
テーラーメイドのスリーブは、ゴルファーがクラブの性能を最大限に引き出すために重要な役割を果たします。
純正品と互換性の違いや、スリーブの種類や調整方法、交換工賃など、気になる情報を詳しくまとめました。
この記事を読めば、スリーブに関する疑問を一挙に解決できます。
記事の内容一覧
- テーラーメイドスリーブ互換性表
- 新旧違い
- スリーブ種類
- スリーブ純正品
- スリーブ交換工賃
- ゴルフパートナーシャフト
- スリーブ交換自分
- テーラーメイドスリーブ互換性sldr
- スリーブの335と350の違い
- スリーブは再利用
- スリーブは右用と左用で違う?
- US仕様と日本仕様の違いは?
- キャロウェイスリーブ互換性
- コブラスリーブ互換性ダークスピード
- テーラーメイドスリーブ純正違いまとめ
目次
テーラーメイドスリーブ純正と互換性の違い

テーラーメイドのスリーブには純正品と互換性のあるサードパーティ製品があります。それぞれに特徴があり、使用感や性能、価格に差が出ることがあります。以下では、純正品と互換品の具体的な違いについて解説します。
テーラーメイドスリーブ互換性表
テーラーメイドのスリーブは、モデルによって互換性が異なります。たとえば、古いモデルのスリーブが最新モデルに適合しないケースもあります。以下に代表的なモデルの互換性表を示します。
スリーブモデル | 対応クラブ | 備考 |
---|---|---|
SIMシリーズ | SIM、SIM2、ステルス | 新しい世代に対応 |
Mシリーズ | M1、M2、M3、M4 | 一部互換性あり |
SLDRシリーズ | SLDR 460、SLDR S | 互換性あり |
この表を参考に、自分のクラブに適したスリーブを選択してください。
新旧違い
テーラーメイドのスリーブには新型と旧型が存在します。例えば、MシリーズからSIMシリーズに移行する際、スリーブの形状や調整範囲に若干の違いがあります。新型スリーブでは調整の幅が広がり、より細かいセッティングが可能になっています。
- 旧型スリーブの特徴
- 調整範囲が狭い
- 一部の互換性が限定的
- 新型スリーブの特徴
- 調整範囲が広い
- 最新クラブとの互換性が高い
スリーブを購入する際は、クラブとの互換性を事前に確認することが大切です。
スリーブ種類
テーラーメイドのスリーブにはいくつかの種類があります。モデルや用途によって適したスリーブを選ぶ必要があります。
主な種類
- SIMシリーズ用スリーブ 最新モデル向けで、調整幅が広いのが特徴。
- SLDRシリーズ用スリーブ 旧モデルに対応し、調整範囲がやや狭い。
- ユニバーサルスリーブ 一部のサードパーティ製品が提供しており、複数モデルに適合。
クラブの性能を最大限に活かすため、純正スリーブを使用することを推奨します。
スリーブ純正品
純正スリーブと互換品にはいくつかの違いがあります。
純正スリーブのメリット
- クラブとのフィット感が高い
- 調整範囲が正確
- 耐久性が高い
互換スリーブのメリット
- コストが安い
- 複数モデルに適合する製品が多い
ただし、互換スリーブは調整がやや不安定になることがあるため、性能を重視する場合は純正品を選択しましょう。

スリーブ交換工賃
スリーブ交換には工賃が発生します。交換を依頼する場合、料金は店舗や作業内容によって異なります。
一般的な工賃の目安
- 純正スリーブ交換:3,000円〜5,000円 純正品を使用する場合、パーツ代が追加されることもあります。
- 互換スリーブ交換:2,000円〜3,000円 純正品より安価なケースが多いですが、耐久性や精度に注意が必要です。
- シャフト込み交換:5,000円〜10,000円 シャフト交換も含む場合、工賃が高くなる傾向があります。
工賃を節約する方法
- ゴルフショップでキャンペーンを利用する 一部店舗では期間限定で工賃無料や割引サービスを実施しています。
- スリーブ交換用キットを使用する DIYで交換する場合、工賃を節約できますが、作業には注意が必要です。
ゴルフパートナーシャフト
ゴルフパートナーでは、さまざまなシャフトとスリーブを取り扱っています。中古シャフトの取り付けや調整サービスも提供しているため、選択肢が広がります。
ゴルフパートナーでスリーブ交換を行うメリット
- 豊富な在庫
純正品や互換品、さらには希少なシャフトも見つかる可能性があります。 - プロのアドバイス
スリーブの互換性やクラブの相性について、専門スタッフがアドバイスしてくれます。 - 手頃な価格
他のショップよりも価格がリーズナブルなケースがあります。
注意点
スリーブの互換性やシャフトの状態を事前に確認することが重要です。特に中古品の場合、品質や耐久性に差が出る可能性があります。
スリーブ交換自分
スリーブ交換は、自分で行うことも可能です。ただし、正しい手順や工具を揃える必要があり、慎重な作業が求められます。
必要な工具と材料
- ヒートガンまたはドライヤー スリーブをシャフトから取り外す際に使用します。高温に注意しましょう。
- エポキシ接着剤 スリーブとシャフトをしっかり固定するために必要です。
- バイスとシャフトクランプ シャフトを固定し、作業を安定させるために使用します。
- ペーパータオルと溶剤 接着剤の余分な部分を拭き取る際に使用します。
手順
- スリーブの取り外し ヒートガンでスリーブを加熱し、接着剤を柔らかくします。その後、慎重にスリーブを引き抜きます。
- シャフトのクリーニング 古い接着剤を取り除き、シャフトを清潔にします。
- 新しいスリーブの取り付け エポキシ接着剤をスリーブの内側に塗り、シャフトにしっかりと装着します。接着剤が乾燥するまで24時間程度放置します。
自分で交換する際の注意点
- 作業中にシャフトを傷つけないよう、慎重に扱いましょう。
- 使用する接着剤は必ずゴルフ用のものを選んでください。
- DIYに不安がある場合は、専門店に依頼することをおすすめします。
テーラーメイドスリーブ互換性SLDR
SLDRシリーズのスリーブは、特定のモデルに対応しているため、互換性を理解しておくことが重要です。以下に、SLDRスリーブの特徴と注意点を解説します。
主な互換性
- 対応モデル
SLDR 460、SLDR S、SLDR Mini Driver
これらのクラブでスリーブを共有することが可能です。 - 他モデルとの互換性
一部のMシリーズやSIMシリーズには互換性がありません。
SLDRスリーブの特長
- 調整幅
ロフト角を±1.5度調整できる設計が特徴です。 - 軽量設計
SLDRの設計思想に基づき、スリーブ自体が軽量化されています。
購入時のポイント
SLDRスリーブを購入する際は、純正品か互換品かを確認しましょう。純正品は耐久性と精度が高い一方、互換品はコストを抑えることができます。ただし、性能を重視する場合は純正品の使用がおすすめです。
スリーブの335と350の違い
ゴルフスリーブには「335」と「350」という2つの異なるサイズがあります。これはスリーブに装着するシャフトの直径を指し、それぞれの特徴と互換性について理解しておくことが重要です。

335スリーブの特徴
- シャフト径
先端部分の外径が3.35mm(0.335インチ)のシャフトに対応しています。 - 主な使用モデル
テーラーメイドやキャロウェイをはじめ、多くのメーカーで採用されている標準的な規格です。 - 利点
軽量でスイングスピードを上げやすい仕様が多い。
350スリーブの特徴
- シャフト径
外径が3.50mm(0.350インチ)のシャフトに対応しています。 - 主な使用モデル
一部の旧モデルやヘッドが重い設計のドライバーで採用されることが多い。 - 利点
太さがあるため、安定感が高く感じられる場合があります。
両者の違いと互換性
- 335スリーブはより多くのクラブに対応しており、現在の主流規格です。
- 350スリーブは特定のモデルに限られており、クラブヘッドやシャフトの選択肢が少ない場合があります。
注意点
- シャフトを購入する際は、スリーブの規格を事前に確認してください。
- サイズが合わないスリーブを無理に使用すると、スイング性能が大きく損なわれる可能性があります。
- 専門店で相談し、自分のクラブやスイングに最適なサイズを選ぶことをおすすめします。
テーラーメイドスリーブ純正は再利用違い
スリーブは取り外して再利用することが可能ですが、いくつかの条件や注意点があります。以下に、再利用の方法と利点を詳しく解説します。
再利用の条件
- 状態の確認
スリーブにひび割れや変形がない場合に限り、再利用が可能です。 - 接着剤の残り
シャフトから外した際に残った接着剤を完全に取り除く必要があります。 - 純正品の場合
純正スリーブは高い精度を維持しやすいため、再利用に適しています。
再利用のメリット
- コスト削減
新しいスリーブを購入する必要がないため、費用を抑えられます。 - 調整の自由度
一度取り外しても、異なるシャフトやヘッドに取り付けることで幅広い調整が可能です。
再利用の手順
- スリーブを取り外す ヒートガンで加熱し、シャフトからスリーブを慎重に外します。
- スリーブを清掃する 古い接着剤を除去し、スリーブを清潔な状態に戻します。
- 新しいシャフトに取り付ける エポキシ接着剤を使用し、正確に装着します。
注意点
- スリーブの再利用は自己責任となるため、作業に不安がある場合は専門店での交換を検討してください。
- 再利用を繰り返すと、スリーブの劣化や耐久性の低下が生じる可能性があります。
スリーブは右用と左用で違う?
ゴルフクラブにおけるスリーブには、右利き用(右用)と左利き用(左用)の違いがあります。特にテーラーメイドなどの調整可能なスリーブを使用している場合、この違いを理解することは非常に重要です。
右用と左用の違い
- ロフト調整の向き
右用スリーブはロフトを増減する際、通常時計回りに回して調整します。一方、左用スリーブは逆方向に回して調整する仕様です。 - 刻印の向き
スリーブに記載されているロフトやライ角の調整刻印が右用と左用で逆方向に配置されています。 - 取り付けの互換性
右用のスリーブを左用のクラブヘッドに取り付けることは可能ですが、調整方向が異なるため、正しい設定が難しくなる場合があります。
左利き用クラブを使う際の注意点
- 左利き用クラブ専用のスリーブを選ぶことで、スムーズに調整が可能になります。
- 中古クラブを購入する際には、スリーブが右用か左用かを確認することが重要です。
スリーブ選びのポイント
- 純正スリーブを優先
純正品であれば、右用・左用ともに適切な調整ができ、安心して使用できます。 - 専門店での確認
スリーブの方向に不安がある場合は、専門店で取り付けてもらうと確実です。
実際に起こり得るトラブル
- 右用スリーブを左利き用クラブに装着して調整方向を誤ると、意図しない弾道特性になることがあります。
- 左利きの方が中古クラブを購入した際、右用スリーブが装着されている場合は交換を検討する必要があります。
US仕様と日本仕様の違いは?
ゴルフクラブにおいて、US仕様と日本仕様のスリーブにはいくつかの違いがあります。それらを把握することで、自分に合ったクラブを選ぶ際の参考になります。
US仕様と日本仕様の特徴
- ロフトとライ角の調整範囲
US仕様のスリーブは、調整範囲が広めに設定されていることが多く、より細かな調整が可能です。一方、日本仕様は初心者にも扱いやすいように調整範囲が狭くなっている場合があります。 - スリーブのサイズや互換性
同じモデル名でも、US仕様と日本仕様でスリーブの内径や外径がわずかに異なる場合があります。このため、US仕様のスリーブに日本仕様のシャフトを取り付ける際は注意が必要です。 - 重量とバランス
日本仕様のクラブは総じて軽量化されており、日本人の体格やスイング特性に合わせた設計が多いのに対し、US仕様は重量感があり、パワーヒッター向けの設計が多い傾向があります。
選び方のポイント
- 自分のスイングタイプや体格に応じて、日本仕様かUS仕様を選びましょう。
- 互換性を考慮する場合は、購入前にメーカーやショップに確認することをおすすめします。
注意点
- 両仕様間でのスリーブやシャフトの組み合わせを行う際、調整が適切に行えない可能性があるため、慎重な確認が必要です。
- オークションや中古市場でクラブを購入する際、US仕様か日本仕様かを見分けられる知識を持つことが重要です。
キャロウェイスリーブ互換性
キャロウェイのクラブスリーブにも互換性の問題があり、モデルや世代によって適合性が異なる場合があります。特にスリーブを交換する際には、適切な互換性を確認することが重要です。
キャロウェイスリーブの互換性一覧
キャロウェイのクラブスリーブは、多くのモデル間で互換性がありますが、一部例外があります。以下に、主な互換性のポイントを示します:
- EPICシリーズ
EPICシリーズ内のスリーブは互換性があるため、EPIC Flash、EPIC Speed、EPIC Maxなどで同じスリーブを使用可能です。 - ROGUEシリーズ
ROGUEシリーズも同じスリーブを使用していますが、EPICシリーズのスリーブとは互換性がありません。 - BIG BERTHAシリーズ
BIG BERTHA専用のスリーブは、他のシリーズとは互換性がない場合があります。 - MAVRIKシリーズ
MAVRIKシリーズは、ROGUEやEPICと同じスリーブを使用可能で、幅広い互換性を持っています。
注意点
- 純正スリーブの使用を推奨
キャロウェイ純正のスリーブを使用することで、調整機能の精度が保たれます。 - 中古クラブのスリーブ確認
中古クラブを購入する際には、互換性が正しいスリーブが装着されているか確認しましょう。
キャロウェイスリーブの交換
キャロウェイスリーブの交換は、専門店に依頼するのが安全です。非純正のスリーブを使用すると、互換性が合わずクラブ性能に悪影響を与える可能性があります。
コブラスリーブ互換性ダークスピード
コブラのスリーブにもモデル間で互換性が存在します。特に「ダークスピード」仕様については、独自設計が施されているため、注意が必要です。
コブラスリーブの互換性
- Fシリーズ
コブラのFシリーズ(F9、F8など)はスリーブ互換性がありますが、他のシリーズとの互換性はありません。 - KINGシリーズ
KINGシリーズ(RADSPEED、SZなど)のスリーブは互換性があり、調整可能です。 - ダークスピード仕様
ダークスピードモデルには専用スリーブが使用されており、他モデルとは互換性がない場合があります。
注意点
- 調整機能の違い
ダークスピード仕様のスリーブは、高い調整機能を持っていますが、取り扱いに慎重を期す必要があります。 - 純正品を使用する重要性
非純正スリーブは互換性に問題を生じることが多いため、純正品を選ぶことをおすすめします。
スリーブ交換の際のポイント
- ダークスピード仕様を含むコブラスリーブの交換は、専門知識が必要です。信頼できるゴルフショップに依頼することを推奨します。
テーラーメイドスリーブ純正違いまとめ
テーラーメイドのスリーブに関しては、純正品と非純正品、さらにはモデルごとの違いがいくつか存在します。正しいスリーブ選択をすることで、クラブのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。
純正品と非純正品の違い
- 品質の違い
純正スリーブは、テーラーメイドの設計基準に従って製造されているため、耐久性や精度が高いです。一方、非純正スリーブは性能が劣る場合があり、特に調整精度やフィッティングが不安定なことがあります。 - 調整精度
テーラーメイドの純正スリーブは、ロフトやライ角の調整が正確に行え、パフォーマンスが安定しています。非純正スリーブでは調整がうまくいかない場合があり、スリーブのロック機構が不安定になることがあります。 - 互換性の問題
純正スリーブは、特定のモデルに合わせて設計されていますが、非純正スリーブは互換性が限られるため、他のメーカーのシャフトとの組み合わせで問題が生じることがあります。
純正スリーブを使用する利点
- 安定した性能
純正スリーブを使用することで、クラブの性能が最適化され、安定した打球感と精度が得られます。 - 長期的な耐久性
純正スリーブはテーラーメイドの基準をクリアしており、長期間にわたって信頼性を発揮します。
交換時の注意点
スリーブ交換を行う際には、必ずモデルに合った純正スリーブを使用するようにしましょう。また、交換作業を自分で行う場合は、専門的な知識とツールが必要ですので、無理に自分で行うことは避け、プロに依頼することをおすすめします。
まとめ
テーラーメイドのスリーブは、モデルごとに違いがあるため、正確に互換性を確認することが重要です。特に純正スリーブは調整精度が高く、パフォーマンスが安定しているため、クラブの性能を最大限に引き出すためには欠かせません。交換を検討する場合は、専門店での作業をおすすめします。また、キャロウェイやコブラなど他メーカーとの互換性についても注意が必要で、非純正スリーブを使用する場合は慎重に選択しましょう。
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