーを最大化
5. 可変スリーブを活用するメリット
可変スリーブを適切に調整することで、自分のスイングやコースコンディションに合わせた最適なセッティングが可能になります。
主なメリット
- ロフトやライ角を変更でき、1本のクラブで複数の弾道調整が可能
- スライス・フックの修正に役立つ
- 風の影響を考慮して弾道を調整できる
- スリーブを交換すればシャフトの変更も容易
可変スリーブを理解し、正しく活用することで、より安定したショットが打てるようになります。
テーラーメイドスリーブポジションまとめ
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テーラーメイドのスリーブポジションを理解し、適切に活用することで、弾道の調整や球筋のコントロールが可能になります。ここまで解説してきた内容を振り返りながら、重要なポイントをまとめます。
1. テーラーメイドスリーブの基本
- ロフト角を±2°まで調整可能
- ライ角は「標準(STD)」と「アップライト(UPRIGHT)」の2種類
- 12通りのポジションがあり、打ち出し角やスピン量を調整できる
2. 各スリーブポジションの特徴
テーラーメイドの可変スリーブには、ロフト角とライ角を調整するためのポジションが用意されています。
ポジション | ロフト角の変化 | ライ角 | 弾道の特徴 |
---|---|---|---|
LOWER | -2° | 標準 | 低弾道・スピン減少 |
STD LOFT | 0° | 標準 | 通常の弾道 |
HIGHER | +2° | 標準 | 高弾道・スピン増加 |
UPRIGHT | 0° | アップライト | 左に行きやすい(ドロー系) |
3. スリーブ調整の活用例
① スライスを抑えたい場合
- UPRIGHTポジションに設定(ライ角をアップライトにする)
- ロフトを増やす(HIGHER設定) → ボールのつかまりを良くする
② フックを防ぎたい場合
- LOWERポジションに設定(ロフトを立てる)
- 標準ライ角(STD LOFT)を使用 → つかまりを抑える
③ 低スピン・強弾道を打ちたい場合
- LOWERポジションに設定 → 低スピン・低弾道でランを増やす
④ キャリーを最大化したい場合
- HIGHERポジションに設定 → 高弾道・スピン増加でキャリーを伸ばす
4. スリーブの互換性と再利用
- SIM2とステルス2はスリーブの互換性あり
- 335スリーブ規格なら他のモデルでも使用可能
- スリーブの再利用は可能だが、摩耗や変形に注意
- エポキシ系接着剤を使用して取り付ける
5. まとめ
テーラーメイドのスリーブポジションを適切に活用することで、自分に合った弾道を作り出すことが可能です。
- スライスやフックの矯正ができる
- ロフト調整で飛距離や弾道を最適化
- 風の影響を考慮したセッティングが可能
- スリーブを交換すればシャフトの変更も簡単
テーラーメイドの可変スリーブは、単なる調整機能ではなく、プレイヤーのスイングやコース戦略に合わせて弾道をコントロールするための重要なツールです。ぜひ活用して、自分に最適な設定を見つけてみてください!